かぼちゃの花の純情
美味しいチゲが幸せを呼ぶー。
料理を愛するヒロインのシンデレラ・サクセス・ストーリー。
美味しいチゲが幸せを呼ぶー。
料理を愛するヒロインのシンデレラ・サクセス・ストーリー
<日本初放送>※日本語字幕放送
■ 出演
ペ・ジョンオク(『鉄の王キム・スロ』『彼らが住む世界』)、イ・チョンア(『アクシデント・カップル』『いい奴、悪い奴、変な奴』)、チン・テヒョン(『天使の誘惑』『白い嘘』)
■ 演出
ペク・スチャン 『MY DREAM』
■ 脚本
ハ・チョンオク 『新若草物語』
■ 話題
頑張るヒロインのシンデレラストーリーはヒット間違い無し!
食品会社が舞台となる「華麗なる遺産」や貧しい家庭で生まれ努力してトップアナウンサーとなる「ガラスの城」など、不遇なヒロインシンデレラジャンルは大ヒット作が多数!さらに、NHK連続テレビ小説の「てっぱん」はお好み焼き、「ひまわり」は蕎麦など、めげずに頑張るヒロインに“食べ物”は欠かせないアイテム!食堂&食品会社を舞台にした本作はチゲを始め韓国料理が満載!ヒット作の法則にのって高回転間違い無し!!
最高視聴率15.4%!2011年最新イルイルドラマは王道のラブ&ホームコメディ
視聴率争いが激化する毎日ドラマはクオリティ良く高回転必至!
イルイルドラマとは?韓国KBS・MBC・SBSの3大放送局が土日を除いてのゴールデンタイムに毎日放送する30分枠のドラマ。各局が壮絶な視聴率争いを繰り広げるため、話のテンポも良く視聴者をひきつけ飽きさせない!!
ペ・ジョンオクのカリスマ性あふれる演技&人気上昇中の若手俳優に注目!
演技派女優として、「鉄の王キム・スロ」「彼らが住む世界」など韓流ファンであれば誰もが知っている存在。今回は子供を捨てた冷酷な女性実業家を熱演!「アクシデント・カップル」でファン・ジョンミョンの妹役を好演し、男性ファン急増中のイ・チョンアや大ヒット作「天使の誘惑」「白い嘘」で人気急上昇中のイケメン俳優チン・テヒョンが共演!
<エプコット資料より抜粋>
ドラマは人間の物語だ。
だからこそ、「人間のねじれた関係の中で生じる葛藤」から面白さを見出すのも競争力ある1つの方法ではある。だが、人間は見えず、ひねりにひねってこれ以上ひねられない歪んだ関係だけ残された干からびたドラマは問題がある。人間の本質を掘り下げるドラマの原点に戻りたい。
このドラマの軸は特別な能力はないが、
会う人すべてを愛せる心を持つヒロインのスンジョン。
困難な境遇に置かれても、幸せな未来への希望をあきらめない。素朴ながら人情味あふれる隣人が見守る中、夢と愛を育み、成功を収めるドラマであり、笑いあり涙ありの隣人の人生を愉快に描いた軽いタッチのヒューマンドラマである。
もう1つの軸は、恵まれない環境のせいで、
常識的な方法では世界の中心に近づけないと信じたジュンソン。
彼女は自分を愛した3人の男を裏切り、娘まで捨てながら出世の階段を上り詰める。だが、成功を目の前に、自分が捨てた娘スンジョンに足を引っ張られて、ひざまずいてしまう。彼女の歪んだ欲望と厳しい人生の審判を描いた、数奇な運命の物語でもある。
「かぼちゃの花の純情」は彼らの愛憎と許しを描いたドラマだ。
出演 : ペ・ジョンオク、イ・チョンア、チン・テヒョンほか
提供元 : SBS
話数 : 全124話
韓国放送日 : 2010年11月15日
KNTV初放送 : 2011年10月05日
登場人物
ジュンソン役/ペ・ジョンオク
屈指の食品会社社主の後妻
全国にチェーン店を持つ屈指の食品会社社主の後妻。
小さい頃、親の顔も知らず児童養護施設で育ち、養子になるが、
養父母は実の子が生まれるや否や、養子縁組を解消した。
おかげでジュンソンは、自分を助けられるのは自分しかいないと早くから思い知らされる。
神様が彼女に施した恩恵があれば、それは辛酸を嘗め尽くしても苦労とは無縁に見える上品な外見だ。
あらゆるものを見尽くし耐えてきた冷酷な目。
養父母に捨てられてから涙の一粒も流さなかった目だが、目的のために笑ってみせると、平和で華やかな笑顔が輝く。
3人の男と深い関係になったが、1人も愛さなかった。
娘をもうけたが愛さなかった。誰も彼女に愛し方を教えなかったし、彼女は教わろうとも思わなかった。
彼女が会う人はすべて、次のステップに上るための踏み台でしかない。娘でさえそうだった。
そうやって彼女は、自分を見捨てた世界の中心に向かって一歩ずつ前進してきた。
もちろん、踏み台になってくれる人がいても、誰もが上へ上れるわけではない。
ジュンソンはどんな状況下でも自分の人生を前へ進められる強靭さと能力を備えている。
成功を収めた飲食業界のビジネスウーマンとして、惜しみなく社会事業に投資する著名人として、国を代表する理想の母親としてマスコミの賛辞を一身に受けながら、世界を救済するように慈悲深い笑みを浮かべていたある日、
彼女の娘スンジョンが現れる。
スンジョン役/イ・チョンア
小さな食堂を運営
ジュンソンとヒョンムクの結婚生活中に生まれたが、ヒョンムクは実父ではない。
ヒョンムクは自分の娘ではないと知りながらも愛情を注いでスンジョンを育てた。
ジュンソンに裏切られて離婚したあとも、ヒョンムクはスンジョンと暮らした。
スンジョンは生母の顔を覚えておらず、ヒョンムクを実父だと思っている。
立派な子に育てようとするヒョンムクの努力もむなしく、スンジョンは子供の頃から何ひとつ取りえがなかった。
勉強は頑張ろうとする気すらないように見えた。
ただ心は海より広くて、周りの人を笑顔にしてくれた。
そして世界の誰よりも前向きで元気な子に育った。
12歳になったスンジョンの興味はただ1つ。
大変な一日を終えて家に帰ってきた父のために、温かくておいしいご飯を作ること。
放課後、友達が塾で勉強する時、スンジョンは市場を隅々まで歩いて、新鮮でおいしい野菜や魚を安く買うことに没頭した。
子供時代にスンジョンが心に決めたことが2つある。
「母親はいないが、絶対にまずいご飯は食べない。」
「男手1つで娘を育てる寂しい父親にまずい料理は食べさせない。」
早くから食べ物の大切さを知り、哲学とノウハウを身につけたのは、彼女が後日、飲食業界に彗星のごとく登場する糧になる。
スンジョンは明るいだけではなく、決めたことは必ずやり遂げる強さも持っている。
そこは生母のジュンソンに似ている。スンジョンは大学へ行けず、小さな食堂のオーナーになる。でも魚一切れをおいしく焼くことが、代替エネルギーを開発することより大事だとでも言うように、心血を注ぎながら幸せに暮らしていた。
明るい笑顔で、おいしいご飯を作ってお客さんを待っているスンジョンの人生はいつまでも幸せで平和なものに見えたが、運命のように生母のジュンソンと出会ってしまう。
ミンス役/チン・テヒョン
屈指の食品会社の御曹司
ジュンソンにとっては前妻の息子。
社主の息子でありながら、努力して手に入れるものを大切にする、素朴で気さくな性格。
世間を学び、食材についてしっかり勉強して父親の事業を受け継ごうとする情熱を持ち、身元を偽って農水産物市場で配達の仕事をしている。
スンジョンの食堂に野菜を届けたことからスンジョンと知り合う。ある日、スンジョンが作ってくれたご飯を食べて、なぜか涙が出そうになる。
魚一切れ、味噌チゲ、卵焼きに漬け物、唐辛子と味噌… そして大根キムチだけの素朴な献立だったが、おいしく食べてほしいという作り手の気持ちがいっぱい込められたご飯だったからだ。
継母のジュンソンはミンスに一度もそんなご飯を作ってくれなかった。優しくて教養ある継母は誰が見ても完璧だ。しかも前妻の子供のために自分の子供を産まなかったほど、犠牲を払ってくれた。でもありがたい人ではあっても温かくはなかった。(ミンスはジュンソンの過去を知らない。)亡くなった生母を思い出したせいか、ミンスはスンジョンの食堂で夕食を取るようになった。
野菜を届ける立場から見ると、スンジョンは几帳面すぎて、気難しい食堂のおかみだが、お客さんにご飯を出す時はこの上なく優しくて、ミンスはつい気になってしまう。
2人が知り合って1ヶ月もしないうちに、スンジョンはミンスの好きなものと嫌いなものを覚えて、好みに合った食事を作ってくれる。小さな食堂を営みながらも食材や料理に哲学と愛情を持っているスンジョンを見て、ミンスはいろんなことを考えるようになる。