「恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ(原題)」のあらすじ
精神科医のガンウ(チ・ヒョヌ)は演劇を取り入れた治療法で、道端で患者の治療のためにDV彼氏を演じていた。そこに通りかかった小説家を夢見るナウン(キム・ソウン)は勘違いし、ガンウに飛びかかる。怒ったガンウとナウンはそのままケンカ別れする。その後ナウンは住んでいたアパートが崩壊し、長年の親友ヒョンジン(ゴニル/Funky Galaxy)が住むシェアハウスにしばらく居候することに。だがシェアハウスで何故かナウンはガンウと再会!実はガンウとヒョンジンは隣の部屋に住む親友だった。こうしてシェアハウスを舞台に3人の同居生活がスタートする。数年前に彼氏と別れてからは恋愛休憩中のナウンと、自分の恋には興味がないガンウ、そしてナウンとの仲を怪しまれ彼女にフラれたヒョンジン。恋愛は苦手だけど、心の内には寂しさを抱える3人の関係の行方は…。
各話あらすじ
- 第1話 あなたがどうして私を温めるの精神科医のガンウは恋人にDVを受けていた女性の治療の一環として、路地でDV彼氏を演じていた。そこへ通りかかった小説家志望のナウンは実際の状況だと勘違いし、ガンウに飛びかかる。一方、アパートの壁にひびが入り部屋を出ざるを得なくなったナウンは、男友達のヒョンジンが暮らすシェアハウスで居候させてもらうことに。ところが、そのシェアハウスにはガンウが。彼をサイコパスだと勘違いしているナウンは…
- 第2話 コンコン、あなたが気になりだしたガンウは自分がサイコパスだと疑われているにもかかわらず、その状況を楽しむかのようにナウンに自分の正体を明かさない。ある日、ナウンはDVを受けていた女性にばったり会い、そこで真実を知る。自分の失態に気付いたナウンはガンウに謝罪しようと部屋を訪ねるが、なかなか会えない。一方、ヒョンジンは自分の部屋をナウンに貸したことを恋人に黙っていたのがばれて、旅行先で振られてしまいシェアハウスへ戻ることに。
- 第3話 あなたも知らないあなたの気持ちヒョンジンが帰ってきたことで同居することになったナウン。お互い異性として意識していなかったが、ふとしたことをきっかけにヒョンジンの心境に変化が表れる。シェアハウスでマッコリ教室が開かれ、ボラが作ったマッコリをナウンが飲もうとした時、ガンウが邪魔をしてこぼれてしまう。飲み直そうとガンウとナウンがお酒を買いに行く途中、父親が危篤だとガンウに連絡が入る。ふだんと違うガンウの姿にナウンは戸惑い…
- 第4話 寂しくない人はいないナウンはジアとアルムに手を加えた小説を読んでもらうが反応はイマイチ。そこで更に修正するため、シェアハウスのメンバーに話を聞くことに。ガンウに話を聞こうと会いに行くが2人の乗ったエレベーターが突然止まってしまい中に閉じ込められる。怖がるナウンが面白いガンウはもっと怖がらせようとする。そんな中、ようやく修正を終えて出版社に送った小説は気に入られ、ナウンは念願の契約まで結ぶことになる。
- 第5話 夢はかなうナウンの小説の出版が本確定に決まりプロフィール写真を撮ることに。ヒョンジンにカメラマンを紹介してもらったが実際に現れたのはヒョンジンだった。ジアは2人が仲良く撮影する姿を見て満足げな表情を浮かべる。いよいよ小説が出来上がり、ナウンの所にも届く。シェアハウスで出版記念パーティーを開くことになり、みんなで楽しんでいたところジアから“おかしい”と電話が入る。そしてナウンは急いで出版社に向かう。
- 第6話 君のスピードに合わせて歩くよ出版の話が詐欺だと知ったナウンは出ていったきり一晩帰ってこない。しかし翌朝、何事もなかったように帰ってくる。小説家を諦めて校閲の仕事に専念することを決めたナウンは、今までの作品や使っていたノートを破り捨ててしまう。しかしその切れ端をガンウが集めて元どおりにしてナウンに返す。その中には“チャ・ガンウ利用券”が入っていた。ある日、ヒョンジンと飲んでいたナウンは酔ってガンウの元へ向かい…
- 第7話 始まりが全て新しい必要はないあからさまにナウンを気遣うガンウの様子にシェアハウスのメンバーは戸惑いを隠せない。そんな中、ナウンに大手出版社から出版のオファーが来る。しかしヒョンジンの部屋で居候を続けることが申し訳なく、断ってしまう。その事実を知ったヒョンジンはナウンと一緒にいたいという思いからガンウと相談し、自分の部屋を使うようナウンに伝える。一方、ギョンウォンはガンウに自分の気持ちを打ち明ける。
- 第8話 愛という理由で…もう一度、書くことを決心し連載を始めたナウン。ところが今までいいコメントを書いてくれていた“happytogether0917”が突然、中傷のコメントを書き始め不安になる。周りのみんなの励ましのおかげで元気を取り戻し、執筆に集中する。ある日、ナウンはガンウからの手紙で彼の気持ちを知り、2人は気持ちを通わせるように。しかし「ナウンのベターライフ」をガンウが出版社の人に紹介したことを知り、怒りをぶつけてしまう。
- 第9話 私が私に言いたいことガンウが出版社にナウンを紹介したと知ったショックと、悪質なコメントが頭から離れず、契約を白紙に戻そうとするナウン。しかし出版社の人の説得もあり、しばらく休養を取って続けることにする。ナウンを元気づけようと昔よく行っていたトッポッキ店やゲームセンターで一緒に遊んだヒョンジンはその夜、ナウンに自分の気持ちを打ち明ける。そんな中、フンに話があると呼び出されたヒョンジンだが…
- 第10話(最終話) 別々に、そして一緒に手術後、目を覚まさない父の姿を目の当たりにしたガンウは父との思い出のカセットテープを聞き、父からどれだけ愛情を注がれていたのか再確認する。そしてガンウが正直な気持ちを父に打ち明け、2人はようやく手を取り合えるようになる。ヒョンジンはナウンに振られたあと、自分の夢でもあったトラベルライターになるため旅に出る。そんな中、「ナウンのベターライフ」の連載が終わり、いよいよ本を出版することに。
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