「ガラスの城」のあらすじ

貧しく平凡な家庭に育ったミンジュ(ユン・ソイ)は、2度目の失敗を経てようやくJBCのアナウンサーとなる。アナウンサーとして生き残るために並々ならぬ努力をするが、あまり運がなく、多くの挫折を経験する。ソクジン(キム・スンス)の力を借りて徐々に成功するうちに彼に恋愛感情を抱くが、平凡な家庭を願うミンジュにとって、子持ちのバツイチ男のソクジンはあまりいい相手ではない。そして、財閥の後継者ジュンソン(イ・ジヌク)のプロポーズを受けるミンジュ。幼少時代の貧しさから来る打算で決心し、現代版シンデレラとも言える玉の輿に乗ることにしたのだった。

当初、財閥家の2番目の嫁としての生活は順調だったが、自分を見下す婚家の視線や、家庭での自分の存在理由の希薄さに、次第に苦痛を感じ始める。ついに婚家の反対を押し切り、アナウンサーに復帰するミンジュ。そんな折、夫の兄が養子に迎えていた息子が、実は自分の夫が結婚前に作ってしまった子どもだと知って驚愕。真の愛からではなく、ジュンソンのステイタスを愛した自分を責め、離婚を決心する。

しかし、彼女を心から愛していたジュンソンは、その子が本当は兄の私生児だという事実を最後まで隠し通し、別れに同意するのだった。

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各話あらすじ

第11話インギョンをなだめるために、ドゥヒョンはインギョンがイ女史の家で見た後ずっとほしがっていた茶碗セットを贈る。インギョンはよく覚えておいて巧みにこんな瞬間茶碗セットを差し出すドゥヒョンに怒りを感じながらも、嫁には大事にしなさいと言い付ける。
ジュンソンはお弁当を持って、ミンジュの養父ドンソクが入院している病院を訪ねる。ジュンソンが良い車に乗っているのを気にしていたドンソクは、若者がそんな高価な車に乗ってはいかんとぶしつけにたしなめる。
第12話ドゥヒョンはミンジュに電話を掛けて明日の朝放送局まで車を送るので、ジュンソンには内緒で会おうと誘い、ミンジュはドゥヒョンの言うとおりにすると約束する。
しかし、ドゥヒョンの電話に慌ててニュースの原稿をトイレに置き忘れてしまったミンジュは、瞬発力と率直なコメントで危機を免れる。するとソクジンは、ミンジュのプロ精神は高く評すると初めてミンジュを褒めてあげる。
第13話ジュンソンと野球場に行ったミンジュが場内でキスコールを受けてキスをする姿がネットに流れ騒ぎになり、アナウンサーチーム長から処分を覚悟しろと怒られる。ソクジンはそんなミンジュが哀れに思い、大した事ではないので心配するなとミンジュを励ます。ジュンソンも記者が取材に来たら自分が責任を取るので何も言わずに僕に取材するように言えとミンジュを慰める。そして父ドゥヒョンと決着をつけるために会長室に向かうのだが・・・
第14話スンハの一歳の誕生日パーティーが開かれているホテルの宴会室。ギュソンとユランはスンハを抱いてテーブルを回りながら挨拶を交わす。だが、ひそひそと話し合いながら大げさに反応する親戚の姿が何か怪しい。
集まっている記者団を避けるためにジュンソンは伯母インスクと他のドアを通って出る。結婚を取り急ぐインスクに、ドゥヒョンとインギョンは結婚を許してほしいと急かしているが、ミンジュに事情があると打ち明ける。その日、ジュンソンは宝石店でダイヤの指輪を慎重に選び、ミンジュを漢江(ハンガン)に呼び出してミンジュの前でひざまずいてプロポーズをする
第15話家の近くの公園でミンジュとジュンソンは言い争う。ミンジュンは結婚を許してもらうためだとはいえ、予告もせず勝手に自分の家を訪れたジュンソンに激怒する。ジュンソンは君は何がそんなに複雑か、こんなに歪んでいる人だとは思わなかったととがめる。ミンジュは自分はジュンソンの条件に惹かれただけであって、好きだという気持ちはなかったのかもしれない、今後も期待しないでほしいと言い放つ。すると、ジュンソンも気持ちがなかったと言うなら僕もきっぱり背を向ける、本当にそうならもう一度言ってくれと怒鳴る。
第16話ジュンソンと言い争った後、家に戻ってきたミンジュは、どんな姿を見てもミンジュが世界で一番きれいだと思う人、何を言おうと全て理解してくれる人、どんな時でも君の味方になる人になりたいといったジュンソンの言葉を思い浮かべながら涙を流す。
翌日、取材のためにミンジュはチョンアンに出張する。ジュンソンはミンジュに会いたくて突然ミンジュのいるチョンアンへ車を走らせる。思いがけないチョンアンでの再開に、ミンジュは自分がジュンソンを心から頼っていたことに気付く・・・
第17話ジュンソンはミンジュの養父ドンシクに贈り物だと思ってくださいと洋服代を差し出し、父親として必ず両家の挨拶の席に来るよう頼み入る。そして、夕方には家族のために用意した40坪ほどのマンションにミンジュを連れて行き、ミンジュと共に両親を養う役目を果たすのは当然だといって自分の気持ちを受け入れてほしいと頼む。ミンジュは心を入れ替えて、母ヤンスクにジュンソンの両親の立場も考えて引越しをしようと提案する。

第18話姑インギョンから辞表を出したのかと聞かれてミンジュは驚く。慌てて仕事は続けたいと頼んでみるが、インギョンは長男の嫁ユランが不器用で家で内助ばかりしているのではない、ユソングループの嫁として学ぶ事が多いのでこれから私の指示に従いなさいとクギを差す。しかし、ミンジュはアナウンサーになるために人一倍に勉強して頑張ってきた、自分には何より大事な事だと絶叫するのだが・・・


第19話伯母インスクのレストランでソクジンと会ったジュンヒは突然ソクジンの頬を打ち、今まで幸せだったかと涙ながら尋ねる。しかし、ソクジンはお互い愛し合っていた頃の思い出はすべて忘れたかのように今更話すこともないとジュンヒに冷たく言う。
一方、ユランは夫の弁護士事務所の開業式で過去の恋人で夫の後輩であるヒョンソクと遭遇し、彼から封筒を渡される。その中にはスンハの母そして夫の元彼女であるジヨンの写真が入っている。
第20話ジュンソンとミンジュの結婚式が開かれるジュンソンの別荘の庭園。チョゴリをきれいに着こなしたインギョンとユラン、個性的な格好にサングラスをかけたジュンヒ、極度に緊張して座っているミンジュの養父ドンシク、淡々としているヤンスクなど、両家の客は合わせて30人にもならない。演奏が始まり、ミンジュはドンシクと腕を組んで入場、美しい新婦に感激したジュンソン。姑インギョンは結婚式中ずっと涙を流し続けるヤンスクが気に食わななさそうにみつめる。

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