「カネの花~愛を閉ざした男~」のあらすじ
孤児院で育ったピルジュ(チャン・ヒョク)が刑期を終えて出所する。実はピルジュは御曹司のブチョン(チャン・スンジョ)の代わりに服役していたのだった。頭脳明晰なピルジュに信頼をおくブチョンの母マルラン(イ・ミスク)は財閥一家で生き残るため、ピルジュを側近として引き入れる。服役中に父を亡くしたピルジュはマルラン一家への復讐を胸に誓いながら財閥一家に入りその機会を伺う。そんな折、一族から見くびられているブチョンの立場を強固なものにしようと、大統領候補の娘であるモヒョン(パク・セヨン)との結婚話が進む。だがモヒョンは幼い頃ピルジュの命を救った人物だった。モヒョンへの想いと復讐の間でピルジュの心は揺れ始める。
各話あらすじ
- 第21話ピルジュから自分がウンチョンだと告白されたマルランは平静を装い、弟を見捨てた卑怯者だとピルジュを罵る。そんなマルランにピルジュは、ブチョンを会長の座から降ろしてチョンアから去らなければ、オ運転手にまつわる秘密をバラすと警告する。ブチョンはピルジュが自分たち親子を恨む理由を知ろうとするが、心当たりはないとシラを切るマルラン。そして、窮地に立たされたマルランは、排除しようとしていたソンマンと手を組もうとする。
- 第22話ブチョンが巻き込まれた火事の犯人にされそうになったピルジュ。そんな危険にさらされているピルジュを心配するヨングは、復讐を終わりにしてチョンアを去るように言う。しかし、ピルジュはその言葉を聞き入れることはなく、チャン名誉会長にブチョンを会長の座から降ろし、自分を据えるように要求する。そして、ピルジュは自分、父のスマン、ヨチョン、そしてピアニストを夢見ていたブチョン、誰もがやりたいことを諦めざるを得なかったことに涙を流す。
- 第23話亡くなったはずのナ議員が生きていることを証明する動画が配信されたことで、チョンア内に衝撃が走る。そんな中、チャン名誉会長はピルジュに母親の遺言を渡し、読み直すように促す。ブチョンはナ議員の生存を隠していたピルジュを責め、自分に唯一残ったチャンの姓だけは守り抜きたいと告げる。一方、マルランはこの期に及んでもチョンアは自分たち親子のものだと言い張り、自身はピルジュの処理を、ソンマンにはナ議員を始末させようと企む。