あらすじ
幼い頃家族に捨てられたスヒョンは記憶を失い、ロシアで殺し屋のパーベル(デイビッド・マッキニス)に育てられる。成長したスヒョン(チャン・ギヨン)は明晰な頭脳と強靭な肉体を兼ね備えた最強の殺し屋となっていた。時は経ち、父親のような存在だったパーベルがアルツハイマー病を患い、スヒョンは引退を勧めるが、その矢先パーベルがマフィアのボスに殺害されてしまう。パーベルの仇を討ったスヒョンだったが、逆にボスの息子であるカリモフ2世(ロビン・ディアナ)に命を狙われることに。そんな中、任務を遂行するたびに自身の過去に関する情報を渡すと依頼人から取引を持ち掛けられ、任務のため韓国に帰国を決意する。韓国に戻ったスヒョンは昼は獣医・夜は殺し屋として、周囲と距離を置いて生活していた。一方その頃、麻薬密売の疑惑を着せられ行方不明になっていた流通会社会長が遺体で発見される。事件はスヒョンの手によるものだった。刑事のヒョンジン(ナナ(AFTERSCHOOL))は、特殊捜査チームに志願し捜査を始める。時を同じくして、ヒョンジンは偶然スヒョンの住む建物に引っ越すことになり、正体を隠したスヒョンと出会う。親を失い殺しを重ねるスヒョンと、孤児院で育ち養母の圧迫から逃れるように刑事になったヒョンジン。孤独な2人はいつしかお互いに特別なものを感じるようになるが…。