「復讐の渦~因縁の父娘~」のあらすじ
シャインコスメティックの戦略企画室長のチファン(キム・ユソク)は、ムジョン建設会長のサンチョル(チョン・ハニョン)の娘ミガン(コ・ウンミ)と結婚するため、身ごもっている恋人のスニョン(シム・イヨン)を捨て、殺そうと企てる。それを知ったチファンの秘書でスンヨンの友人のジョンイム(チョ・ウンスク)は島に身を隠していたスンヨンを守るため駆け付ける。家の片隅でスンヨンは無事に女の子を出産するが、追っ手に見つかってしまい、追い詰められたスンヨンは崖から飛び降りたのだった…。
時は流れ8年後、スニョンの子どものヘイン(幼少期役 キム・シハ)は、養護施設で暮らしていた。一方、ソンジュファッションの会長ユンモ(ピョン・ウミン)の息子ジヌ (幼少期役 イ・ジュウォン)は母親を亡くし、悲しみに暮れていたところ、池でおぼれてしまう。それをヘインが見かけて助けたことが縁で夕食に誘われる。そんなとき、ヘインを養子にしたいという夫婦が現れて…。
各話あらすじ
- 第101話結婚前の両家の顔合わせにチファンを呼ぶなと、ドヒョンはミガンに要求する。顔合わせの日、ソルは誰もいないドヒョンの家に行き彼の部屋を探る。セナの血液型の検査報告を見つけるソル。そこにチファンがやってきて、やはり証拠を求めて部屋を探すが…。チファンが留守の家に来たことを聞いたドヒョンは、往生際が悪いとチファンに釘をさす。
- 第102話セナの血液型がA型だと聞き、ジヌは不審を覚える。ソルはDNA検査をするためにチファンとセナの歯ブラシを持ち出す。ソルの行動を怪しんだドヒョンは、ソルの封筒に入っていたチファンの歯ブラシをミガンのものとすり替えるが、ソルとジヌはドヒョンの動きを予期していた。一方、万策尽きたチファンは、ついに副社長辞任に追い込まれる。
- 第103話ソルとジヌは、お互いが初恋の人だったと告白しキスを交わす。会社ではドヒョンの副社長就任と同時に、ソルも副社長になると発表される。その場に現れ、2人に任命証を渡す社長デビットがユンバルだと知り、呆然とするソル。ソルとジヌの親しげな姿にいらだったセナはドヒョンに文句を言うが、逆にドヒョンから「誰が味方か考えろ」と言われ…。
- 第104話デビッドがドヒョンを連れ出したすきに、ジヌがドヒョンのパソコンから資料をコピーする。セナとミガンは、自分の歯ブラシが消えたことを不審に思うが…。ドヒョンはデビッドとソルが知り合いらしいことに疑問を抱き、モクチャンもデビッドの顔に見覚えがあると言う。サンチョルは、チファンが妙に静かなのは何か企みがあるからだとソルに語るが…。
- 第105話1人で山荘に出かけたサンチョルを心配したソルとジヌは、後を追うが見つけることができない。その頃、チファンはサンチョルに銃を向け、なぜ自分がムジョン建設に入ったのかを語りだす。山に銃声が響く。デビッドはテヨンの事務所に新入りとして入り込み、テヨンを監視していた。一方、ソルたちの依頼で山荘放火事件の取材チームがシャインを訪れる。
- 第106話何事もなかったかのように会社に戻ったチファンは、自分は会長代理だと主張する。ソルとジヌは、山で倒れたサンチョルを発見し病院に運んでいた。サンチョルはソルに、山荘放火事件の犯人は自分だと、チファンが自白したことを伝える。そして、自分が生きていることは秘密にするように頼んだ。取材チームがセナに、裁判での偽証疑惑を追及すると…。
- 第107話チファンに、事件の取材が進めばセナもドヒョンも破滅だと脅され、モクチャンは自分が犯人だと警察に自首しようとする。警察に現れたソルは彼を引き止め、真実を語ってくれと頼むが…。ドヒョンに、義父となるチファンを守るためだと言うモクチャン。しかしドヒョンは、チファンは義父じゃないと冷たく語る。セナはドヒョンの子を宿したことに気づく。
- 第108話チファンは、サンチョルを発見した人物と会う約束をする。その場に現れたのはソルだった。チファンが、サンチョルに意識があったか尋ねると、ソルはなかったと嘘をつく。デビッドは、サンチョルとチファンが争った場に、テヨンがいた可能性を語る。ソルたちは、何としてもモクチャンの自首を阻止し、テヨンの持つ証拠を確保することで意見が一致する。
- 第109話ジョンイムの記憶が戻る。4年前、チファンに階段から突き落とされたと語るジョンイム。モクチャンはソルに、チファンの犯罪に関わる証拠を渡そうとするが、ドヒョンがさえぎる。テヨンはドヒョンに、サンチョルに猟銃を突きつけるチファンの写真を見せる。セナの結婚式で写真を公開すると、テヨンはチファンを脅す。金で解決しようと言うチファンだが…。
- 第110話デビッドがテヨンの事務所で暴力を振るう様子がスクープされ、シャインの株価が暴落する。デビッドはそれを認め、社長を辞すると言う。ただし、チファンを道連れにして…。テヨンに渡す金が必要なチファンにとって、株価の暴落は打撃だ。チファンはユンモに、ドヒョンが自分の排除を企んでいる、それならいっそシャインを売却したいと伝える。