「かぼちゃの花の純情」のあらすじ
各話あらすじ
- 第51話
ジュンソンは休憩室から出てきたスンジョンと偶然鉢合わせするも、スンジョンを無視して社長室に入ってしまう。
ジュンソンに誤解されていることに気づいたスンジョンは、後を追うように社長室に入り、話があると近づく。
そんなスンジョンをジュンソンは冷たく見つめる。
スンジョンはユ・ミンスが息子であることを知らなかった、意図的に近づいたのではないと誤解を解こうと話すのだが、そんなスンジョンの姿を見たジュンソンは冷たく突き放して、自分に取り入ろうとしたと言ってスンジョンを責める。
何を言っても信用しないジュンソンの冷たい態度を見て、スンジョンは信じてもらうためにはどうすればいいのかと思い悩む。
- 第52話
ヒョンムクが店から戻ろうとした時、ちょうどスンジョンはジュンソンとの約束の場所に向かう。
スンジョンを迎えに行くために家の近くまで行ったジュンソンは、ちょうど店から帰ってきたヒョンムクに出くわす。
車から声をかけてきたジュンソンに驚くヒョンムク。
ジュンソンはヒョンムクが警戒したと思い込み、ヒョンムクに会いに来たのではなく、近所に住む社員に会いに来たのだと説明する。スンジョンがやってくるのを見たヒョンムクは、慌ててジュンソンを車に乗せて行ってしまう。
ジュンソンはスンジョンに会わせてほしいと頼むが、ヒョンムクは施設に預けてその後、養子に出されたとウソをつき、子どもを捨てたジュンソンには会う資格がないとなじる。
- 第53話
ヒョンムクが暗い表情で洗いものをしていると、携帯電話が鳴る。近くにいたスンジョンが電話を取り上げると、電話番号だけが表示されている。
手が離せないヒョンムクの代わりにスンジョンが電話に出てみると、何と相手はヤン・グァンウンだった。スンジョンは驚いてヒョンムクの顔を見る。
ヒョンムク、ジュンソン、グァンウンの3人が1つの線でつながったスンジョンは、なぜ2人を知っているのかとヒョンムクに尋ねる。
しかしヒョンムクは、昔、研究職に就いていたころのことで、2人とは仕事上の過去があるとシラを切る。
一方、レストランで行われる大会に出場したいと思うスンジョンは、何とかヒョンムクを説得しようとするのだが、ヒョンムクは頑として首を縦に振ろうとしない。
- 第54話
ジュンソンとヒョンムクの関係を疑うスンジョンは、ミンスにジュンソンのことをストレートに聞いてみる。
しかし、ミンスからジュンソンが初婚だったという話を聞いたスンジョンはさらに混乱してしまう。
一方、サラにミンスとの縁談が入り有頂天になるセミ。
財閥に娘を嫁がせられるのだとはしゃぎ、調子に乗るあまり家族を見下す発言をして義父に強くたしなめられる。
スンジョンを社長室に呼んだジュンソンは、若い人が好むアクセサリーだと言いながら、スンジョンにブレスレットをプレゼントする。その席でスンジョンはジュンソンにグァンウンとはどんな関係なのかを聞く
。ジュンソンは料理の味覚のみならず勘の鋭く、自分の心を読み取ってしまうスンジョンに驚いてしまう。
- 第55話
スンジョンが身につけていたブレスレットを見たヒョンムクは、驚いて、ケースに入れてしまってあったものをどうやって見つけ出したのかと話す。
ジュンソンにブレスレットをもらったスンジョンは何のことかわからずにいるが、ヒョンムクの尋常ではない表情を見て、すぐに友だちからのプレゼントだと言う。
ヒョンムクは自分の持っているブレスレットにとても似ているから間違えたのだと言い、気にしないようにと話す。
ジュンソンの家に招待されたスンジョンは、そこで、ジュンソンがブレスレットをプレゼントしたいきさつを聞く。
デパートで見つけたブレスレットが、昔、大切な人にもらった物にとても似ていたからプレゼントしたのだと聞き、ふとヒョンムクが話していたことを思い出す。
- 第56話
ミンスを見送りもせずベッドに顔を埋めたまま泣き続けるサラ。
セミは泣いているサラに何があったのかと聞くが、サラは答えようとせず逆に大声で怒鳴り散らす。
サラに申し訳ないと思うスンジョンは今後のことが心配になるが、ミンスは自分に任せてほしいと電話で伝える。
家に戻ったミンスは、ジュンソンにサラとは結婚できないと話すが、ジュンソンはまったく受け付けない。
自分に言いなりのサラをミンスの嫁に迎えれば、ミンスが会社での立場も固められないと踏んでいるジュンソンは、何が何でもサラと結婚させようとムキになる。
レストランの休憩室にスンジョンを呼び出したサラは、スンジョンを侮辱しながらミンスをあきらめてほしいと頼むが、2人の話に割り込んできたミンスは、愛してもいない人とは結婚できないとサラにきっぱりと伝える。
- 第57話
ジュンソンが家の前まで来たと知って、ヒョンムクは青ざめる。
スンジョンがもし外に出ていったら、娘だということがジュンソンにバレてしまう。
慌ててスンジョンに電話をかけるヒョンムク。どうしてなのかと聞くスンジョンに、ヒョンムクはまともな答えができない。
事情を知ったギョンボクは、自分がジュンソンに会い、家には来ないように話すと言う。
ジュンソンに会ったギョンボクは喫茶店で話をする。
ギョンボクは、ヒョンムクと結婚を前提につき合っていることを告げ、家に来られては困る、と言う。
ジュンソンは第三者には関係ないと言って取り合わない。
ところが、子どものことは知っているとギョンボクが言うと、ジュンソンは驚くのだった。
- 第58話
一次審査である書類選考で、最後の1人に選ばれたスンジョン。
喜びもつかの間、ミンスがレストランを辞めることを条件に、スンジョンの合格が決まったと知り、複雑な気持ちになる。
一方、ヒョンムクに呼び出されたジュンソンは喫茶店に行く。
ギョンボクのことでヒョンムクに責められたジュンソンは、ヒョンムクのギョンボクへの愛をとことん否定することでプライドを保とうとするのだった。
オ家では、ミンスとスンジョンの仲を知って、セミが大騒ぎしていた。
スンジョンは昔から何でもサラより優れていたせいで、サラが子ども心にどれだけ傷ついたか……。
それなのに結婚まで邪魔されて、財閥の御曹司と結婚させられる喜びは、憎しみに変わる。
- 第59話
「結婚したい人がいる」と、スンジョンはヒョンムクに告げる。
ところがヒョンムクは、ミンスとは結ばれてはいけない関係だと言う。
ジュンソンが自分の母親であることを、スンジョンはついに知ってしまう。
悔しさに泣きわめくスンジョンは、ジュンソンに会いに行って責め立てようとするのだが、ヒョンムクに止められる。
かろうじてスンジョンを引き止めることはできたが、娘の心の傷を思うとヒョンムクは悲しくなるのだった。
翌日からレストランに無断欠勤を続けるスンジョン。
携帯電話で連絡も取れず、心配したミンスは食堂に行くが、ヒョンムクはただ大丈夫としか言わない。
スンジョンとの結婚を決めたミンスは、サラの家族に謝りに行く。
- 第60話
無断欠勤したスンジョンをたしなめようとするジュンソン。
しかしスンジョンはジュンソンの注意を受け止めるどころか、ジュンソンに刃向かうような口調で会社を元の持ち主に返したら、ミンスとの結婚をあきらめると話す。
宣戦布告をするようなスンジョンの態度にすっかり腹を立ててしまうジュンソン。
そしてスンジョンは、ジュンソンが自分の母親だと知ったあと、今度はグァンウンとジュンソンの関係を疑い始める。
ショックで会社を休んだスンジョンは、心配してお見舞いに来たミンスに、ミンスとは結婚できないことを話す。
理由を言おうとしないスンジョンに、ミンスはいらだちを覚えながらも、そんな話は受け入れられないと拒む。