「霊魂修繕工(原題)」のあらすじ

ミュージカル女優のウジュ(チョン・ソミン)は怒りを抑えらない間欠性爆発性障がいを抱え、たびたび問題を起こしていた。自身の感情に悩みつつも、患者扱いされるのを嫌い治療に前向きになれずにいるのだった。そんな中ミュージカル大賞が開かれ、ウジュは新人賞を受賞。だが登壇した瞬間ステージに警察官の姿をした男が現れ、ウジュを飲酒運転で逮捕する。男は自身を警察官と信じている精神疾患患者だった。担当医師のシジュン(シン・ハギュン)が駆けつけ事なきを得るが、ウジュは世間に飲酒運転の疑いをかけられたうえ彼氏にも裏切られ、出演予定だったミュージカルも白紙になってしまう。怒り狂うウジュの姿を見たシジュンは彼女を心配し、演劇療法の手伝いをしてくれないかと持ちかける。こうしてウジュは演技で患者の手助けをするうち、自身の精神疾患とも向き合うようになる。そんな中、患者を尊重しすぎるシジュンの治療方針が問題になり、シジュンは上から目をつけられてしまう。シジュンを心配するウジュだったが、何故かシジュンはそっけない態度をとる。実はシジュンが患者に共感するのにはある理由があるのだった。患者の傷を癒そうと日々奔走するシジュンだが、自分の心の傷は癒やすことが出来ずにいて…。

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各話あらすじ

第11話ウンガン病院の集中治療室で働く看護師が自殺を図った。亡くなった看護師はうつに悩んでいてヨンウォンの病院に通っており、遺書にはヨンウォンについての言及があった。自殺の原因は病院内のいじめで病院側は加害者を見つけ、責任を負わせようとする。そこで目をつけられたのが、同じ集中治療室で働く先輩看護師だ。シジュンは今回の件の根本的な原因を病院のシステムの問題だと捉え、病院を相手に戦うことに。
第12話看護師の死が先輩であるナ・ソンギョンのせいだといううわさが病院内に広まる。病院側も遺族に訴訟を起こされては困るためソンギョンに、遺族に会い慰労金を渡すと共に謝罪してくるよう伝える。1人の犠牲で病院を守ろうとするためだ。一方、シジュンの声掛けで看護師の業務システム改善の署名はどんどん集まる。シジュンはウジュと共に父親に会いに行き、その帰りにソンギョンから“死ぬ”という連絡を受け…
第13話シジュンがソンギョンを助けるため警察の協力を得てラジオを放送する。おかげで彼女は無事に保護されるのだが、病院の承諾も得ずに放送したことが問題視され、懲戒委員会が開かれることになる。一方、ドンヒョクの元にカン・ジヌの父親が現れ、事態は思わぬ方向へ進みそうな空気に。ウジュはパク課長のカウンセリングを受けることにするが、病名を教えてくれなかったためジヒから自分の病名を聞き出し、いろいろと調べ始める。
第14話ウジュは自分が病気になった理由を知ろうと幼い頃に育った施設へ向かう。昔、面倒を見てくれていた修道女はすでに亡くなっていたが、ウジュの生みの親が残した手紙があった。シジュンと共に手紙を読んだウジュは施設に預けられた真相を知る。そんな中、シジュンは懲戒委員会で1か月の停職処分が下される。その間に鬱火病を患うヨンウォンの患者の手助けをすることになり、患者の息子が世話になっていた人に会いに行く。
第15話シジュンはドンヒョクが薬物依存症なのではないかと心配になり問いただすが、ドンヒョクは何も言わない。そんな中、ドンヒョクが書いた論文が認められアメリカの大学から研究を続けてほしいと招待状が届く。しかしジヌの父親が薬物のことを副院長にリークしたため渡米は怪しくなる。そしてドンヒョクは、過去に薬をのんだことがあるとシジュンに告白する。一方、ウジュはシジュンにないしょで本格的に演劇療法を学ぶことを決める。
第16話パク課長がシジュンを精神医学センターのセンター長に推薦する。戸惑うシジュンだが、ウジュと共に過ごしセンター長になる決意を固める。納得できない副院長は何とか阻止しようとするが、そのことがストレスとなり倒れてしまう。シジュンが病室を訪れ話していると、副院長が急に副院長室に盗聴器があると言いだし病室を飛び出す。精神的なショックで突拍子もない行動を取ったことを心配したシジュンは、副院長のケアを始める。

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