「ボクスが帰ってきた(原題)」のあらすじ

カン・ボクス(ユ・スンホ)は勉強はできないが、明るくイケメン、腕っぷしが強くソルソン高校の人気者。ひょんなことから先生の命令で同じクラスの優等生、スジョン(チョ・ボア)とぺアを組み一緒に勉強することに。全校1位のスジョンは当初は嫌々ながらボクスを教えるが、スジョンの意外に男勝りな性格を知ったボクスは彼女に惹かれ、デートを申込む。こうして付き合い始めた2人だったが、ボクスに劣等感を抱く同級生のセホ(クァク・ドンヨン)が屋上から落ちる事件が発生。ボクスはセホを助けようとしたものの、スジョンはある事情から「ボクスがセホを突き落とした」と証言し、ボクスは校内暴力の加害者として退学に追い込まれる。 9年後、誰も信じられなくなったボクスは詐欺まがいの便利屋として働いていた。一方学校を卒業後、母校の非常勤教師となったスジョンは担当していた生徒の自殺を止めようとし、誤って川に落ちてしまう。そこに偶然居合わせたボクスが金目当てにスジョンを助け、世間の注目を集めてしまう。その頃母校の理事に就任したセホはスジョンを助けたのがあの時のボクスだと知り、復学生として呼び戻すことに。学校への復讐を誓うボクスだったが、教師として再会したスジョンや一回り若いクラスメイトたちと共に過ごすうちに、かつての正義感がよみがえり、次々と学校問題の解決に乗り出していくことに!

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各話あらすじ

第12話9年前ボクスを守れなかったことを悔いているパク先生は、ボクスを守りたいという一心で黙って学校を後にする。先生の思いが痛いほど分かるボクスは、何としてもセホに復讐することを誓う。一方、セホの母セギョンは、セホを理事長の座から引きずり下ろす準備を着々と進める。ボクスは学校の不正とPTAと校長の癒着を調べて次々に証拠を集めていく。ついにクラス編成テストの日が訪れ、全員真剣な面持ちでテストに臨む。
第13話教師たちの不正採用について必ず暴くべきだと訴えるスジョンは、ボクスたちの制止にもかかわらずどうしても証人になると話す。チェミンの母親がテストの前に毎回学校に寄付し、テストの問題を入手していたこと知ったスジョンは、チェミンに直接確かめようとする。毎日ガラスの中に閉じ込められて勉強ばかりしているチェミンは限界を感じる。理事会が召集されると、セギョンは理事長であるセホの解任案を真っ先に議題に挙げる。
第14話追い詰められたチェミンは屋上から飛び下りようとする。後から追ってきたボクスとスジョンとセホ。選択を誤っても何も終わらないと話すセホに、ボクスは生きていればやり直せると話しチェミンを説得するチェミンが差し出した手を引き寄せたボクスは胸をなで下ろす。
ソルソン高校の不正が暴かれる中、校長の調査だけで理事会を不問に付す検察に疑問を投じるボクス。だが検察は校長1人の責任にして調査を終えると一方的に告げる。
第15話記者団の前で聴聞され追い詰められたセギョンは、9年前に息子に危害を加えて退学させられたボクスの陰謀だと訴える。スジョンは理事長に反論し、セホが自分で飛び下りたと証言したことを話し、ボクスを愛しているとみんなの前で公言する。セホは海外に蓄財していた口座の内訳をボクスに渡してほしいとパク先生に頼む。ボクスを訪ねたセホは逃げずに勇気を出すと約束し、記者たちの前で自分が加害者であったのこと打ち明ける。
第16話(最終話)廃校反対運動を起こしたソルソン高校の学生たち。だがセギョンに取り引きを持ちかけられたセホは、自分が不正の主犯だとウソをついて学校を救おうとする。検察に押しかけたボクスは、セホのやり方は責任を取るのではなく、母親をまたのさばらせることになると話す。ボクスの話を聞いたセホは検察で正直に証言する。廃校に反対する教師と生徒たちを強引に退かせようとするセギョンに、ボクスは先頭に立って立ち向かうのだが……。

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