あらすじ
レジデントのシヨン(イ・セヨン)は目の前で大切な人を救えなかったことから、医師の道を諦める。父の友人から刑務所の医療スタッフのアルバイトを勧められ、刑務所で働くことに。ある日急患の受刑者が発生するが、シヨンは判断に戸惑う。そこにある受刑者が現れ適格にアドバイスする。シヨンを助けたのは元医師のヨハン(チソン)だった。ヨハンはある事情から10秒以内に患者の状態を把握することができ「ドクター10秒」と呼ばれ一目置かれる天才医師だったが、担当していた末期がん患者を尊厳死させたことから殺人罪で服役していたのだった。高慢な態度のヨハンに反発するシヨンだったが、患者の容体が急変、ヨハンはシヨンを叱咤し患者を託す。ヨハンの指示で患者の命を救ったシヨンは再び医師としての道を歩み始めることに。その後、シヨンは父が理事長を務めていたハンセ病院ペインクリニック科のレジデントとなる。そこに最年少教授として現れたのはあのときのヨハンだった。服役した過去を持つヨハンを採用することに病院の意見は割れるが、シヨンはヨハンの下で医師として成長していく。一方かつての事件でヨハンを起訴した検事のソッキ(イ・ギュヒョン)はヨハンが復職したことを知り、危険な医師として警戒していた。