「ドクター・プリズナー(原題)」のあらすじ

テガン大学病院に勤務する外科医のイジェ(ナムグン・ミン)は優秀な腕を持ち、患者を第一に考え周囲からも信頼されていた。ある夜、交通事故に巻き込まれた妊婦を救うため緊急手術を行うが、事故を起こした張本人であるテガングループ常務のジェファン(パク・ウンソク)から目をつけられ、病院を追われてしまう。それから3年後、麻薬所持で逮捕されたジェファンは刑務所への移送中に交通事故に遭う。そこに現れたのはイジェだった―。復讐のためイジェは壮大な計画を胸にジェファンが収監される西ソウル刑務所の医師=ドクター・プリズナーの座を狙う。そこには“刑務所の王”と呼ばれる刑務所医療課長のミンシク(キム・ビョンチョル)やジェファンの義理の兄でテガングループ後継者のジェジュン(チェ・ウォニョン)らの思惑が渦巻いていた。一方、精神科医のソグム(クォン・ナラ)は刑務所に収監された後に行方不明となった弟を探すため、奉仕医師として西ソウル刑務所にやってくる。そこでイジェと弟がかつて刑務所内で出会っていた過去を知り…。

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各話あらすじ

第11話ミンシクはミンジェを殺そうと医療課に忍び込むが、ミンジェは既に死んでおり犯人として逮捕される。イジェは検事のウィシクに黒幕がいることをほのめかして協力を求める。その頃、ビッをかくまうイヒョンから怪しい男たちに見張られているとSOSが入る。ソグムが駆けつけると、そこにいたのはジェジュンたちだった。騒ぎになったことでビッはピンチを切り抜け、ついにソグムと再会。失踪に至った真相を話すのだが…
第12話障がい者夫婦の事故もテガンケミカル労働者遺族の事故も、黒幕はジェジュンだった。ビッを脅していた証拠もそろえ、イジェはウィシクに告発状を提出する。しかし既にジェジュンの手が回っており、ウィシクは告発状を握り潰す。更にジェジュンはソグムを拉致。会長の株券を全て返し、検察に出した自身の不正の証拠も全て渡すようイジェに要求する。一方、ジェジュンの悪事を知ったミンシクはイジェと手を組もうと考える。
第13話 ジェジュンとミンソクは病床の会長の命を狙うが、イジェが現れて間一髪で阻止する。ミンシクと手を組んだイジェは、ミンシクをVIPセンター長にするため、ライバルのミンソクを持病のクローン病を利用し蹴落とそうと画策する。実はミンシクは裏でジェジュンとも取り引きをしていた。そしてついにセンター長選当日、ミンソクは倒れてしまう。一方、コ医務官がミンジェ殺害容疑で逮捕され、テガンとの関わりが明らかになる。
第14話横紋筋融解症による急性腎不全でジェファンの刑を執行停止にしようと動き出したイジェ。ジェジュンと通じるミンシクは手下のドンフンを医務官として刑務所に送り込み、刑執行停止の工作を阻止しようとするが失敗。ジェファンはついに腎不全となるが病院に搬送しようとしたその時、意識を失ってしまう。その頃、ウィシクはジョンヒからジェジュンに関する情報を得るため遊園地で会うが、記者に写真を撮られてしまい…
第15話ジェジュンは死んだ父ドクソンと同じ遺伝子疾患、ハンチントン病を発病していた。イジェは、ジェファンの刑執行停止にも同じ病を利用することを決める。その動きを知り自分の病が明るみに出ることを恐れたジェジュンが、自らジェファン殺害に動くことを狙った作戦だった。一方、家族の命まで脅かされたミンシクはついにジェジュンと闘う決心をし、イジェと手を組む。しかし、ジェジュンのほうも全てはわなだと察知していた。
第16話(最終話)ジェジュンがリハビリ室でジェファンを襲う様子を全て盗聴し録音していたイジェ。そのファイルを持って本部長室に乗り込みケタミンを注射するが、自らもジェジュンにペーパーナイフで刺されて大けがを負う。実は全てイジェの作戦どおりで、待機していたミンシクが応急処置を施し、ウィシクら検察がジェジュンを殺人未遂で現行犯逮捕した。ジェジュンは西ソウル刑務所に収監され、イジェとの最後の闘いがついに始まり…

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