「ストーブリーグ(原題)」のあらすじ

プロ野球球団「ドリームズ」は万年最下位、球場では味方同士が乱闘騒ぎを起こし、指名を受けた新人選手が入団を拒否するといういわくつきのチームだった。ファンからも見放される中、新しくゼネラルマネージャーとしてスンス(ナムグン・ミン)が就任することに。スンスはこれまで手掛けたシルム(韓国の相撲)、ホッケー、ハンドボールなど数々のチームを優勝に導いてきた実力者だったが、野球経験はゼロ。運営チーム長のセヨン(パク・ウンビン)らスタッフたちが実力を疑問視する中、スンスは就任早々、ドリームズの看板選手ドンギュ(チョ・ハンソン)を放出すると発表する。全員が猛反対するが、スンスはこれまで監督たちも気がつかなかった球団の弱点を指摘し、改革に乗り出す。一見冷たいスンスに初めは反発する「ドリームズ」だったが、やがて一人、二人とかつての情熱を取り戻し球団再建に向けて動き出す。そんな中データ分析チーム員を募集することになり、スンスと深い関係のある、ある人物が面接にやってくる。実はスンスも野球に対する熱い気持ちを抱えながら、過去の事件から素直に野球に向き合えずにいるのだった。一方球団オーナーのギョンミン(オ・ジョンセ)にはある思惑があり…。スタッフ、オーナー、そしてファンたちの様々な想いを背負った「ドリームズ」勝負のシーズンがいよいよ開幕する!

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各話あらすじ

第1話 マイナースポーツの数々のチームを優勝に導いてきた「優勝請負人」の異名を持つペク・スンスは、万年ビリの野球チーム「ドリームズ」のジェネラルマネージャーになる。しかしスンスを面接したイ・セヨンはスンスの採用に納得がいかず、野球の知識のないスンスを採用したのは球団のオーナーの甥っ子である常務のクォン・ギョンミンだった。そんな中、シーズンが終わり、ドリームズでは戦力外通告の選手選びが始まるのだが…。
第2話スンスはチームの4番で最も人気の高い選手のイム・ドンギュをトレードすることを発表し、スタッフたちは驚きを隠せない。そんな中、スンスは何者かに襲われ、スンスの証言を聞いたセヨンはドンギュが関係していることに気づく。何を企んでいるのか分からないギョンミンはドンギュをトレードしようとするスンスを味方し、スンスはスタッフたちにトレードの理由を説明する。そしてバイキングスとトレードが行われるのだが…。
第3話スンスは新人を育てない監督を問責し、ドリームズに戻ったトゥギは監督とのわだかまりをとく。ドリームズのオーナーであるクォン・イルドは、赤字が続くドリームズの処分をギョンミンに命じ、スンスの歓迎会でコーチ陣とスカウトチームが口論になってしまう。スカウトチームの問題点に気づいたスンスはスタッフのヤン・ウォンソプに興味を抱き、スンスの正体を知らないウォンソプはスンスを突き飛ばすのだが…。
第4話ウォンソプからユ・ミンホの話を聞いたスンスは、真面目で優しいウォンソプにクビを言い渡し、セヨンはコ・セヒョクを調べるためにイ・チャングォンの母親に接触する。セヨンはセヒョクが賄賂を受け取っていたことを知り、スンスはセヒョクの会議でセヒョクの不正に迫る。そんな中、ドリームズの外国人投手のアンディの引き抜きが報じられ、フロントスタッフたちは焦るのだが、スンスと監督だけは冷静にアンディを分析する。
第5話 スンスは外国人投手をスカウトするために米国へ行くのだが、相手の代理人は突然契約金の金額を上げる。ペリカンズのオ・サフンはスンスが目をつけた外国人投手に近づき、法律の盲点をついた契約話を持ちかける。スンスたちの通訳を担当した元プロ野球選手のキル・チャンジュはスンスたちを積極的に手伝い、スンスは兵役逃れで野球協会の懲戒処分を受けているチャンジュに選手復帰のチャンスを与えるのだが…。
第6話チャンジュを迎え入れたドリームズは記者会見を開き、チャンジュは兵役を逃れたことを記者たちの前で深く反省する。戦力分析チームのユ・ギョンテクは、ロビンソンという人が書いた野球のブログを興味深く読み、スンスの弟のペク・ヨンスはドリーム球団の入社面接を受ける。ヨンスが障害者になったことに責任を感じているスンスはヨンスの採用に反対し、ギョンミンは大幅な削減を行うとスンスに伝えるのだが…。
第7話ギョンミンに選手の年俸を30%削減するよう命じられたスンスは、セヨンの反対を押し切って選手たちと年俸交渉を開始する。ヨンスは厳しいギョンテクの下でたくましく働き、ドリームズのフロントスタッフたちは放出する選手選びに頭を悩ませる。選手と球団の年俸交渉が始まり、セヒョクとエージェント契約を結んだクァク・ハニョンは交渉のテーブルに座らせ、スンスはベテラン投手のチャン・ジヌに厳しい金額を突きつける。
第8話セヨンはスンスのズボンに酒をかけたキャッチャーのソ・ヨンジュに激怒し、選手との年俸交渉に難航したスンスは、バイキングスとペリカンズのGMに接触する。何としてでもスンスに一矢報いたいセヒョクは、球団側が提示した年俸に満足しているハニョンを言いくるめる。
球団側が提示した年俸にプライドが傷ついたジヌは引退を考え、ドリームズのオーナー会社であるジェソングループの財政難が報じられるのだが…。
第9話スンスはギョンミンによって球団をクビになり、セヨンはスンスの解雇は不当だとギョンミンに訴える。スンスはヨンスに球団で仕事を続けるようにと言い、スンスの辞任に責任を感じたチャンジュは、ギョンミンにスンスの解雇の撤回を求める。スンスは入院中の父親の病室を訪れ、コーチ陣は2次ドラフトで選びたい選手の分析データを説明するヨンスに差別的な発言をする。そして、スンスが食べ物の写真を撮る理由が明らかになる。
第10話球団のGMに復帰したスンスは元妻のジョンインに、ドリームズに戻った理由を説明し、オフシーズン中に選手にアドバイスをしたコーチ陣とヨンジュがもめてしまう。そんな中、選球協会の会長に選ばれたトゥギとスンスは、オフシーズン中の指導の解釈について対立してしまう。選手協会と対立したスンスはオフシーズン中の選手指導についてインタビューを行い、監督のスンボクはコーチ陣の前でスンスに訓練の中断を求めるのだが…。

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