「契約友情(原題)」のあらすじ
地味な高校生のチャノン(イ・シニョン)は、ある日適当に書いて提出した詩が評価され学校代表として文芸大会に出場することに。そして密かに片思いしている学校一の人気者セユン(キム・ソヘ)も、美術代表として選ばれる。大会当日、チャノンはセユンの姿を眺めながら浮かんだフレーズを詩にし、大賞を受賞。校内で一躍有名になる。しかし、その詩を読んだ不良学生のドニョク(シン・スンホ)はチャノンに“契約友情”を提案する。実はドニョクは一年前に恋人のソジョン(チョ・イヒョン)が学校の屋上から飛び降り自殺、事件の真相を解明するためチャノンの高校に転校してきたのだった。こうしてチャノンとドニョクは共に事件を調べることに。正反対の2人にいつしか奇妙な友情が芽生える中、セユンもソジョンの死に関係していたことが分かる。詩に秘められた秘密とは?そしてソジョンの死の真相とは…。
各話あらすじ
- 第1話 詩が何の役に立つのだろうか何をしても平均値の高校生パク・チャノンは忍者というあだ名で呼ばれ、学校では目立たない存在だった。ある日、国語の授業で詩を書くことになるが、早く終わらせたいチャノンは有名なラップの歌詞をそのまま書いて提出する。しかしそのことを知らない教師がチャノンを学校代表に選出してしまう。学校一の美女、オム・セユンは屋上を見上げていた。ちょうど1年前、そこから1学年先輩のシン・ソジョンが飛び降り自殺をしたのだ。
- 第2話 詩的許容の範囲チャノンの詩を読んだクラスメイトのホ・ドニョクは、チャノンか書いた詩の“ぬれた砂は足跡を覚えている”という一節について問いただすが、チャノンの記憶は曖昧だった。その一節はソジョンが最後に残したメッセージで、ソジョンの携帯電話も行方不明になっていた。ドニョクはソジョンを連れ去った犯人の足首にタトゥーがあることを突き止めるが、それ以上の情報はなかった。そしてドニョクはチャノンにある契約を提案する。
- 第4話(最終話) 詩的話者になるためにソジョンが残した言葉の意味がついに分かったチャノンとドニョク。2人は犯人のアジトに乗り込むが、青少年指導委員長のチョ・ピョンソプに捕まってしまう。さらにはセユンまで人質にとられてしまい八方塞がりの状態。チョからソジョンの携帯を渡せば3人とも解放すると言われるが…。そんな中、ギョンピョが情報通信網違反の疑いで緊急逮捕される。MITHRAというIDがギョンピョのものだと言われるが、心当たりはなく…。
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