「僕のヤバイ妻（原題）」のあらすじ
レストランを運営するユンチョル（チェ・ウォニョン）と妻のジェギョン（キム・ジョンウン）は結婚6年目の夫婦。ジェギョンは裕福な家に生まれ、常に美しく、家事も完璧な出来過ぎる妻だった。一方ユンチョルは事業がうまくいかず、ジェギョンに支援を求めるも断られる。ジェギョンとの生活に息苦しさを感じたユンチョルは密かに部下のソンミ（チェ・ユファ）と不倫を重ねていた。ある夜、ソンミにジェギョン殺害計画を持ち掛けられたユンチョルは薬物入りのワインを持って帰宅する。だが家に帰ると妻の姿はなく、血痕と身代金を要求するメモが残されていた。警察に通報するも、やましいユンチョルは小さな嘘を重ねる。突然の事態に驚きつつも妻のいない生活に自由を謳歌しこのまま妻が帰らないことを密かに祈る。そんな中、実家を訪れたユンチョルはこれまでジェギョンが両親のために尽くしてくれていた一面を知る。そのうえ自分名義の通帳と心のこもった手紙を金庫で発見する。浮気を後悔するユンチョル。そんな中犯人から身代金の受け渡しを要求され、ユンチョルは犯人の指示に従う。だがソンミとの仲が警察に知れわたることとなり、ユンチョルはジェギョン殺害容疑で逮捕される。
実は姿を消したジェギョンには壮大な計画があり…。
各話あらすじ
- 第11話 殺したい夫ジェギョンは荷物をまとめて出ていく夫に本物の50億を渡す。ついに手に入れた50億で自由な時間を楽しむユンチョルは、義兄チャンボムの所に向かう。するとそこで義兄からもう１人の共犯者がいる可能性を聞かされる。気になったユンチョルは義兄とともに調査を実行し、１つの仮説にたどり着く。このことを、お金のにおいを嗅ぎつけ連絡してきたソンミに話してしまい…。
- 第12話 最後の晩餐ジェギョンは夫を殺すため、周到に準備を行い、夕食の場で計画を実行しようとしていた。作戦を成功させるために夫の浮気相手であるソンミに結託をもちかけるジェギョン。この話に乗ったように見えたソンミだったが、裏ではユンチョルに妻の企みをばらしていた。こうして迎えたディナー当日、料理の段階から２人の心理戦が繰り広げられる。その後ソンミが合流し、３人がそろった夕食の席で…。
- 第13話 夫婦共犯アドキシンの入った料理を口にし、吐血して倒れ込むソンミ。そこに突然、義兄のチャンボムがやって来る。怪しまれないようにジェギョンが家から死体を運び出し、車庫で証拠を隠滅する。しかし翌日の朝、夫婦の元に“ソンミ殺害をばらされたくなければ、50億を用意しろ”との脅迫状が届く。差出人を突き止めようと動くジェギョンと罪悪感に苛まれるユンチョル。そんな時に店に刑事のジテが訪れ…。
- 第14話 結婚有罪刑事のジテたちが、ジェギョン誘拐事件によく似た内容のウェブ小説を見つける。投稿された最新話には夫婦によって浮気相手が殺されるという展開が。ソンミの居場所を突き止めようと店を訪れたジテたちに、ユンチョルは殺したのは自分だと自白する。一方、妻のジェギョンは隣人のウネたちの盗聴に気付き、接触を図る。ウネの家に上がったジェギョンは誰かに連絡を入れ、ウネを問い詰めると…。
- 第15話 死が私たちを分かつまで警察に行くと言い出したジェギョンを刺してしまったウネ。そこに夫のミンギュが現れ、夫婦２人でジェギョンを誘拐し50億を手に入れようと画策する。自宅に戻ったユンチョルが脅迫状を見つけるものの、ソンミの一件によって妻への信頼を完全に失くしたことでまともに取り合わなかった。しかしバーのマスターであるジンスからN31に隠された秘密を聞かされ、ジェギョンの思いを知り…。
- 最終話 生が私たちを分かつまでウネが火を放とうとした瞬間、妻ジェギョンのもとに駆けつけるユンチョル。そこへウネの夫ミンギュも現れる。カッとなったウネがユンチョルまでをも刺してしまうが、ユンチョルたちは一命を取り留め、実家での生活で日常を取り戻していく。時は流れ、浮気相手のソンミや刑事のジテ、ウネたちもそれぞれの人生を歩んでいた。結婚10周年を迎えたユンチョルとジェギョン、２人の攻防の行方は…。
