「黄金の庭(原題)」のあらすじ

看病人として働いているドンジュ(ハン・ジへ)は貧しいながらも明るさを失わない性格。幼い頃は裕福な家庭に生まれたが、実母が亡くなり、継母に財産を奪われ孤児院で育った過去を持つ。継母に捨てられる直前に開催されたチャリティキャンプ“黄金の庭”で出会った少年との思い出を時折夢に見ていた。そんなある日、サビーナ(オ・ジウン)と事件に巻き込まれるが、刑事のピルスン(イ・サンウ)に助けられる。実はピルスンこそが黄金の庭で出会った少年だった。ドンジュは次第にピルスンに惹かれていき、ピルスンもまた、心優しいドンジュに特別な感情を抱くように。一方、サビーナはドンジュの名前を知り激しく動揺する。実はサビーナはかつてドンジュの名前や財産を奪って逃げた継母の実の娘だった。

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各話あらすじ

第21話呼び出されて警察署近くのカフェでナンスクと会っていたギヨン。叔母ハン・スミから電話で、相手に会わずにすぐ立ち去るよう言われるが、席を立ったギヨンにナンスクは、ハン・スミは30年もの間、嘘をついてきたと言い…。チン会長宅では事故の被害者が見つからないために起訴が保留になって帰ってきたジュンギを慰めるため、庭でバーベキューをしていたが、そこに傷心のギヨンが突然、押しかけてくる。
第22話当て逃げした事故の加害者は自分だと認めたものの、すでに時効だと開き直るナンスクに、ピルスンは激しく詰め寄る。真実を話すよう求めるドンジュに、サビーナは「姉さん」と言って涙を浮かべて抱きつき、ドンジュこそが釜山(プサン)の船主の娘「サビーナ」だと偽りを告げる。事故の加害者はナンスクだと聞かされたドンジュはピルスンに詫びるが、ピルスンは、ドンジュがあんな女の娘なわけがないと断言する。
第23話サビーナがミドゥムの母親であることを知ったチン会長は、「サビーナと縁を切る」と激怒する。ドンジュは真実を知るために釜山(プサン)に向かい、以前、一度会ったナンスクの過去を知るおばさんに話を聞いた後「黄金の庭」を訪れる。日が落ちてから、黄金の庭に入ったドンジュは28年前、蛍祭りの時の記憶が鮮明に蘇り、その時すでにピルスンと出会い、自分は「ウン・ドンジュだ」と名乗っていたことを思い出す。
第24話ピルスンとギヨンはバイク店で待ち伏せし、ドンジュをバイクでひき逃げした男を捕まえるが、男はドンジュの件もソンウクの件も自分は頼まれただけだと…。ナンスクが28年前の事故の加害者だとドンジュがシン会長に話したと思いこんだナンスクは、I&Kグループの会長室に乗り込み、その場にいたドンジュとピルスンの祖母ナムドゥを罵倒するが、それによってナンスクは自分が加害者であることをチン会長に自ら知らせてしまう。
第25話自分がナンスクの娘ではなく、亡くなったウン・ジョンス夫妻の娘だと知ったドンジュは、法に訴えて自らの過去を取り戻す決意をする。なぜサビーナが未だにウン・ドンジュという名前に執着するのか探るべく、ドンジュはナンスクを訪ね、最後の良心に訴えようとするがナンスクは聞く耳を持たない。ナンスクと決裂したドンジュに、サビーナは心を入れ替えるからチン会長には黙っていてくれるよう懇願する。
第26話ナンスクの後をつけ病院にたどりついたジュンギは、ナンスクが病室でソンウクと会っている現場に踏みこむ。興奮するジュンギにナンスクは…。サビーナの策が当たり、インターネット上ではサビーナ妊娠のニュースで大騒ぎになる。30年前に多発性硬化症の患者たちが株式を譲渡した記念にそれぞれ受取人の子供たちと写真を撮ったと知ったピルスンは、ドンジュが父親と撮った写真がある筈だと気付く。
第27話ナンスクはドンジュの名前にこだわるのは、時価数十億ウォンの株式のためであることをサビーナに話すが、サビーナは「ママのようにはなりたくない」と言って立ち去る。ソンウクの行方を警察が突き止めたと知り、ウンジュはサビーナにジュンギと一緒に自首するように勧める。病院ではナンスクが駆けつけたギヨンの目をかいくぐり間一髪でソンウクを連れ出すが、やっと逃げ出せたと車を出したとき、ピルスンが現れる。
第28話チン会長はサビーナと離婚しないのならジュンギには会社を継がせないと宣告し、さらにドンジュとピルスンを常任理事にして多発性硬化症の研究財団を作り、そこに自分の持ち株を全て寄付するつもりだと告げる。ドンジュに裏切られたと思ったサビーナは、ドンジュに詰め寄るがもみ合いになり…。一方、ピルスンは時々ソンウクがひどい頭痛に襲われることから、ソンウクは記憶を書き換えられたのではないかと疑う。
第29話株式譲渡の記念写真にギヨンとハン・スミが写っているのを見てしまったチン会長。駆けつけたドンジュは、ギヨンはスミの甥だと言いつくろうが、チン会長の疑いは消えない。病院に運ばれる車の中で見た赤い唇のことを思い出したソンウクは、そこから断片的に記憶を取り戻し始める。チン会長にギヨンのことを問い詰められスミに連絡を取ろうと焦るデソンに、スミはドンジュとピルスンの婚約式に出ているとサビーナが教える。
第30話(最終話)2人きりで話をして、スミの自分を思う気持ちを知ったチン会長はスミと和解する。チン会長と周囲を仲たがいさせることに失敗したナンスクとサビーナは、チン会長が多発性硬化症であることを知り、チン会長を失脚させることを企む。その頃、ピルスンは、ソンウクの記憶から入院していた病院を突き止めていた。そして、迎えたI&K設立60周年記念式、サビーナは照明を落とすと予定になかったケーキカットをチン会長に促して…。

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