「プリースト（原題）」のあらすじ
幼い頃、悪魔に取り憑かれた母親が命を落とす現場を目撃したスミン（ヨン・ウジン）は、神父のギソン（パク・ヨンウ）に師事し、非公認で悪魔祓いをするエクソシストの秘密結社「634レジア」の一員となった。 ある日、腹部に重傷を負った男児が南部カトリック病院に運びこまれ、救命救急センターの医師ウンホ（チョン・ユミ）が緊急手術を行なうも、命を落とす。ところが、突然の停電後、男児は息を吹き返し、その後、たびたび奇行を繰り返すように。これが悪魔によるものだと確信したギソンは、スミンらとともに儀式を行ない、悪魔祓いに成功。非科学的なものは信じないウンホは儀式を目にしても半信半疑だったが、突如、レジデントのミソ（パク・ジョンウォン）が豹変し、ウンホに襲いかかってくる……。
各話あらすじ
- 第11話ウンホは、司祭となったスミンから去ろうとするのだが、離れることができなかった。一方スミンは司祭として残るか、以前のようにウンホとともに歩むのか、まだ迷っていた。そんな中、螺鈿香箱が、移送中に悪魔の司祭によって奪われてしまう。螺鈿香箱の中の悪霊が解放されるのを阻止するため、634レジアのメンバーがまた立ち上がる。こうして、悪魔の司祭を追うのだが、その過程でヘミン修道女が何者かに刺されてしまうのだった。
- 第12話ヘミン修道女を刺した悪魔の司祭を追ったスミン。その悪魔の司祭は母親の姿をしていた。そんな中、悪魔の司祭の正体を暴いたヨンピルが、呪いにかけられ死んでしまう。その現場に残された証拠品から主教を疑ったスミンは、破門の危機に。一方、ウンホはヘミン修道女の提案によって、634レジアのメンバーになる。そして悪魔の司祭を追う中、すべてが悪魔が作り上げた偽りの世界だと感じたスミン。そして悪魔の正体を暴くのだが…
- 第13話今、自分が見ていることは無意識の中での出来事だと知ったスミンは、自ら自分を刺す。そして目覚めると、そこはソン先生の悪霊払いをしていた現実の世界だった。しかし無意識から覚めたスミンは、ウンホとの過去の記憶を取り戻していた。無意識の中で起きたことが現実にならないために、スミンたちは無意識の中で見た次の付魔者を探す。そんな中、新たな付魔者がまた病院で発生した。そしてウンホに悪魔の手が伸びるのだった。
- 第14話ウンホを襲った付魔者の患者を突き止めた634レジアは、悪霊払いの儀式を行うのだが、悪魔の策略によって、儀式の途中で警察に捕まってしまう。しかしスミンだけが何とか逃げることができた。ムン神父がいない中、螺鈿香箱をエサに悪魔をおびき寄せ、悪霊払いを行うスミン。しかしあと1歩のところで悪魔によって螺鈿香箱を壊され、逃げられてしまう。そんな中、悪霊払いを行い完治したはずのウジュが、病院に運ばれてくるのだった。
- 第15話ウジュが運ばれてきた後、同じ症状の患者が次々と運ばれて来た。感染を恐れたウンホは隔離治療を行うが、それは感染症のように広がり人を死に至らしめる悪魔の息だった。一方、スミンたちは密かに入国したイ･ヘミン修道女様を探してセシリア聖地へと向かう。しかしそこで会ったのは司祭の姿をした、スミンの無意識の中で付魔者だった、看護助手のソ･ジェムンだった。そして病院ではヨンジンも悪魔の息に感染してしまうのだが…
