「こんなに親密な裏切り者(原題)」のあらすじ
韓国最高のプロファイラーと呼ばれ、犯罪行動分析チームのチーム長であるチャン・テス(ハン・ソッキュ)は、一人娘のハビン(チェ・ウォンビン)にとって良い父親でいられるよう定時退勤を固守している。しかし、長いこと離れて暮らしていた父娘の関係の溝は深まるばかり。ある日、自身が捜査している死体のない殺人事件にハビンが関わっているかもしれない疑惑が生まれ、娘を信じたい思いと、警察として疑わなければならない信頼と疑いの狭間の中、父として、警察として真実を見つけ出すため葛藤する。
各話あらすじ
- 第1話犯罪心理分析官のチャン・テスは離婚した妻が亡くなったあと、娘のハビンの世話をするのだが、隠し事が多いハビンをどうしても疑いの目で見てしまう。ハビンはそんなテスに心を閉ざし、ソウルの本庁に戻る予定だったテスの前に、死体のない殺人事件が舞い込む。
テスは行方をくらませたハビンを探すために、ハビンの携帯電話の位置情報を調べるのだが、携帯電話の電源が最後に切れた場所が、死体のない殺人事件の現場付近だった。
- 第2話長年、息子のハジュンを殺したのはハビンだと思っているテスのもとに、ハビンがトラックの前に飛び込んだという連絡が入る。警察は死体のない殺人事件に使われたと思われる車を手がかりに、ソン・ミナという家出少女にたどり着く。ミナが行方不明になる前に、ハビンに会う予定だったことを知ったテスは、父親として、犯罪心理分析官として葛藤する。そして、容疑者リストをしぼったオチーム長がハビンの家を訪れるのだが…。
- 第3話オ チーム長のハビンへの事情聴取に立ち会ったテスは、アリバイを確かめるためにハビンの友達のイ・スヒョンに会う。ハビンがテスの娘であることを知らないオジンは、ミナを捜すためにはハビンに会う必要があると判断する。テスとハビンの関係を知ったミナの捜査をしている刑事たちはテスを非難し、デホンだけがそんなテスをかばう。疑われるつらさを知ったテスはハビンに本心を打ち明け、ハビンを信じることにするのだが…。
- 第4話失踪する前のミナはヨンミンの命令で、大金が入ったバッグを定期的に運んでいたが、ある日、ミナが指定の場所へ行くとあるはずのバッグがなく、バッグのことでヨンミンともめたミナは家出グループから抜ける。そんなミナを前から監視していたハビンは、ミナを殺すためにミナの尾行を続けていた。そんな中、白骨の身元がイ・スヒョンであることが判明し、倉庫事件と同一犯による連続殺人事件の可能性が浮上するのだが…。
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