「怪しい義母(原題)」のあらすじ
ウンソク(パク・ジヌ)は日本留学中にデザイナーのジェニー(シン・ダウン)と出会い一目惚れする。韓国に帰国後、祖父が会長を務めるJグループで働くことになったウンソクは帰国したジェニーと仕事で再会する。誠実なウンソクにジェニーも好感を抱き、惹かれ合う2人は結婚を決める。だが、ジェニーの母であるスジン(キム・ヘソン)はウンソクとの結婚に猛反対する。義母の常軌を逸した言動を不審に思うウンソクだったが、実はスジンは25年前にジェニーを誘拐し、実の母と偽ってジェニーの稼いだ金を浪費しながら暮らしてきたのだった。ジェニーの本当の正体を隠すため、スジンは婿となったウンソクに憎悪を募らせる。そんな中、ジェニーの生き別れた姉のソンア(アン・ヨノン)もデザイナーとしてJグループに入社することになり…。
各話あらすじ
- 第90話マンスが死にかけた事故とギョンスの事故が似ていることに気付いたウンソクは、マンスの元をを訪ね詳しい話を聞こうとするがはぐらかされてしまう。マンスに出国を迫られていたスジンはジェニーを連れていくと言いだし、時間をくれと泣きつく。そしてエリは家に転がり込んできたエヨンとことごとく衝突。いち早くエヨンを受け入れることにしたウンジはエリとなるべく顔を合わせないようにとエヨンにアドバイスするのだが…
- 第91話エリはエヨンを家から追い出したい一心でつらく当たるが、マイペースなエヨンは何を言われてもへこたれない。ずけずけとものを言うエヨンにエリのほうが押され気味だ。そしてスジンはジェニーの担当医をこっそりと訪ね、スリの技術が身に付いた経緯について作り話をするのだった。一方ギョンスの死に責任を感じていたダジンはウンソクとドンジュにも魔の手が伸びることを恐れ、黒ばらの調査から手を引くよう命じる。
- 第92話警察庁長官と次期長官がダジンの元にやって来た。2人は未練を捨てきれないダジンに黒ばらは既に死亡したと告げる。しかし同席を許されたウンソクが、これまでにつかんだ情報とモンタージュを見せると協力を約束し、長官はギョンスの命を奪ったひき逃げの犯人も必ず見つけると言う。一方、保護者を連れてくるように言われていたジェニーは、スジンではなくウンソクとカウンセリングを受けに病院へ行くのだが…
- 第93話1人で時間を潰していたエリは偶然にも友達のジョンミンと再会する。そこにスジンが現れると、ジョンミンはスジンに見覚えがあると言いだす。アメリカで弁護士をしていたジョンミンはスジンの児童虐待疑惑を知っていた。エリはスジンと同居するウンソクが急に心配になって、連絡もせず家を訪ねる。するとウンソクは平日の夜に1人でキムチを漬けていた。ウンソクにばかり家事を押しつけるスジンに腹を立てたエリは…
- 第94話ジョンミンと会う約束をしたエリはウンソクを呼び出して同席させる。ジョンミンが持ってきた写真の資料にショックを受けるエリとウンソク。そこには手足に傷を負った幼いジェニーの姿があった。証拠がなかったためジェニーは保護されることもなく、スジンが罪に問われることもなかった。しかしエリもウンソクもスジンに疑いの目を向ける。一方ドンジュはモンタージュの男を突き止め、彼が元警官だったことに驚く。
- 第95話ウンソクの机の引き出しに自分の名前が書かれた封筒を見つけたジェニーは、中に入っていた虐待の写真を見てしまう。そしてウンソクからそれが自分の幼い頃だと聞かされてショックを受ける。ギョンインは万一のことがあれば資料をドンジュやウンソクに託すようにと頼まれ、マンスの身に危険が迫っているのではないかと不安になる。一方エリに嫌われているエヨンは、エリの暴言に我慢できなくなりついに反発してしまう。
- 第96話ギョンスの命を奪ったひき逃げ犯は飲酒運転で既に事故死していた。ギョンスの死の真相を探っていたドンジュはその知らせを聞いてぼう然とする。ドジンも出来過ぎた偶然に不信感を抱くが警察は取り合おうとしない。一方ジェニーは催眠術を使った治療で幼い自分に暴力を振るっていた相手が母親だったことに気付く。しかしありのままをウンソクに告げることができず、スジンの口から真実を聞きだそうとするのだが…
- 第98話病院で治療を受けるうちに母の裏の顔を思い出したジェニー。記憶が鮮明になるにつれ母こそが黒ばらではないかと悩み始める。一方、逮捕されたヨンホは待機していた別の捜査チームによりすぐさま調書が作成され、賭博絡みの罪を問われていた。警察内部で黒ばらやひき逃げとの関連が否定されたことを知ったウンソクたちは自分たちの力で調べようと決意し、カン次長とヨンホが特別な関係ではないかと疑い始める。
- 第99話ジェニーが通っている病院を突き止めたスジンは早速病院に押しかけ担当医に治療をやめるよう要求する。しかしウンソクから事前に連絡をもらっていた医師はスジンの要求に応えない。ダジンは期待していた捜査が黒ばらとは関係なかったことに落胆し調査をやめる気になっていたが、カン次長とヨンホの癒着疑惑を知り思い直す。一方スジンはウンソクのオフィスにやって来て資料を医師に渡したウンソクを責めたてるのだが…
- 第100話外出したきり会社に戻らず会食にも現れないジェニー。ウンソクは電話に出ないジェニーを心配して捜し回るが見つけられずにいた。そのころバーでやけ酒を飲んでいたジェニーに偶然居合わせたマンスが声をかける。ジェニーは母への疑念を思い切ってマンスに打ち明けるのだが、マンスはジェニーの問いに答えようとしないのだった。泥酔したジェニーの携帯が鳴り始め、電話に出たマンスはウンソクに居場所を教える。