「赤と黒」のあらすじ

幼い頃、無理やり育ての両親から引き離され、ヘシングループの後継者として会長の寵愛を受けて育てられたゴヌク(キム・ナムギル)。しかしDNA鑑定で本人ではないと判明すると、野良犬のように容赦なく捨てられた。自分の人生を滅茶苦茶にしたヘシングループへ復讐を果たすため、彼の長く緻密な計画がここから始まる。明るく、少女のように天真爛漫なヘシングループ会長の末娘モネ(チョン・ソミン)と、長女として父親の事業のために政略結婚を受け入れたテラ(オ・ヨンス)。モネには婚約者がいたのだが、偶然に出会った妖しい魅力を秘めた謎の男に心を奪われてしまう。謎の男こそ、成長したゴヌクであった。ゴヌクとの出会いを運命だと信じるモネと、ゴヌクを無視するテラ。姉妹とゴヌクを巡る危険な恋の駆け引きが始まる・・・。会長の妻であるシン夫人から信頼され、夫人主催の美術展示会の準備に没頭するジェイン(ハン・ガイン)。彼女は会ったことがないグループの二男、テソン(キム・ジェウク)に狙いを定めていた。目的は、憧れのセレブ生活を手に入れること!ある日、ゴヌクと一緒にいる姿をジェインに見られてしまったモネは、とっさに兄のテソンだと嘘をついてしまう。ゴヌクは自分をテソンだと思い込んでいるジェインに対し、あえてテソンの振りをし続ける。こうして、二人の運命的な出会いが始まった。

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各話あらすじ

第1話 天使の羽アートコンサルタントとして働くムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、出張先の済州島で開かれる巨大財閥ヘシングループの次女ホン・モネ(チョン・ソミン)の誕生パーティーに、御曹司のホン・テソン(キム・ジェウク)が参加するとの噂を聞き興味を持つ。一方、済州島でクルージングを楽しむモネと姉のテラ(オ・ヨンス)たちの前に突如、スカイダイビングのスタントを行うシム・ゴヌク(キム・ナムギル)が舞い降りてきた。
第2話 報復の始まりシム・ゴヌク(キム・ナムギル)は遂にモネの兄ホン・テソン(キム・ジェウク)と運命の出会いを果たす。実はゴヌクは幼いころ両親から引き離され、ヘシングループ・ホン会長の息子“ホン・テソン”として育てられたが、偽物だと分かると野良犬のように捨てられた過去があった。一方、ホン・モネ(チョン・ソミン)のついたウソによってゴヌクをテソンだと思いこんだムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、ゴヌクに意図的に近づいてゆく。
第3話 恋病みシム・ゴヌク(キム・ナムギル)は、わざとホン・モネ(チョン・ソミン)を遠ざけ焦らし始めると、モネは恋煩いで何日も寝込んでしまう。ムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、モネを元気づけるために、兄のテソンと3人で食事をしようと誘う。勘違いしているジェインが言う“テソン”がゴヌクのことだと分かったモネは、オシャレをしてレストランへ向う。二人が待つ中、モネがいるとは知らずにゴヌクは何食わぬ顔でやってくる。
第4話 日本へシム・ゴヌク(キム・ナムギル)がホン・テソンのふりをしていたことを知ったムン・ジェイン(ハン・ガイン)は怒りを爆発させる。娘のモネ(チョン・ソミン)が好きな男を試すため、ホン会長はゴヌクを呼び出し、日本いる息子テソン(キム・ジェウク)を韓国に連れて帰るよう依頼する。数日後、ジェインもまた、シン会長夫人の依頼で“ガラスの仮面”の買い付けのため日本へ向った、本物のホン・テソンがいるとは知らずに。
第5話 二人のテソン秘書として現れたシム・ゴヌク(キム・ナムギル)に、ホン・テソン(キム・ジェウク)は船上パーティーで出会ったムン・ジェイン(ハン・ガイン)のことを調べさせる。母親であるシン夫人の依頼で、龍(豊原功補)の作品“ガラスの仮面”を探していることを知ったテソンは、仮面を横取りして母親を困らせようと企む。龍の工房へ向かうジェインの前にテソンが現れるが、御曹司の“ホン・テソン”とは思いもせずにジェインは無視する。
第6話 ガラスの仮面反発しあいながらも一緒にいるうちにムン・ジェイン(ハン・ガイン)に対して特別な気持ちを持ち始めていたホン・テソン(キム・ジェウク)。そして、テソンがホン会長の息子である事実を知ったジェインは、知っていて黙っていたゴヌクを非難するが、自分がかつてテソンと勘違いしてゴヌクに意図的に近づいたことを黙っていてほしいと懇願する。結局、“ガラスの仮面”はテソンの手に渡り、ジェインは一足先に韓国へ帰国した。
第7話 愛と憎しみムン・ジェイン(ハン・ガイン)は帰国したホン・テソン(キム・ジェウク)から“ガラスの仮面”を譲ってもらう約束を取り付けたが、送られてきたのは仮面を持ったテソンの写真のみ。怒ったシン夫人の前にテソンが現れ、さらに仮面を割ってしまう。ジェインはテソンに手を上げるが、逆にシン夫人に息子を侮辱するなと罵倒される。傷ついたジェインに思わずキスをするシム・ゴヌク(キム・ジェウク)、その光景をテソンが見てしまう。
第8話 墓前の誓い昔、暮らしていた田舎を訪ねたシム・ゴヌク(キム・ナムギル)は、初めて両親の墓があることを知る。墓を訪ねたゴヌクはその墓前で、改めてヘシングループへの復讐を固く誓う。妹のホン・モネ(チョン・ソミン)の企みで、ゴヌクとの食事の席に呼び出されたホン・テラ(オ・ヨンス)は、ゴヌクに自分たち家族に近づく目的は何かと問い詰める。ゴヌクの態度に腹を立て、席を立ったテラを追いかけたゴヌクはさらに挑発的な態度に出る。
第9話 仮装ゲームギャラリーのオープニングパーティーに参加したホン・テラ(オ・ヨンス)は、シム・ゴヌク(キム・ナムギル)の企みにより、彼と熱いキスを交わしてしまう。警察のクァク班長から息子のホン・テソン(キム・ジェウク)の元恋人チェ・ソニョンが以前養子だった少年と同じ施設で育ったことを聞いたシン夫人は驚きを隠せない。ソニョンの転落死事件のことを聞いたジェインは、当日、現場付近で背中に傷あとのある男を見たと証言する。
第10話 モネの家出一瞬でも心揺れた自分が許せないとホン・テラ(オ・ヨンス)はシム・ゴヌク(キム・ナムギル)に吐露する。その会話を偶然聞いたホン・モネ(チョン・ソミン)はショックを受け、別荘に立てこもる。テラが別荘に到着した時は、運転手がモネを連れ帰った後でゴヌクだけが残っていた。風邪気味だったテラはゴヌクと言い争ううちに気を失い、ゴヌクは彼女を寝ずに看病する。翌朝、テラは、あの揺れた心は過ちではなかったと告白する。

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