「私の期限は49日」のあらすじ

何不自由なく幸せに暮らしていた“お嬢さま”のジヒョンは、不意の事故で生と死の境界に立たされる。しかし、冥府の“予定”にない死であったため、この世とあの世をつなぐ仲介者=“スケジューラー”は彼女に条件付きで生き返る機会を与える。その条件とは、「血縁者以外の、彼女を心から愛する3人の涙を得ること」。 「27年間の人生で、本当の涙を流してくれる他人の3人くらい、いないはずがない」―。しかし、彼女は生きている間に気づけなかった、自分の人生の“裏側”と向き合うことになる。 恋人を亡くして以来、抜け殻のように生きてきた女性=イギョンの体に憑依したジヒョン。果たして彼女は“3粒の涙”を得て、生き返ることができるだろうか?

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各話あらすじ

第11話

涙の入ったネックレスを見て感激したジヒョンは自分を愛してくれる人が1人でもいたという事実に感謝する。

そしてその人はソウだろうと確信し、ソウの店に行き感謝の気持ちを伝える。

イギョンの部屋に戻ったジヒョンはボックスの中からイスがイギョンに送ったカードを発見し、スケジューラーから彼女が施設で育ったと聞いたことを思い出す。

寝て起きたイギョンはきれいに掃除された浴室に驚き、自分の中にもう1人の自分がいるような気がして、ギョンビンの催眠治療を受けようと決心する。


第12話

ミノと桜並木を歩いていたイギョンは急にめまいを感じて座り込み、ジヒョンの霊魂はイギョンの体から抜け出てしまう。

ミノが慌ててイギョンを支え起こすが、意識が戻ったイギョンはひどく驚く。

そしてミノとイギョンが一緒にいる姿を見たインジョンはショックを受けるのだが…。

まるで何かに憑かれたように桜並木を見渡すイギョンの頭にイスとの思い出がよみがえる。

一方突発事故を受けてジヒョンの前に現れたスケジューラーは、トラブルメーカーだと腹を立てるのだが…。


第13話

ガンはジヒョンへの思いを秘め、何も知らない振りをしてジヒョンに食事をご馳走する。

そしてヘミ島の謄本を取り、実印に関係する問題を調べることにする。

ジヒョンは急にガンが優しくなったことを怪しく思い、自分の正体がバレていないかどうか調べてくれとスケジューラーに頼み込む。

一方インジョンはジヒョンの友達だというパク・ジョンウンの奇妙な点を1つ1つ思い浮かべ、ミノにその女が実印を持っていったようだと言うが、ミノは煩わしがり腹を立てるのだった。


第14話

ソン・イギョンの卒業アルバムからソン・イスの写真を発見したジヒョンは、イスがスケジューラーにそっくりなことに驚きスケジューラーに写真を見せる。

ジヒョンからソン・イギョンと恋仲だったという話を聞いたスケジューラーは話にならないと言うのだが・・・。

一方ソン・イギョンがジヒョンの友達であるパク・ジョンウンだと知ったインジョンはイギョンに会い心を探ろうとする。

ガンは遺言状を取り消せという父親に宛てたジヒョンの手紙を拾う。


第15話

ミノに声を掛けられ思わず返事をしたイギョンは自分の行動に驚き戸惑うが、店にやってきたギョンビンが助け船を出す。

ミノはいつもと違うイギョンの様子から、ジヒョンの憑依は事実かもしれないと感じパニックに陥る。

一方イギョンはギョンビンにイスとの悲しい過去について話すが、それを聞いていたスケジューラーは思わず涙を流す。

シン社長の手術は無事成功し、その日が母親の命日だったガンはジヒョンに母親とのいきさつを打ち明け、ジヒョンは涙を流しながらガンを慰めるのだった。


第16話

ジヒョンはイギョンが持っていたイスの写真をスケジューラーに見せる。

ジヒョンの姿と5年前のイギョンの姿がオーバーラップしたスケジューラーは、誤解が原因でイギョンと言い争った日の出来事を思い出す。

そしてイギョンへの思いが一気によみがえり前世での記憶を完全に取り戻すのだった。

一方ジヒョンがイギョンに憑依していると知ったミノは、大家と会ってイギョンを部屋から追い出す。

そして釜山のペンションで勤めるように脅し、ジヒョンの姿を見て驚いたイギョンはミノの提案を受け入れ釜山へと発つのだったが…。


第17話

ガンはタクシーに乗り込むイギョンを見て驚き、後を追う。ジヒョンもイギョンの後を追うが、霊魂症状のせいで体力が持たずバス停の前で倒れてしまう。

スケジューラーはそんなジヒョンを助け、バイクでソウル駅まで送る。

ガンとジヒョンはイギョンを追ってプサン行きの列車に乗り込む。

ガンはイギョンにジヒョンを救うために力を貸してくれるよう頼み、ジヒョンも泣きながらイギョンに助けを求める。

そんなジヒョンの姿が見え、声が聞こえたイギョンは、2人の頼みを受け入れソウルに引き返す。

そしてイギョンとジヒョンは、イギョンの部屋で会話を交わすのだった。


第18話

ミノを警戒してガンの家で過ごすことになったジヒョンは、その夜イギョンになりすまし、ジヒョンへの未練を捨てろとガンに言う。

ガンは最後まで諦めないと答え、ジヒョンは思いを抑えきれずに彼の背中に抱きついてしまう。

驚いたガンはジヒョンかと聞くが、答えられないジヒョンはただ涙を流す。

ガンはそんなジヒョンに、いつか目が覚めたら、今言いたかった言葉を聞かせてくれ。

母のように黙って逝かないでくれと言うのだった。

一方ミノはインジョンにジヒョンの呼吸器を外せと言い、悩んだインジョンはジヒョンの病室に向かうのだが・・・。


第19話

奇跡的にジヒョンの意識が戻ったという連絡を受けたガンはジヒョンの病室を訪ねるが、ジヒョンは事故前に戻ったかのように素っ気ない。

ガンはジヒョンが49日の記憶を失ったという事実に寂しさを覚える。


一方、イスはスケジューラーの任期最後の日、イギョンと会うことを決め招待状を送る。

イギョンはどこからともなく舞い降りてきた招待状に「ソン・イス様からのご招待」と書かれていることに驚く。

そして約束の日、イギョンと5年ぶりの再会を果たしたイスは、イギョンとの誤解を解き、自分が未練なく旅立って来世で新たに始められるよう幸せになってくれとイギョンを諭すのだが…。


第20話【完結】

ジヒョンの病室を訪ねたイギョンは、ジヒョンから衝撃の告白を受ける。

ジヒョンは自分の運命を正直に打ち明けると、残された人は自分の人生を生きるべきだからガンには何も言わないでほしいと

頼む。

だが、イギョンはジヒョンが望むとおりの最期を迎えさせるために、ガンに事実を伝える。

そしてジヒョンは手作りののり巻きを持ってガンとの最初で最後のデートを楽しむのだった。

ガンはすべてを知った上でその事実を隠し、ジヒョンが自分の隣で生きられますようにと祈る。

ガンとのデートを楽しんで病室に戻ったジヒョンは、両親にパパとママの娘でよかったと告げ、最期を迎えるのだったが…。


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