「熱血司祭(原題)」のあらすじ

対テロ特殊要員のヘイル(キム・ナムギル)はある作戦中に、自らの判断によって子供たちが犠牲になる事件が起き、特殊要員を辞め生きる意味を見失う。行き倒れていたヘイルをヨンジュン神父(チョン・ドンファン)が助け、ヘイルは神に仕える道に進む。それから数年後、ヘイルは司祭となるが、過去のトラウマから怒りをコントロールできずにいた。そんな中事業家のチョルボム(コ・ジュン)の子分たちがたびたびヨンジュン神父の聖堂に現れるようになる。実はチョルボムは強制的に土地を売却させる元ヤクザだった。心配するヘイルだったが、神父は真相を語らずに言葉を濁す。だがその後、神父が遺体となって発見されてしまう。警察は自殺として処理するがヘイルは現場の状況から他殺を確信する。検事のキョンソン(イ・ハニ)は上からの指示で事件をもみ消そうとするが、尊敬していたヨンジュン神父の死に直面し、心が晴れない。その後、神父が信者への セクハラや横領容疑で警察の取り調べを受けていたという偽のニュースが報道さ れる。クダム警察署強力班のデヨン(キム・ソンギュン)も取り調べを行った事実がないことから事件に疑念を抱くように。 その後、ヘイルはヨンジュン神父の部屋を整理し、残された日記から神父が区 長、警察署長、国会議員、インチキ宗教の教祖、チョルボムらがグルとなっている組織と戦おうとしていた事実を知る。怒りに震えるヘイルはデヨンと手を組み、組織を撲滅し神父の濡れ衣を晴らすため立ち上がる!

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各話あらすじ

第11話別荘でキョンソンに出くわしたヘイルとデヨン。その場からは何とか逃げるが、警察に覆面強盗犯として追われることになる。一方、仲間からパク議員とナム署長を排除しようとたくらむ区長とカン部長検事。カン部長検事はチョルボムを呼び出し、パク議員を自殺に見せかけて殺すよう命じる。しかし、チョルボムとメガク教の教主が、それぞれ地下の金庫にあるカネを奪うことを考え始め、少しずつ彼らのバランスが狂い始める。
第12話キョンソンのおかげで危機を脱したヘイル。しかしキョンソンに別荘へ侵入したことや、パク議員の事件現場にいたことを問い詰められても認めようとしない。チョルボムの別荘で発見した血痕のDNAとイ神父のDNAが一致し、ヘイルたちは鑑識を別荘に出動させる。だが部屋は床や壁紙が貼り替えられていて何の証拠も見つけられない。なぜ相手に勘付かれたのかといぶかしく思っていた時、教会にある男が訪ねてきて…
第13話何者かに命を狙われ、ヘイルに助けられたキョンソン。その指示をしたのがハンジュグループの会長の息子で覚せい剤事件に関わっていたキム・ゴニョンだと知り、怒りが収まらない。一方、犯人がロシア人だと知ったヘイルはコザエフに会いに行き、コザエフの情報からキョンソンの件やパク議員の件にライジングムーンが関わっていることを知る。そして復しゅうを誓ったキョンソンは、ヘイルに手を組もうと提案を持ちかける。
第14話ライジングムーンに乗り込んだヘイルとキョンソンたちは、ピンチに陥るがソンサクの活躍で危機を乗り越え、駆けつけた強行犯係が現行犯でクラブにいた人たちを逮捕する。しかし、パク議員とキョンソンを襲った犯人同様、肝心なところで成果が上がらない。そこでヘイルとキョンソンは思い切った策を取ることにする。犯人をロシアに引き渡すための護送車を偽装し、キョンソンとソ刑事は組織のリーダーを泳がせるが…
第15話成功したかのように見えたヘイルたちの作戦は、ファン・チョルボムの手下が出頭したことで形勢が逆転する。更に強行犯2係のメンバーは別の部署へ飛ばされることに。ナム署長を検挙するためにライジングムーンの会計ファイルを手に入れようと動くヘイルたちだったが、担当の会計士が違法賭博の一味にファイルを奪われていたと知る。賭場を訪ねたヘイルたちを待っていたのは3大いかさま師の1人と言われる男だった。
第16話神の啓示を受け、勝負するために賭場へ行った平澤 の“十尾狐”ことキムシスター。勝負はシスターが逆転勝ちを収め、外で控えていたデヨンたちが賭博の一味を検挙し、同時にナム署長も逮捕されることになる。浮かれるヘイルたちだったが、ジュングォンがヘイルの過去をマスコミにリークし、ヘイルは2年間のアルゼンチンへの宣教活動を命じられる。しかし、キョンソンのアイデアで出国禁止措置を取られるのだが…
第17話ジュングォンが仕向けたやつらによって強行犯係のメンバーは全員重傷を負う。中でもソ刑事のけがはひどく、ヘイルは怒りを感じると同時に自分を責める。ジュングォンの元を訪ねると、殺せばイ神父の事件の真相を知っている証人が1人消えることになると言われる。こういう時こそ、ひるまずに戦うべきだと周りに言われ金庫破りを実行することにしたヘイル。中のカネを別の場所に移動させ、その道中で奪う作戦を立てるが…
第18話金庫の中に閉じ込められたヘイルたちとチョルボム。空気が減り窒息する寸前のところで、コザエフが開けた穴から外に出ることができ九死に一生を得る。ジュングォンがカン部長を裏切り、カネを持ち逃げしたと知ったヘイルは、どうやって奪うか考える。すると、チョルボムから一緒にジュングォンを捕まえようという提案を受ける。断ろうとしたヘイルだったが、うまくいけばイ神父の死の真相を教えると言われ手を組むことに。
第19話目の前でハン司祭がやられる姿を見たヘイル。ハン司祭は一命を取りとめたものの、意識不明の重体となる。ジュングォンと片をつける決心をしたヘイルは教会から姿を消し、修道会にも脱会届を提出する。そしてヨンユ山に設置された無人カメラにイ神父の遺体を運ぶチャンリョンの姿が映っていたことを知ったヘイルはチョルボムに会いに行く。するとチョルボムは事件の真相を話し始め…
第20話ジュングォンと片をつけることにしたヘイル。しかしジュングォンはシスターを人質にしてヘイルに圧力をかけてくる。戸惑うヘイルだったが、シスターの言葉に奮い立たされ敵を全員制圧する。そしてデヨンたちが現場へ駆け付けると、ヘイルはジュングォンの頭に銃口を向けて立っていた。事件は解決したが、キョンソンとデヨンは自分の過ちを正すべく退職する決心をし、ヘイルも司祭を辞めると告げる。

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