「鬼宮(ききゅう)」のあらすじ
強い霊力を持つヨリ(キム・ジヨン)は幼い頃より悪神カンチョリ(キム・ヨングァン)に付きまとわれていた。ある日、故郷を離れて久しい初恋の人ユン・ガプ(ユク・ソンジェ/BTOB)となってヨリの前に現れる。ヨリはガプと漢陽へ旅立つが、山中でガプが何者かに殺されてカンチョリがその体に乗り移ってしまう。恋しい人の体からカンチョリを追い出すためにガプの魂を捜すヨリは、王宮に悪鬼が潜むことを知る。ヨリは悪鬼と戦う中、憎んでいたはずのカンチョリ(ユク・ソンジェ/BTOB)にだんだん心惹かれていく。
各話あらすじ
- 第1話 才ある娘時は朝鮮時代。千年の修行を終えた大蛇(イムギ)のカンチョリは昇天龍になることに失敗し、霊力を持つ少女ヨリに乗り移って龍になろうと目論む。13年後、ヨリは巫堂(ムーダン)である祖母のあとを継がずに眼鏡職人として生きていたが…。
- 第2話 秋も春に変えるカンチョリ検書官(コムソグァン)ユン・ガプの体に乗り移ったカンチョリは、体の重さに戸惑いつつも人間の五感を楽しみ始める。一方、ヨリは王宮の井戸からガプの声が聞こえたことから、その魂を取り戻そうと眼鏡職人として王宮に出入りし…。
- 第3話 八尺鬼水鬼からユン・ガプが八尺鬼に食われたと聞いたヨリは、八尺鬼からガプを救おうとするが、カンチョリに無謀だと止められてしまう。一方、大妃(テビ)が重用している祈祷(きとう)師のプンサンは王子の体に八尺鬼を閉じ込めようとするが…
- 第4話 夜光の玉自分の力だけでは八尺鬼に勝てないと悟ったヨリは、カンチョリの協力を得るために何でも望みを聞くと言いだす。一方、水鬼に脅されたヨンイン大君は母親である大妃(テビ)に罵られて逆上し、水鬼の遺族に怒りをぶつけるが…。
- 第5話 八尺鬼に手を貸す者がいる都から追放されたヨリはカソプ和尚に会って祖母の巫具(ふぐ)を見つけ、八尺鬼を払うためにカンチョリの加護を得ることにする。一方、ヨンイン大君(テグン)を亡くし悲しみに暮れる大妃(テビ)は、プンサンから思いもよらぬことを知らされる。
- 第6話 枕の中の どくろプンサンは王妃が懐妊したことを大妃(テビ)から聞き、王妃のおなかの子を天地将軍の餌食にしようと考える。一方、王は自身の身を守ってくれた警鬼石(キョングィソク)が、ヨリの祖母ノプトクからもらった物だと知り、不思議な縁を感じる。
- 第7話 邪気ヨリは王宮に出没する宮女の履物を盗む夜光鬼を捕らえて、ヨンイン大君(テグン)の屋敷に呪符を貼った者の手がかりをつかむ。一方、水殺鬼の邪気を受けた王妃は謎の高熱に苦しむ。その王妃を救うため、王はヨリを頼るが…。
- 第8話 アグジ命からがら水殺鬼を捕らえたヨリとカンチョリは、黒幕の存在を聞き出すために水殺鬼の願いを叶えてやることにする。そして、水殺鬼の口から出てきたのは、以前、八尺鬼も口にしていた“アグジ”という盲人の名であった。
- 第9話 13年前13年前、禁術を行った罪で罰を受けていたプンサンは、その場に現れた世子(セジャ)に鬼神が憑(つ)いていることに気がつく。プンサンは罪滅ぼしとして王家に恨みを持つその鬼神を払うと申し出るが、逆に鬼神を操れと命じられる。
- 第10話 悪鬼はいないヨリから正直な気持ちを打ち明けられたカンチョリは浮かれて、ヨリを喜ばせようとさまざまなサプライズを繰り出す。一方で、王とヨリたちは八尺鬼の無念を晴らして成仏させるために、その正体を突き止めようと動き始める。







