あらすじ
2050年、時間旅行システム“アリス”が存在する世界。アリスを構築した科学者ソニョン(キム・ヒソン)はある予言書を追って1992年にやってくる。だが自身が妊娠したことを知り、1992年にとどまり一人で息子ジンギョムを出産する。産まれた息子は生まれつき共感能力のない失感情症を抱えていた。高校生になったジンギョム(チュウォン)は校内暴力事件の加害者と疑われるが、無実を信じるソニョンは事件解決のため奔走。その後事件は無事に解決、共感できないことに苦しみつつもジンギョムは母に感謝の気持ちを伝えようと誕生日にケーキを用意し、お祝いする。しかしその直後、ソニョンは何者かに殺害されてしまう。命を落とす直前、ソニョンは「いつか私にそっくりな人物が現れても必ず避けなければいけない」と言い残す。その瞬間、ジンギョムは生まれて初めて涙をこぼし、犯人への復讐を心に誓う。時は流れ10年後。母を殺した犯人を捜すため刑事となったジンギョムの前に、亡くなった母と瓜二つの天才学者テイ(キム・ヒソン/二役)が現われる。その後連続殺人事件が発生。犯人が母を殺害したのと同一人物で、未来から来たのではないかと感じたジンギョムはテイに協力を依頼。2人は力を合わせて犯人を追うことに。そこにはアリスの壮大な秘密が隠されていた…。