「ただひとつの愛」のあらすじ
地上に派遣された天使のダン(キム・ミョンス)は全ての任務を終え、24時間後には天国に戻る予定。そんな中公園で盲目の女性、ヨンソ(シン・ヘソン)を見かける。将来有望なバレリーナとして活躍していたヨンソだったが、3年前に事故で失明し、角膜移植手術を待ち続けていたのだった。だが、一向に手術は受けられず、バレリーナへの夢を絶たれたヨンソは今は亡き両親が残した豪邸で、チョ秘書(チャン・ヒョンソン)に当たり散らし、愛を信じられなくなっていた。目が見えないヨンソだが、何故か普通の人間には見えないダンの存在を感じ、ヨンソの反応に驚いたダンは慌ててその場を去る。その後、ヨンソとチョ秘書が乗った車が事故に遭う。命を落とす運命にあったヨンソだが、彼女の「生きたい」という声を聴いたダンは‶人間の生死に関わった天使は消滅する“という掟を破りヨンソを助けてしまう。そして一命を取り留めたヨンソは事故で命を落としたチョ秘書の角膜を移植され光を取り戻す。一方消滅するはずだったダンだが、消滅の代わりにあるミッションを与えられることに。それは100日間、恋のキューピッドとなり人間に愛を教えること。こうして人間の姿になっ たダンはヨンソの秘書に応募し、彼女に真実の愛を見つけさせることに。その頃ヨンソのバレエ団で芸術監督を務めるガンウ(イ・ドンゴン)はヨンソの視力が回復したことを知り、ある想いから彼女をバレエに復帰させようとする。
各話あらすじ
- 第11話ジュンスにファンタジアの屋上から突き落とされたヨンソは、天使の羽を広げたダンに助けられる。しかし連れ去られたあとの記憶をフに消されてしまう。全てルナの仕業だと気付いたガンウとダン。警告しに行くが、ルナにしらを切られる始末。そんな中チョン執事は、ジウンが死亡したと聞かされる。一方、自分は天使だったとガンウに聞かされたダンは人間も天使になれると知る。そしてダンはヨンソに自分は天使だと告げて…
- 第12話天使だと認めたダンはヨンソに必ず守ると言い、ヨンソが幼い頃、島で出会ったソンウは自分だと告白する。ジウンの行動がばれたのは盗聴されていたからだと気付いたヨンソたちはパク室長に協力を求める。ヨンジャたちが陥れたという証拠を手にしたヨンソは、24時間以内にファンタジアから身を引くよう、ヨンジャに告げる。そしてヨンソは、ガンウから天使はいつまでも地上にいることはできず、愛で消滅すると聞き動揺する。
- 第13話自分が愛したせいでダンは消滅すると聞かされたヨンソは、ショックを隠しきれない。そんな中、臨時理事会を開いたヨンソは、叔母家族は全員ファンタジアから退くと発表する。ちょうどその時、ニナの父であるギチョンが、全て自分の犯行だと警察に自首する。一方、人間になりたいと神に頼むダン。そんな時、事故に遭ったダンは、傷が消えず羽も出てこないため願いがかなったものだと思い喜ぶ。しかし、それには別の意味があった。
- 第14話ヨンソは死ぬ運命だとフに告げられたダンは、ヨンソにプロポーズする。プロポーズを受けたヨンソは1週間後に式を挙げようと言い、運命ではなく自分たちを信じて歩んでいこうと決心する。そんな中ダンは、犯行の首謀者であるルナに手を引くよう警告しに行く。しかしルナは、新たな男を使ってヨンソを陥れようとしていた。それを知ったダンは怒り心頭に発する。一方ヨンソは、聖堂で命をささげると神に告げていて…