「サロン・ド・ホームズ」のあらすじ
マイホームの夢が実現したことを喜びマンションに入居したミリ(イ・シヨン)と家族たち。突然引っ越し祝いに押しかけてきた義理の家族の為に、フルーツを買いにスーパーに向かったミリだったが、夫の不倫に激怒した妻が突然銃を振りかざし、スーパーの中はパニックに。同じ時間、元警察で力持ちのギョンジャ(チョン・ヨンジュ)、アルバイトの女王・ソヒ(キム・ダソム/SISTAR出身)、別のスーパーのCEO・ジヒョン(ナム・ギエ)もスーパーに居合わせ、犯人の女性を説得しようとするが…。
各話あらすじ
- 第1話 クァンソンマンション3団地夫と娘の3人家族のコン・ミリは、憧れのマンションに急な空き物件を見つけ契約するが、引っ越しを終えスーパーに買い出しに行くと、そこで人質事件に巻き込まれる。銃を持つ女は、夫の浮気相手がそのスーパーにいるというのだ。ミリはそこに居合わせた元刑事で“女版マ・ドンソク”のギョンジャ、“アルバイトの達人”ソヒ、“法律の知識豊富な元保険セールスの女王”ジヒョンらと夫の浮気相手を突き止めに立ち上がる。
- 第2話 迷惑駐車との戦いミリの引っ越してきたマンションには、迷惑駐車、ゴミ分別違反、夜中に騒ぐなど、悪党が日常に潜んでいた。特に特定の場所に2台分のスペースを占領して駐車する焼肉店の店主は暴力団風の入れ墨をして近隣住民に威圧感を与え、ミリたちにまで嫌がらせをしていた。あまりのひどさに業を煮やしたミリをはじめとする“ジュムベンジャース”の4人は焼肉店の店主を尾行し、数々の悪行を写真に収めていく。
- 第3話 正義感に満ちた母親たちクァンソンスーパーにラーメンを買いに来たミヌ。彼は父親が失業中で母親はいない。ある日、ミヌはスーパーを訪れてタバコを買おうとする。未成年者には売れないと言って送り返すもジヒョンの見ないうちに1つ盗んでいった。実はミヌはクラスの不良グループにいじめに遭っており、使いっぱしりをさせられていたのだ。クラスメートでミリの娘ヒョンジがいじめをやめさせようとすると、そのヒョンジまでいじめに巻き込まれてしまう。
- 第4話 女子大生 失踪事件ミリの住む団地内では分別ゴミが正しくなされていないことから回収業者がゴミの回収をやめ、団地内にはゴミがあふれていた。規定のゴミ袋ではない袋を発見したミリは、その場を婦人会長に見られて疑いをかけられるが、ミリは袋の中身を調べ、ゴミの主を突き止めて誤解を解く。すると婦人会長から団地内の無分別のゴミの持ち主を捜し出してほしいと頼まれる。ジュムベンジャーズが調べていくと血のついた紙と髪の毛の一部を見つける。
- 第5話 消えたものについて血のついた紙や髪の毛からジュムベンジャーズは推理を働かせる。ゴミの主は団地近くのコンビニ店主だと突き止め、髪の毛はその店員であると推測。ところが店員は店に姿を見せない。店員の妹が音信不通の姉を心配する中、コンビニ店主の店屋物の量が2人分になっていたことにソヒが気付いたことから監禁されていると推理したジュムベンジャーズは、何とか店主の家に入り込もうと知恵を絞る。
- 第6話 雨の中の女クァンソンマンションの辺り一帯では夜道に変質者が現れるという通報が増えていたが、警察は一向に犯人の糸口すらつかめずにいた。ある日、ジヒョンのスーパーに夜光色の男性用Tバックが落ちていたのだが、団地のゴミ捨て場などにもあったことからこの変質者が同団地に住み、そのパンツをはいているとジュムベンジャーズは推理。通報が雨の日に多いことから、同じく雨の日に若い女性になりすまして待機すると、変質者が現れる。
- 第7話 怪しい隣人雨の日に現れた変質者は逮捕され、団地内に安心した空気が流れるが、ミリたちジュムベンジャーズは本来、捜していた変質者は別人物だと推測。そんな時、不審な動物の死体が見つかり、変質者がただの露出狂ではなく、殺人行為にまで及んでいると考える。そんな中、飼い犬が行方不明になっていた団地の住民女性が川辺で遺体となって発見。ソヒはその女性の部屋から出てきた謎の男に目をつけられていた。
- 第8話 パク・ソヒ失踪事件謎の男が自由に出入りしていた部屋は、共に母親である婦人会長の所有のものだった。事件との関連を聞き出そうとミリが婦人会長の自宅に向かうとゴミ袋を遠くのゴミ捨て場に捨てに行く姿を発見。ミリが袋の中身を見てみると、死体で発見された女性の似顔絵や彼女の装飾品などが入っていた。女性を殺した犯人だと推理するが、ゴミ袋にはソヒの1週間のスケジュールのメモも入っていた。
- 第9話 団地のディストピア謎の男はミリたちの体を張った追跡から逮捕に至ったが、彼の殺害方法が、ミリの親友ジウンが高校時代に殺害された時の犯人 リボンマンの手口と酷似していたため、ミリは謎の男の背後にリボンマンがいると推測。そんな時、ミリはジウンの母親の友人ギョンスクを紹介される。ジウンの母親はジウンを追って自殺したとされていたが、ギョンスクの話を聞いたミリはジウンの母親もリボンマンによって殺害されたのかもと疑うようになる。
- 第10話(最終話) ピンチの主婦たちジウンの母親ミンソンは生前、ある男のことを、娘を殺した犯人だとして興信所などを通じて身辺調査をしていた。また何かの証拠を残すために小型レコーダーを購入していた。それらを知ったミリは興信所やレコーダーを通してリボンマンが誰か確信を持つに至る。高校時代、ジウンを助けてやれなかった罪悪感からこのリボンマンを何としても自分の手で捕まえたいと思うミリ。そこへそのリボンマンから電話がかかってくる。
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