「四季の春～恋めぐる僕らの季節～」のあらすじ
「春がやってきた。奇跡とともに…」
今最も勢いのあるK-POPアイドルバンド「ザ・クラウン」のリーダー、サゲ（ハ・ユジュン/AxMxP）。とてつもない才能の持ち主で、常に前向きなエネルギーに満ち溢れる。「ザ・クラウン」が単独コンサートを成功させ、ワールドチャートで1位を獲得した輝かしい日、その打ち上げの席で、酔ったサゲは所属事務所JO&JOエンターテイメントの代表、チョ・サンホン（チョ・ハンチョル）を殴ってしまう。サゲには一切の記憶がないのだが、その様子を撮影した動画が出回り、サゲは代表の娘でプロデューサーのジナから、活動自粛とハンジュ大学へ復学して謹慎生活を送ることを言い渡される。
登校初日、雨の中でどこか聞き覚えのあるメロディーに導かれ、ボム（パク・ジフ）と運命的に出会う。どんな大舞台でも、どんな歓声の前でも弾まなかったサゲの心臓が、鳴り始める。そのメロディーはボムがつけていたネックレスのオルゴールの音だった。サゲは一瞬にしてボムに恋に落ちてしまい…。
各話あらすじ
- 第1話K-POPトップバンド「ザ·クラウン」はワールドミュージックチャート1位を達成。その夜、リーダーのサゲは打ち上げで所属事務所の代表に暴力を振るってしまう。活動を自粛し大学に通うことになったサゲは、あるメロディーと共に"キム・ボム"と運命の出会いを果たす―
- 第2話サゲは自分でバンドを作るためメンバーの募集を始めるが、様々な妨害にあい、部員を300人集めるという難題を課せられてしまう。さらに、あの事件の夜の記憶を辿るべく、チョ代表の元へ乗り込むが、泥酔したサゲはボムに思わぬ行動をとる。
- 第3話紆余曲折の末結成された「トゥ・サゲ・バンド」は学園祭のステージに立つことになり、本格的な練習が始まる。しかし、喧嘩が絶えないサゲとテヤン。絆を深めるためにも合宿に行くことになるがーーメンバーそれぞれの問題が浮上する中、学園際での初ステージを無事に終えることができるのか。
- 第4話学園祭当日、まるで誰かが狙ったかのように大勢の人が押し寄せ、会場は一瞬でパニックに。公演は突如中止になり、テヤンは何者かに連れ去られてしまう。テヤンを助けるため奮闘するトゥ・サゲ・バンドは、困難の中で絆を深める。そして、束の間の楽しい時間を過ごすサゲとボムだったがーーサゲの過去の記憶と目の前の状況が一致する瞬間、徐々に真実が明かされ始める。
- 第5話自分の角膜移植とボムの母親の事故の真相に気づいたサゲはボムと距離を置くことを決意。ボムを傍で見守るテヤンはついに長年の気持ちをボムに告げるがーーさらに、ザ·クラウンの新曲に盗作問題が浮上。新たな陰謀が動き出すことに…サゲ、ボム、テヤンそれぞれの問題に直面する中、「トゥ・サゲ・バンド」は解体へと向かう。
- 第6話解散したトゥ・サゲ・バンドとは対照的に、ジナが手がけた楽曲で成功的なカムバックを果たしたザ・クラウン。その曲のサビが自分の書いたメロディーと同じであることに気づいたボムは、曲を取り戻そうとするが思い通りに進まない。自分たちの方法で大切な曲を守ることを決めたサゲとボムはトゥ・サゲ・バンドの復活へと動き出す。一方、すれ違い続けるテヤンは新たな決断をするがーー
- 第7話カバー映像が大ヒットしたトゥ・サゲ・バンドは話題を独占。ザ・クラウンのカムバックとテヤンの新メンバー加入への関心を奪われたチョ代表は、さらにあらゆる手を尽くしトゥ・サゲ・バンドの活動を妨害しようと試みる。ますます溝が深くなるトゥ・サゲ・バンドとテヤン。そんな中、ボムとテヤンは思わぬ形で再会するーー
- 第8話トゥ・サゲ・バンドは新しい車で精力的に活動を続ける中、外出中に現金が入ったスーツケースが盗まれてしまう。心当たりのあったサゲは犯人を突き止めるが、意外な人物の姿に困惑する。一方で、サゲと父親の激しい口論を目撃したテヤンは、サゲの言動が頭から離れない。じっとしていられなくなったテヤンは、再びトゥ・サゲ・バンドに会うため、ある計画を立て始める―
- 第9話サゲの秘密を知ったボム。しかし、サゲにはボムにまだ伝えられていないもう一つの秘密があった…。一方、スターになったテヤンは、久しぶりに母校を訪れる。トゥ・サゲ・バンドのメンバーが彼を歓迎する中、テヤンは冷たい態度を示す。ボムへの思いが変わらないテヤンはその気持ちを伝えるが…さらに、テヤンは自分の父親の大きな秘密を目の当たりにする――
- 第10話(最終話)ザ・クラウンとトゥ・サゲ・バンドの共演中、テヤンはサゲをかばい負傷してしまう。これをきっかけに、テヤンの秘めたる想いに気づかされるサゲとボム。事故現場の真相を探る中で、チョ代表とソ病院長の隠された秘密が次々と明らかになる。全ての真実を知ったボムは、忽然と姿を消してしまうが――
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