「ドクター・チャンプ」のあらすじ
柔道しか知らないパク・チホンは常に友達のユ・サンボンの影に隠れ10年間で金メダルは一つもなく、いつまでも二番手の選手。見かけは完璧だが、全身に問題があり、選手村のトラブルメーカー。 スピードスケートの韓国代表であったが、事故による下半身麻痺で引退する羽目になり、リハビリ専門医となって帰国し、自分たちの後輩の世話するという一念で選手村の医務室長となったイ・ドウクは現在水泳韓国代表チームのコーチであり、自分の恋人だったカン・ヒヨンと言い争いが絶えない。 整形外科医のキム・ヨヌは医療事故を暴露し、自分を雇ってくれる病院がなくなる羽目になり、選手村の整形外科主治医となり、イ・ドウクからパク・チホンの全ての体調を常にチェックして管理しろとの命令を受ける。選手を治療することしか知らない頑固なヨヌと、柔道しか知らないトラブルメーカーのチホンはことあるごとに衝突し、ヨヌのせいで選手村から追い出されることもあったが、再び選手村に復帰して最後の選手生活となるかも知れないアジア大会に向けて邁進することになるが…。
各話あらすじ
- 第11話
サンボンが下半身麻痺になった事を知り、ジホンは姿を消す。
そんなジホンを心配するヨヌだったが、入村し、練習に合流するジホンを見て安心する。
しかし、ジホンはサンボンをケガさせてしまったことが忘れられず、技をかけることが怖くなる。
ヨヌはそんなジホンを見て助けたいと思うが…
- 第12話
ヨヌは何度もジホンをサンボンに会わせようとするが、ジホンは罪悪感から会うことができない。
しかし、テレビでサンボンのインタビューを見てサンボンに会う決心をする。
ジホンはサンボンに会うために病院へ行くがサンボンに帰れと怒鳴られ病院を出る。
罪悪感がさらに大きくなったジホンは監督に電話し、柔道をやめると言うが…
- 第13話
サンボンに会えないまま病院を出たジホンは、ロビーでドウクとヨヌに出会う。
ジホンは、サンボンに渡してほしいとヨヌに色々な海の写真が入っている封筒を渡す。
写真を見たサンボンは、アジア大会が終わったら海に行こうとジホンと約束したことを思い出し、初めて口を開くのだが…
- 第14話
ヨヌはユリのレントゲンから腫瘍を発見し、担当コーチのヒヨンを呼び出して病院で検査を受けさせるよう言うが、ユリは拒否する。
ヒヨンはユリのことをドウクに相談し、ドウクがユリに会うが、ユリの話を聞いたドウクはユリの意志を尊重することにし、病気のことは口外しないようヨヌに言う。
その決定にどうしても納得できないヨヌは自ら本部長にユリの病気のことを報告してしまう。
- 第15話
ユリは腫瘍が悪性なのか確認するために検査を受けるが、組織検査だけでは結果が分からないと言われ、手術を受けることになる。
もし悪性である場合、肺を切除する手術を行うので選手生命は終わりだと言われる。
一方、選抜戦に出たジホンは決勝戦でボムと戦うためにマットに上がる。
その時、ジホンは車いすに乗って競技場に入ってくるサンボンの姿を見つけ…。
- 第16話【完結】
ジホンはアジア大会に出場したが準決勝でケガをし、銀メダルに終わってしまう。
時は流れ、ジホンのチームは解散することになった。
運動選手としては年齢が高いため、入れるチームがないジホンにオ監督は「次のオリンピックのために入村しろ」と言う。
一方、医務室長になったヨヌは新入の面接をするが…