「アモール・ファティ ~恋せよ、今(原題)」のあらすじ
ヨニ(チェ・ジョンユン)は婚家のために毎日働き続け、家族の幸せのために自分を犠牲にしながらも明るく生きてきた。夫のジュンホ(パク・ヒョンジュン)と結婚25周年を迎え、娘のソウ(チャン・ユビン)は母に内緒でアニバーサリー結婚式を挙げようと企画する。だが、そんな中ジュンホは10年前に不倫の末別れたユナ(ペ・スルギ)と再会。妻とは正反対の野心家のユナに揺れ始める。ショックを受けるヨニだったが、これまでの家族のための人生から、自分の人生を生きようと新しい一歩を踏み出すことに!
各話あらすじ
- 第111話ユナに会うために刑務所に行きたいと言い出したハヌル。ヨニはその切実さを見て会わせてあげたいと思うが、ジェギョンはユナの姿を見てハヌルにトラウマが出来ることを恐れ、躊躇していた。一方ユナは獄中で腹痛を訴え倒れてしまう。幸い流産は免れたが流産の危険性が高いということを医師から伝えられる。後日、ジェギョンはハヌルと一緒にユナの面会に行くことを決め、刑務所を訪れた。
- 第112話ハヌルはユナに会うため刑務所に訪れたが、面会を拒否されてしまう。ショックを受けたハヌルは1人部屋で大泣きをする。そしてこれからはユナに会わないとジェギョンとヨニに告げる。出発の日が近づいたジュンホはハヌルに会い、そしてヨニにも今までの感謝と謝罪を告げ2人は晴れ晴れとした気持ちで別れた。一方ユナも同室の仲間たちと和解し刑務所生活は平和になったが、ハヌルの面会を断ったことが気にかかり悩むのだった。
- 第113話ハヌルがヨニを“母さん”と呼び、これからはヨニが本当の母親だと言われてジェギョンとヨニは喜ぶ。しかし後日ヨニはハヌルがユナの写真を破ってるのを見て心に引っ掛かるのだった。そしてジュンホがアフリカに旅立つ日になった。ジュンホは出発前にユナに面会することにする。そこで妊娠の事実が本当なのか確認するが、ユナは妊娠してないとウソをついた。そして2人は二度と会わないことを心に誓い別れるのだった。
- 第114話ミングはチョリョンにララの名誉会長になってほしいと切り出すが、チョリョンは断り自分の持ってる株をすべて寄付する考えだと明かす。それを聞いたサンヘは怒り、自分を無視し続けるチョリョンとは離婚すると言い出すのだった。またヨニも同じようにララの株を寄付する考えを持ち、自分の立場への疑問を感じていた。そんな中、ジェギョンとヨニにユナから面会に来てほしいと連絡が入る。そしてユナはハヌルの養子縁組に同意した。
- 第115話ヨニはユナが自分を責め、罪を償う姿を見てスンブンの事件の告訴を取り下げることにする。またハヌルにもユナを憎まないようにと話す。そしてヨニはチョリョンとララ子ども財団を設立することにする。そこの顧問にサンヘがなることになり、サンヘはチョリョンとの離婚も考え直す。そんな中、スンブンも退院し、ソウも元気な女の子を無事に出産した。そしてついに養子縁組が成立し、ジェギョンとヨニとハヌルは正式に家族になった。
- 第116話5年の歳月が流れ、ユナは出所した。そして生後18か月の時に別れた息子のサンと母親と漁村で小さな服のお直し店を営みながら暮らし始めるのだった。ジェギョンとヨニはそれぞれララで昇進したが、会社を辞め、以前運営していたショッピングモールD&Hを再開させようとする。またハヌルは中学2年生でゴルフ選手を目指していた。そんな中チョロの命日になりジェギョン一家はチョロの納骨堂を訪れるのだが…
- 第117話ハヌルは実の父親がチョロだということを知ってしまい、ショックを受ける。そんなハヌルをジェギョンとヨニは見守るしかなかった。その頃ジュンホが旅から帰ってきた。そしてエッセイ本を出版することになり、今後も作家を続けると宣言する。サンヘは会社に戻らないことを残念に思うが、周囲もジュンホが自分の道を見つけて喜ぶのだった。一方、ユナは罪を償う人生を歩むと決めながらもハヌルを恋しがっていた。
- 第118話ハヌルに母親の資格がないから二度と現れるなと言われたユナは傷つくが、しかたないと受け止める。そんなユナにヨニは諦めずにハヌルが受け入れるまで待つように言うのだった。ヨニに今までのことを心から謝るユナ。そしてヨニもユナを許すのだった。またジュンホはハヌルに今後も父親であることに変わりがないと告げ、ハヌルもジュンホを父親として受け入れた。その後、海に出かけたジュンホは小さな男の子とユナに出会う。
- 第119話ユナとサンの姿を見たジュンホは自分の子ではないかと疑い、ユナに問い詰めるがユナは最後までジュンホの子だとは認めなかった。一方ジェギョンとヨニはララの仕事を引き継ぎし、D&Hを再オープンさせる準備を進めていた。ハヌルは相変わらずユナに捨てられたと思い悩んでいたが、そこに獄中でユナがハヌルに書いた手紙が届く。そこにはユナのハヌルに対する愛情が込められていた。そして次の日、ハヌルは朝早くから姿を消す。
- 第120話(最終話)ハヌルはユナに会いにいった。そしてユナを許す努力をすると告げるのだった。ユナは誰にも許される資格がないと言い、一生隠れて過ごすことを決め、チョロの墓前で絶対幸せにならないと誓う。ジュンホはユナを捜しに行くが、ユナは引っ越してもうその場にはいなかった。ジェギョンとヨニはララを退社し再出発を始めた。カドゥクビルの住人はみんなが1つになって協力しながらこれからも愛と幸せにあふれた生活を過ごしていく。