「かぼちゃの花の純情」のあらすじ
各話あらすじ
- 第41話
ジュンソンが新入社員を集めてワインのサービスの仕方について講義する中、スンジョン、ミンス、サラを含め、社員一同は立って聞いている。
ジュンソンは食事の注文が終わったらワインリストを見せて、注文した料理に合ったワインを勧めるように指示する。
配った資料にそれぞれの料理に合うワインが書かれているので、各自早いうちに全部覚えるように言う。
サラは、どうやってこんなにたくさん覚えるのかと、驚くばかりだった。
一方、スンジョンは朝早く、食材が入ってくるのを見るためにレストランに行く。
ジュンソンはなぜこんなに朝早く来るのか、食材の選び方がわかるのかと尋ねる。スンジョンは、小学校の時から自分で食事の仕度をした話をするのだった。
- 第42話
スンジョンに秘密兵器になってほしいと頼むジュンソン。
社長に認められたうえにデートにまで誘われ浮かれているスンジョンを見て不安になったミンスは、社長にむやみに近づかないようにと話すのだが、スンジョンは単なるミンスの嫉妬だと勘違いしてしまう。
鏡の前に立ちシャツを選んでいるスンジョン。ヒョンムクはいつまでも決められないスンジョンを見て、早く支度するよう催促する。
スンジョンは社長とデートをすることになり、午前だけ勤務して午後には社長と一緒に行動することを伝える。
その話を聞いたヒョンムクは驚くが、その表情はすぐに心配に変わる。
ヒョンムクにその話を聞いたギョンボクは、そんな展開になるとは想像もできなかったと言って驚く。
- 第43話
ヒョンムクはギョンボクからもらった番号に電話をしてみるが、出ない。
誰なのかわからない電話番号に、ヒョンムクもギョンボクも不安そうだ。
一方、スンジョンがお客さんにワインを注ぎ終えると、待ちかまえていたかのようにミンスは話をしようと言う。
スンジョンは勤務時間中におしゃべりは禁物だと言うのだが、ミンスは社長と外出して何をしたのかが気になり・・・。
一方、サラも他のテーブルでワインを注いでいるが、スンジョンとミンスのことを考えていたせいでワインがあふれてしまい、あわててお客さんに謝る。
ジュンソンはこれを見て、サラを自分の部屋に呼び出し、きつく叱るのだった。
- 第44話
ジュンソンは社員たちに料理大会について話す。
毎年恒例の料理大会で入賞した作品は、実際にレストランで正式なメニューとして出されることを宣言すると、スンジョンやサラ、ミンスら社員の目が輝く。スンジョンは社長室に入って挨拶する。
ジュンソンはスンジョンに、料理大会には当然参加するんでしょうね、と尋ねると、スンジョンは「参加はしてみたいが、どんな料理を大会に出していいのか経験がないので分からない」と言う。
ジュンソンは、華やかなだけの料理よりも、レストランですぐに売れるようなものがいいのだとアドバイスする。
そして、レストランの厨房はもちろん、食材も自由に使っていいと許可をする。
- 第45話
ヒョンムクとスンジョンが一緒に帰宅途中、一台の高級車が道に停まっていた。
いち早くその車を見つけたスンジョンは、社長の車だと言う。この間、その車で送ってもらったと聞き、ヒョンムクは青くなる。
どうしていいかわからず、携帯電話を店に置き忘れたと言って、急いでスンジョンを連れて引き返す。
家に帰ったヒョンムクは、ジュンソンから携帯メールをもらう。声を聞きたくないだろうからメールを送ったとの内容だった。
ヒョンムクはこのままではいけないと思い、電話をしてジュンソンと会うことを決心する。
一方、ピルスンとセミはスンジョンがもっぱらの関心事だ。
ミンスと彼女をくっつけたいピルスンと違い、セミはヒョジュンとくっつけたいのだった。
- 第46話
20年ぶりの再会を遂げたジュンソンとヒョンムク。
子供をどうしたのかと聞くジュンソンに、ヒョンムクは「児童養護施設に預けた」と言う。
どこの施設かを知りたがるジュンソンだが、ヒョンムクは知らないとシラを切る。
子供が今、母親に会ったとしても、もっと傷つくだけだろうと言うヒョンムクに対し、ジュンソンは、「自分に似ていればこの幸運を喜ぶはずだ」と言うのだった。
一方、ギョンボクは、「好きな人はヒョンムクだ」と父親に告白し、それを聞いたオ・ドククは寝込んでしまう。2人の義姉たちはそんなギョンボクの行動にすっかり当惑してしまう。
セミは見合い相手を紹介すると申し出るのだが、ギョンボクは相手を知る過程が疲れるからイヤだと断るのだった。
- 第47話
レシピを盗んだ濡れ衣を着せられて、スンジョンはレストランをクビになってしまう。
ところが、ジュンソンはスンジョンを呼び止め、仕事以外でならお互いに気まずくならないからと、友達になろうと提案する。
「今日の夜、一緒にお酒を飲もう」と誘われたスンジョンは了承する。
一方、ギョンボクとの仲を家族全員が知ることとなり、ヒョンムクは店と家を明け渡すことを宣言する。
スンジョンと2人で家を出て、どこか知らない所で新しい店を開くことを決意した。
そんなヒョンムクの決心を聞いてギョンボクは「自分は拒絶されたのだ」と思って悲しむのだった。
ヒョンムクは自分の店をグムボクが続けてはどうかと提案する。権利金も要らないとの言葉にグンボクの心は揺れる。
- 第48話
ジュンソンの家に招待されたスンジョンは、家の中に入ってその広さに驚く。
バラ園には数え切れないほどのバラが咲き誇っていて、自分の持ってきたバラが急にみすぼらしく感じるのだった。
「バラは好き?」と聞くジュンソンに対し、スンジョンは「食べられないので花は好きじゃない」と答える。
「バラより野菜や果物が美しいと思う」というスンジョンの言葉に、ジュンソンはどこか引っかかりを感じる。
以前、どこかで聞いたようなセリフ・・・。記憶をたどり、それがミンスの言葉だったことに気づく。
もしかしてミンスの恋人はスンジョンかもしれない。そう思ったジュンソンは、スンジョンに「恋人はいるのか」と聞くのだが・・・。
- 第49話
スンジョンからもらった漬け物を食べながら、おいしいと言うジュンソン。
ミンスにも食べるように勧めるが、ミンスはいらないと言う。
そんなミンスを見てジュンソンは、たくさん食べたからそんなことを言うのだと、意味深なことを言う。
自分が考える秘密兵器とミンスの考える秘密兵器が同一人物ではないかとジュンソンは言う。
スンジョンはヒョンムクに、田舎に行こうと提案する。保証金も足りないからどうせソウルで店を出すのは無理だと考えたスンジョンは、悲しいと思いつつやむを得ないと考える。
雨や雪がたくさん降って、それを眺めながら静かにムク丼を作りながら暮らそうと言うヒョンムクに、スンジョンは静かに同意する。
- 第50話
レストランを追い出されたスンジョンを復帰させてあげてほしい、とミンスはジュンソンに頼む。
ジュンソンはスンジョンとミンスの関係に気づき、なぜそんなにスンジョンのことを心配するのかと問う。
本当のことが言えないミンスは、レストランにとっても会社にとっても利益になる人だからという理由を言うのだが、ジュンソンはその言葉を信じない。
ミンスはレストランでサラに、スンジョンの復帰に協力してほしいと頼む。
ところがサラはスンジョンの復帰だけは協力できないと言う。協力してくれないならサラには一生会わないとミンスが言うと、サラはしぶしぶスンジョンの復帰に手を貸す。
そんなサラを見てジュンソンは面白くないのだった。