お母さんが何だって

家族とは何かを、コミカルかつ温かく描いたシットコム

家族とは何かを、コミカルかつ温かく描いたシットコム

放送日
放送は終了しました

各話あらすじ

視聴方法

家族とは何かを、コミカルかつ温かく描いたシットコム
<日本初>※日本語字幕

■ 出演
ナ・ムニ(『マイ・ラブリー・ブラザーズ』)、エル(INFINITE)、ユ・ヨンソク(『九家の書』)、キム・セロン(『女王の教室』) ほか誰にでも与えられた自分の取り分の幸福がある。不吉が脇をかすめ過ぎれば、ただ乗ればいい。紙切れに過ぎない金のため生きるのがひどくつらい時は、自分を信じて自分に手を貸してやり、これ以上落ちる底はないと思うほど切羽詰まった瞬間に帰る家、わが身を横たえる休息になってくれる...シットコム『お母さんが何だって』は、自分の力で幸福を探していく人々と、自分なりのやり方で彼らを応援するナ・ムニ女史を通して、笑いと感動、希望と慰労を伝える物語だ。

出演 : ナ・ムニ、キム・セロン、エル(INFINITE)、ユ・ヨンソクほか
提供元 : ©2012 MBC
話数 : 全27話
韓国放送日 : 2012年10月09日
KNTV初放送 : 2014年03月13日

登場人物

ナ・ムニ役:ナ・ムニ
 65歳。「ナ女史ククスジョン」の社長。亭主も財産もないから、子供があんなだと後ろ指指されないようにと、トラのような形相で子供たちに対していたら、今でも子供たちは母の一言に震え上がる。朝食は家族全員が食卓に座るまで、絶対に箸を取らない。家族の中で、誰かがナ女史の命令に逆らえば、即時に厨房で玉ねぎとニンニクを剥きながら、涙をぽたぽた落とす羽目になる。ククス屋がある程度軌道に乗った後、周辺の商売がうまくいかない商人たち相手に金融業を始めた。元手がなくて銀行の貸出を受ける能力もない人たちが、何とか暮らしのめどを立てようという希望を持てる事を願った。夜が長く侘(わび)しく感じる時は、週末の映画を見てひとりで台詞をつぶやいて、昔の思い出に浸ったりもする、孤独な女性。

パク・ジョンハク役:パク・ジョンハク
 45歳。長男で店を手伝っている。1人で傷つき1人で自分を慰める、誰も理解してくれないみじめな家長。貧しい家庭環境の中で、ナ女史の期待株として成長し、名門大学を卒業して有名な証券会社に入ったが、顧客の金を失う事故を起こして、勧告辞職に金融業者の借金まで抱え込んで、人生の初試練を体験した。妻のミソンと娘のセロンは自分の希望の星。店の仕入れからサービングまで、母親の店の補助として働いて、借金を返して再起する日を夢見る。

パク・ミソン役:パク・ミソン
 40歳。ジョンハクの妻で大学の時間講師。15年間教授になれなくて講師のままでいる。難しい経済用語とよどみない早口で姑にも相対せる唯一の人物だった。だが、高校のクラスメートの小姑のソヒョンが出戻ってから、姑と小姑のシビアなダブル嫁いびりを経験中。ミソンの今の希望は夫がナ女史のククス店を譲り受けること。そしていつか、うざいこの家を出て、親子3人で仲睦まじく暮すこと。

パク・ソヒョン役:キム・ソヒョン
 40歳。娘で、ククス店のレジ担当。夫の出版社が潰れて一瞬にして奈落に落ちてしまったが、本来が楽天的なので悪条件にもめげずに前向き。早く子供を産むという条件で実家に居候することになったが、足を伸ばして寝る家があり、高校のクラスメートで兄嫁のミソンが家事は全部するので、全く危機感が感じられない。母の店でレジ係をしているが、手助けになるどころか計算が合わなくて毎日叱られている。小説作品と出版社を失った夫のせいで前途が真っ暗なのに、夫が情感たっぷりに詩の一節を読んでくれると、うっとりとしてすべてを忘れる。

リュ・スンス役:リュ・スンス
 42歳。婿で作家。詩を歌い人間の内面を探求する小説を書くことを目指す浪漫主義者。処女作で絶筆作品になってしまった初小説集『ヘラの孤独』は作品としては失敗だった。出版社として再起を目論んだが、それさえも潰れてしまい、話にだけ聞いていた妻の実家での同居、義母の婿いびりが自分の身に降りかかって来るとは。なるようになれと、ごたごたを引き起こし、無銭飲食をして逃げて、留置場に入れられたことも数回。一見したところ、ぐうたらのようであり頼りなく自尊心もないようだが、家長という責任感から金になるなら、あらゆる雑文を選り好みせずに書く生計系作家。いつかベストセラー作家になるという夢を抱いている。

パク・ジヘ役:ソ・イアン
 21歳。末娘。オーガニック・レストランのマネージャー。どこでもお利口さんと言われ、全校1位の秀才だったが、自分なりの明確な主観と目標を持って、科学高や外国語高校ではない商業高校に入学。大学進学をあきらめて、社会生活を始めた。オーガニック・レストランに就職して、一から仕事を学び、自分の道に確信を持って行動する。ナ女史に最もよく似た末娘として可愛がられて大きくなったが、実は捨て子で、ナ女史に育てられたことに対する痛みがある。あの寒い冬の夜、横で手を握ってくれたミョンスと、その時から友達になり、今では同性の友人のような気安い間柄。ミョンスの兄のヨンソクを小さい時からそっと片思いして来た。

パク・セロン役:キム・セロン
 14歳。孫娘。「うわぁ~、すご~い」が口癖、スマホは24時間握りっぱなし。校服のスカートは短く仕立て直して着る思春期の女の子。すぐに飽きてしまう「今どきの子」だが恋に関しては誰よりも粘り強い。他人が見れば、鼻で笑ってしまうような淡い恋心であろうと、セロンには何より深刻な「リアルな恋」なのだ。生まれてから一度もノート整理などしたことがなくても、「ミョンス語録」だけは一日も欠かさず事細かく書いてきた執念の所有者。親の言うことなどに全く耳を貸さないが、ミョンスの言うことは金科玉条のように感じる。恋の邪魔になる中学教育があまりに無情なので、早く大人になりたいと思うちゃっかりした愛らしい女の子。

キム・ミョンス役:エル(INFINITE)
21歳。ビョンマンの甥で大学生。ある人はつまらない虚勢だというが、それはルックスもボディも取るに足りない者の劣等感に過ぎない。この程度の格好よさなら顔に対する責任を取る義務がある。誰かには幼なじみであり、また誰かには光より眩しい魔性の彼。専攻の数学に関しては集中力もよく優秀だが、生活面においては間が抜けている部分がある。

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