「ガラスの城」のあらすじ

貧しく平凡な家庭に育ったミンジュ(ユン・ソイ)は、2度目の失敗を経てようやくJBCのアナウンサーとなる。アナウンサーとして生き残るために並々ならぬ努力をするが、あまり運がなく、多くの挫折を経験する。ソクジン(キム・スンス)の力を借りて徐々に成功するうちに彼に恋愛感情を抱くが、平凡な家庭を願うミンジュにとって、子持ちのバツイチ男のソクジンはあまりいい相手ではない。そして、財閥の後継者ジュンソン(イ・ジヌク)のプロポーズを受けるミンジュ。幼少時代の貧しさから来る打算で決心し、現代版シンデレラとも言える玉の輿に乗ることにしたのだった。

当初、財閥家の2番目の嫁としての生活は順調だったが、自分を見下す婚家の視線や、家庭での自分の存在理由の希薄さに、次第に苦痛を感じ始める。ついに婚家の反対を押し切り、アナウンサーに復帰するミンジュ。そんな折、夫の兄が養子に迎えていた息子が、実は自分の夫が結婚前に作ってしまった子どもだと知って驚愕。真の愛からではなく、ジュンソンのステイタスを愛した自分を責め、離婚を決心する。

しかし、彼女を心から愛していたジュンソンは、その子が本当は兄の私生児だという事実を最後まで隠し通し、別れに同意するのだった。

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各話あらすじ

第21話インギョンにコーヒーを運んでいたミンジュはカップを落として割ってしまう。それをみてインギョンは貴重なカップを割ってしまったと激怒する。家庭教育が大事だとユランと比較しながら叱り付けるインギョン。ミンジュはこれから何でもユランと比較するつもりか、家庭教育とは関係ないことだろうと逆らう。
ユランの留守中、家政婦と夕食の支度をしていたミンジュは、ユラン特製の食べた事もないソースを作らなくてはならない状況に・・・
第22話酒に酔ったユランはギュソンにスンハの母親について問い詰める。ギュソンは父ドゥヒョンに知らないと最後までしらを切るよう言われたことを再び思い出す。
ヤンスクはイバジ料理(嫁入り用の料理)でも誠意を込めて贈りたいと、餅やチヂミなどを用意する。後でミンジュはインギョンが料理を見て褒め称えたとヤンスクに伝えながらすまなく思う。ユランはドゥヒョンに夫と別れる事を許して欲しいと言い出す。ドゥヒョンは離婚は絶対許せない、そしてスンハとギュソンは何の関係もないと言い返す。
第23話スンハが兄ギュソンの子供だと確信するジュンヒ、父なら体面と名誉を保つためにギュソンの息子を養子に仕立てて籍に入れる事をやりそうな人だとギュソンに話す。そして、しらばくれているのかもしれないが、騙されているユランも可哀想だと言い残して自分の部屋に入る。ギュソンは戸惑いを隠せず、ベッドに横たわって深くため息をつく。

第24話ユランはヒョンソクに電話をして、助けが必要だと言い、土曜日のお昼に誘う。ヒョンソクはほくそ笑みながら、自分が投げた石がちゃんとユランに当たったと喜ぶ。
一方、インギョンはアメリカからジュンヒ宛てに届いた書類を見て驚き、急いでジュンヒを呼び付けて離婚の理由を問い詰める。ジュンヒは結婚は両親の言いなりでしたが、離婚は本人たち二人で決めた事だ、お互い幸せになることができず別れる事にしたと叫ぶ。激怒したインギョンは父と兄に恥をかかせるつもりかと怒鳴りつけ、書類を破り捨てる。
第25話ジュンヒのことが心配でジュンヒに電話を掛けるソクジン。だが、その電話に出たのはインギョン。インギョンはジュンソンを呼んで、離婚だけは絶対許せないのでジュンヒを説得しろと命ずる。ドゥヒョンは夢を叶えるために今まで自分がどれほど苦労してきたか強調しながら、ジュンヒが心を入れ替えるよう説得する。
しかし、ジュンヒは自分はいまだにソクジンのことを愛していると哀願する。
ヒョンソクの元を訪ねたユランは、ヒョンソクの家の暗証番号が自分と同じ暗証番号になっているのを知って驚く。ヒョンソクの家から帰ってきたユランは毎週あるゴルフ会に参加したいとインギョンに許可を求める。
第26話インギョンはソクジンとインスクに会って、ジュンヒとの関係について再度念を押す。そして、インスクにソクジンの再婚を勧告する。ミンジュ、ユランとの食事中インギョンがユランの家族の安否を尋ねると、ジュンヒは母に一言文句を言う。
ミンジュは母親に好かれるユランがうらやましいというが、ユランはジュンソンのような夫がいるミンジュがうらやましいと言い返す。ミンジュは義母よりもユランがもっと気まずいと打ち明け、予想外の話にジュンソンは驚く。ソクジンがジュンヒの事で誤解されるのが嫌で、インスクは慎重にソクジンに再婚について意を尋ねてみる。ドゥヒョンはついにジュンヒを空港へ連れて行く。
第27話ジュンヒは父ドゥヒョンによって無理矢理アメリカ行きの飛行機に乗せられる。ジュンヒの力になってあげられなかった事にジュンソンとソクジンそして伯母インスクは心が苦しい。
ミンジュは姑インギョンに命じられプランス料理教室に通う事に。しかし、講師がプランス語で説明するとフランス語が出来ないミンジュは韓国語で話してくださいと頼み、バカにされる。この事が知り合いの仲で話題になり、恥をかく。 ユランはヒョンソクのマンションを訪ねてヒョンソクのために料理を作ったりする。ヒョンソクを利用して自分を裏切った夫と義父に仕返しがしたいと話すと、ヒョンソクは精算だけちゃんとしてくれるなら協力すると約束する。
第28話ムソンの誕生日を迎えて、ジュンヒは必ずムソンのお墓参りに来るはずだとジュンソンは思い納骨堂へ向かう。同じくジュンヒに会えると思って、ソクジンと父ドゥヒョンも相次いで納骨堂に到着、3人は鉢合わせする。ドゥヒョンはソクジンがムソンを忘れていなかった事に感謝するという。ソクジンは丁寧に頭を下げて挨拶をした後、先に納骨堂を発つ。
ミンジュはソクジンに電話を掛けて、ジュンソンが毎晩悪夢に苦しんでいるといって、ムソンの死に関わる真相を知りたがる。
第29話行方不明だったジュンヒが行くところがここしかなかったと伯母インスクの家を訪ねてくる。インスクはインギョンが私とソクジンにひどくはしたものの、これ以上あなたに冷たくしたくはないとジュンヒを温かく迎え入れる。
ドゥヒョンは妻インギョンにソクジンの件は考え直してみろともう一度念を押す。インギョンはソクジンを苦しめた自分の仕打ちを思えば、ソクジンを受け入れるのはどうしてもダメだと悩み苦しむ。
第30話酔っ払ったギュソンをヒョンソクが家まで送り届ける。夫と一緒に入ってきたヒョンソクを見て戸惑うユランだが、何も知らないギュソンはヒョンソクに紹介できる後輩はいないかと聞く。
ジュンヒはソクジンの娘スルギの髪をキレイにとかしてあげながら、まるで母親のようにスルギを可愛がる。スルギもジュンヒと少しずつ打ち解けあい、母の情を感じ始める。伯母インスクはスルギがジュンヒになつきすぎることに心配する。ジュンヒはスルギを見ていると娘セナを思い出してしまい悲しい表情を見せる。

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