「ミステリー刑事~ミス&ミスターLee刑事の事件簿~」のあらすじ

各話あらすじ

第1話イ・チェヨン、イ・ハン、イ・ガンホという3人のLee刑事が、暴力団黒クマ派のカン・チウを逮捕した。 ところが、イ・チェヨン名義の銀行口座に黒クマ派から大金が振り込まれていたことが発覚する。当の本人は存在すら知らない口座だったが、収賄罪に問われてしまう。 また、イ・ハンは不倫疑惑、イ・ガンホは暴力的な捜査がとがめられ、 3人そろって6ヶ月間の停職処分を受けた。 同じ日に、署内で内査課の課長が射殺された。容疑者は、現場にいた警官とカン・チウ、清掃員の3人。 凶器にイ・チェヨンの拳銃が使われたことが判明し、彼女も身柄を拘束される。 真犯人を探るべく、裏で動く3人のLee刑事。 防犯カメラの映像から、清掃員の不審な動きに気づく。 検察送りになる直前、チェヨンは持ち前の推理力でカン・チウと清掃員による犯行であると突き止めた。 だが清掃員は姿をくらまし、カン・チウは水死体で発見されたのだった。 殺害を指示した人間は警察署内部にいるとにらんだ3人。 直属の上司であるカン班長は、それを探るなら秘密裏に動くよう釘を刺す。 そして班長は、停職処分中の3人に対し、自分が全責任を負うから翌日から仕事を再開するよう告げるのだった。
第2話刑事イ・ハンが逆ナンパされた。相手は、売れっ子デザイナーのジュハ。 翌日の夕方、約束どおりジュハの会社へ行くと、彼女は何者かに毒殺されていた。 現場に残っていたフグ肝入りの弁当から、それを差し入れた恋人テヒョクが疑われる。 だが、死因はフグ毒でなく睡眠薬ミダゾラムと判明。ミダゾラムの常用者であり、ジュハの“ペット男”だったミンギが取り調べを受けた。 生前、冷酷な言動から悪魔呼ばわりされていたジュハ。かたや、部下のウンシルは天使の異名を持っていた。 だが、捜査が進むにつれウンシルの別の顔が明らかになる。 ミンギは本来、ジュハではなくウンシルのペット男だったのだ。ミンギがジュハの元に走るや、ウンシルは復讐としてジュハの恋人テヒョクを奪おうとした。だが、彼はなびかない。 そんな折、刑事が会社に来ると知り、かねてから計画していたジュハ殺害を実行に移す。彼女の死亡時に刑事と一緒にいれば、確実なアリバイになるからだ。 だが、アリバイ工作でジュハの携帯をいじったことから矛盾が生じてしまう。そこを3人のLee刑事に突かれ、結局ウンシルは殺人犯として逮捕されたのだった。
第3話刑事イ・ハンとチェヨンが、リアリティ番組「ラブ・アイランド」への出演を急に頼まれた。2人は、勝手に休暇届を出して参加する。 ロケ地では、6人の男女がペアを組み、宿に隠された10枚の文字カードを探し出すゲームが始まった。
その文字を組み合わせると文章になるという。 同じ日、皮膚科に行った刑事イ・ガンホは、その病院の院長の変死体に遭遇する。美人女医カン・ヘウォンは、浴槽の中で舌を切り取られていた。死因は、筋弛緩剤。
5年前の同じ日(11月11日)、歌手ユ・ジフンが殺害された。恋人のカン・ヘウォンが、筋弛緩剤を打って殺したのではと疑われたが、国会議員であるヘウォンの父親の力で無罪となる。 「ラブ・アイランド」では、10枚のカードが出そろった。
出来た文章は「カン・ヘウォンの次は誰? 11/11」という不気味なものだった。 その後、ビールを片手に「真実ゲーム」を始めた6人。うち3人が、歌手ジフンと深く関わっていたことが分かる。すると突然、1人の男が暴れ始めた。ジフン殺害に関与した獣医だ。場の雰囲気から、自分を殺すための集まりと察したのだ。 11時11分になったとたん、爆発が起きて煙が立ち込めた。やっと視界が開けると、獣医だけが死んでいた。 カン・ヘウォンと獣医を殺したのは、撮影に参加していた花屋のダウンだった。自分はジフンの恋人と思い込み、ストーカー行為を繰り返していた。ジフンが殺されるや、復讐の殺人ゲームを始めたのだ。 チェヨンの父親について極秘資料を調査したユンソクは、「イ某氏」の情報を得る。黒クマ派の一掃作戦の際、味方側に撃たれて死んだという。それを聞いたチェヨンは、班長に「イ某氏」は自分の父かと詰め寄った。そうと分かるや、辞表を叩きつけて出ていってしまう。
第4話チェヨンは辞表を出し、白クマ(チョン・スギル)の会社を訪ねて父の秘密を話すよう迫る。彼は口を割らなかったが、帰ったふりをして社内に残ったチェヨンは電話の盗聴に成功。白クマは、カン・ミンジュンという男とカジノで会う約束をしていた。

ところが、そのミンジュンがカジノ内ホテルで死亡した。死因はペニシリン・ショック。 容疑者として2人の名が浮上した。ミンジュンの元恋人であり、カジノでディーラーをしているスジンと、賭博師に協力しておこぼれに預かる“たかり屋”のミョンス。 スジンはミンジュンがペニシリン・アレルギーであることを知っており、ミョンスは梅毒保菌者のため、ペニシリンの入手が容易だ。事件当日の夜、唯一、被害者の部屋に入ったのもミョンスだった。 しかし、容疑者2人に接点はない。

捜査の結果、事件の全容が分かった。カジノの保安責任者であるチョン・スオンが、借金に苦しむ2人に大金を渡し、殺害を指示したのだ。

まずはミョンスが、ペニシリン入りのミネラルウォーターをミンジュンの部屋の冷蔵庫に入れ、スジンがホテル内のバーでミンジュンに酒を飲ませた。彼がウェイターに水を頼もうとするたびに話しかけては妨害し、のどを渇かせた。 スオンは被害者の部屋の温度を上げ、さらにのどが渇くよう仕向けた。
結局、ミンジュンはペニシリン入りの水を飲んで絶命。

首謀者のチョン・スオンは、逮捕されそうになるや屋上から飛び降りて自殺した。
彼も被害者も黒クマ派で、組織内部の派閥争いだったことが判明する。

チェヨンはイ・ガンホ刑事から「君のお父さんは警察だった」と聞き、少し安心する。
そして、父を殺した犯人を捕まえるまでは辞めないと、辞表を取り下げた。
第5話テレビショッピング会社社長のミンソクは、妻子のいる身で何人もの愛人を囲っている。
ある日、出張と偽って愛人ナムギョンと旅行に出かけた。それに気づいた別の愛人ミヒが、ホテルの隣室606号室を借りて社長を呼び出す。だが、社長は現れなかった。

607号室にいた社長は、内線電話に出たあと部屋を飛び出した。その直後、頭を鈍器で殴られホテルのベランダから落とされて死亡。

当初は2人の愛人が疑われたが、ホテルの従業員からマスターキーを借り出した男の存在が発覚した。6階の部屋からは血液反応も出ず、社長の万歩計の記録から707号室での犯行だったことが判明する。

死んだ社長の妻の携帯に「うちの主人」と登録された番号から着信があったことから、真犯人が割れた。それは、社長の妻の「もう1人の夫」であるカン室長だった。
夫の女遊びに耐えられなくなった妻が、男女の仲になったカン室長に金を渡して夫殺しを依頼したのだ。

一方チェヨンは、イ・ガンホ刑事が黒クマ派だった父を警官にしてくれた恩人と思い込み、礼を言う。
だが、カン班長から「君のお父さんは警官になっても誰からも信用してもらえなかった」と聞かされ、ショックを受ける。そして、父親を殺したのは誰かと問いただした。
第6話美人歯科医のジスが自宅で死んでいた。メタノールを飲んでの自殺と思われたが、首に絞められた跡があった。
捜査線上に浮かんだのは、彼女に片想いをしていた中年のタクシー運転手グノ。現場付近で目撃された赤いマフラーは、グノの亡き妻が編んだ物と判明した。
彼の日記によると、ジスから殺してほしいと頼まれたという。

ジスは、母親の花札賭博により借金を背負わされていた。恋人にも捨てられ、勤務先の院長からは肉体関係を強要された。さらに、後期がんまで見つかった。絶望して死を決意し、グノに協力を頼んだのだ。

逮捕されたグノは、犯行を認めた。
だが、真犯人はジスのアパートの大家の息子ソンギュだった。
彼は普段からジスの部屋を覗き見していたのだ。

ソンギュはグノの息子、スヨンと高校の同級生で、卒業後もスヨンをいじめていた。
事件当日、グノが息子の首に巻いてやったマフラーを、ソンギュが取り上げ自分の首に巻いて帰った。
ジスが自室でメタノール自殺を図り、ぐったりしているのを、酒に酔っただけと勘違いしたソンギュ。彼は部屋に忍び込んで彼女の写真を撮る。ふいに目を覚ましたジスが叫びかけたので、ソンギュは慌てて口と首を押さえつけ、殺してしまった。

その直後、ジスの願いをかなえてやろうと訪ねてきたグノは、ジスの死体に遭遇する。部屋に残されたマフラーを見て、息子の犯行と勘違いし、罪をかぶったのだった。

チェヨンはユンソクの協力を得て、父親の死に関する極秘データを入手する。そして、父親が同僚の刑事イ・ガンホの銃弾で死んだという衝撃の事実を知る。
第7話チェヨンは突然、服役中の黒クマ派ホン・ソンテに呼び出され、刑務所へ面会に行く。
ソンテに教えられた納骨公園に行くと、父の骨つぼがあった。中に入っていたのは、ビニール袋に入った4本のボールペン。

同じ日、イ・ガンホ刑事の娘、スルギを脅迫材料に呼び出されたチェヨンは、黒クマ派に拉致される。チェヨンを助けようと、こっそり車に忍び込んだスルギも捕まってしまう。

黒クマ派の裏工作により、警察はチェヨンがスルギを誘拐したとして捜査を開始する。
臨時捜査本部を指揮する刑事ノ・ジンギは、チェヨンが犯人と決めてかかるのだった。

脱走に成功したスルギは、帆船カフェに逃げ込んでチェヨンと父を待っていた。

チェヨンを捕らえる立場のガンホは、一芝居打ってわざとチェヨンに撃たれ、彼女を逃がす。
その後、入院先から抜け出してスルギを助けに行こうとしたが、途中で黒クマ派に襲われ、拉致されてしまう。

チェヨンがようやく帆船カフェに着くと、黒クマ派の美女、スハが待ち伏せていた。
決闘ののち、チェヨンはスハを追いかけるが、反対側から来たノ・ジンギがスハを撃つ。続いてチェヨンにも銃口を向けたが、サイレンの音に気づいて立ち去った。

チェヨンとスルギは帆船カフェでガンホの到着を待つが、いつまでたっても来ないのだった。
第8-1話拉致されたイ・ガンホ刑事は、KCグローバル本社の社屋に監禁される。

カン班長は、黒クマ派の脱獄囚ジェピルの車を追跡し、本社前までたどり着いたが撃たれてしまう。

ノ・ジンギの陰謀により、ガンホ刑事もイ・ハン刑事も黒クマ派に内通した指名手配犯の濡れ衣を着せられた。

誘拐されていたスルギを叔父の家に預けたチェヨンは、仲間と合流しガンホの救出に乗り出す。

父の骨つぼに入っていたボールペンから、4人の指紋が検出された。身元が割れたのは、白クマとノ・ジンギの2人。 白クマの元を訪ねたチェヨンは、待ち伏せしていたジェピルに殺されかける。だが、逆にジェピルを人質にし、イ・ハンと協力してガンホを救出することに成功した。

本社内の体育館で黒クマ派に包囲された3人のイ刑事。
だが絶対絶命の瞬間に、ジェピルが銃を放った相手はチェヨンでなくノ・ジンギだった。白クマが彼に、愛するスハを撃ったのは、チェヨンでなくジンギだと教えたのだ。

ジンギが倒れると同時に、警察が踏み込んで黒クマ派は一掃された。
白クマに真相を尋ねるチェヨン。
警察スパイとして黒クマ派に潜入していたチェヨンの父は、黒クマ派と内通していたノ・ジンギにより殺されたことが明らかになる。

次の瞬間、死んだはずのノ・ジンギが、白クマを撃った。防弾チョッキで難を逃れ、無傷だったのだ。だが、忠実な後輩であったイ・ガンホの弾により、ついに絶命した。

事件の背後には、政界の大物カン・ジェグクの影が見え隠れするが、唯一の証拠であるボールペンも持ち去られてしまい、どうにもならない。

チェヨンは父の墓前で、あきらめずに真実を追及すると誓うのだった。
第8-2話拉致されたイ・ガンホ刑事は、KCグローバル本社の社屋に監禁される。

獄中で黒クマ派のジェピルに殺されたホン・ソンテの死体の傷から、カン班長は本当の黒幕を知った。そして脱獄したジェピルの車を追跡し、KCグローバル本社前までたどり着いたが、撃たれてしまう。

ノ・ジンギの陰謀により、ガンホ刑事もイ・ハン刑事も黒クマ派に内通した指名手配犯の濡れ衣を着せられた。

誘拐されていたスルギを叔父の家に預けたチェヨンは、仲間と合流しガンホの救出に乗り出す。

父の骨つぼに入っていたボールペンから、4人の指紋が検出された。身元が割れたのは、政界の大物カン・ジェグクとノ・ジンギの2人。

手がかりを得るため白クマの元を訪ねたチェヨンは、待ち伏せしていたジェピルに殺されかける。だが、逆にジェピルを人質にし、イ・ハンと協力してガンホを救出することに成功した。 しかし3人は、KCグローバル本社の屋上で立ち往生してしまう。

病院で意識を取り戻したカン班長が、チェヨンの父親の殺害事件について真相を語り始めた。
警察スパイとして黒クマ派に潜入していたチェヨンの父は、黒クマ派に買収されたノ・ジンギ刑事の垂れ込みにより、白クマの指示で殺されたのだ。

ボールペンの指紋をふき取り、代わりに入院先から拉致してきたカン班長の指紋を付けた白クマは、余裕の表情を浮かべるのだった。

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