「彼女はといえば(原題)」のあらすじ
ある事情から男に追われているウンハン(イ・シア)は偶然出会ったガンウ(キム・ジェウォン)に助けられる。流血しているウンハンを心配するガンウだが、ウンハンはガンウの目を盗み彼の前から姿を消す。その後、ウンハンは自殺を試みるが、そこに居合わせ倒れたガンウに心肺蘇生を施し彼を助ける。ガンウが整形外科医だと知ったウンハンは、彼に別人にしてくれるよう懇願する。怪しむガンウ だったが、必死に頼み込む彼女の様子を心配し、手術を引き受けることに。だが手術後意識を取り戻したウンハン(ナム・サンミ)は記憶を失っていた。何故自分が整形手術を受けたのか、誰に追われているのか分からないまま記憶が戻るまでガンウと共に生活することに。別人となったウンハンは記憶を失くす前の自分がチャンギ(チョ・ヒョンジェ)の家で家政婦として働く計画を練っていたことを知り、 真実を探るためチャンギの家で働き始める。だがほかの家政婦は知らないチャンギの細かい私生活まで何故か自分が把握していることに気がつく。果たしてウンハンとチャンギの関係とは?そしてウンハンの正体とは!?
各話あらすじ
- 第1話ハン・ガンウは、葬儀場の駐車場で何者かに追われている女性を助ける。しかし、その女性はガンウが薬を買っている間に姿を消す。母親の命日に父親とけんかをして家を飛び出したガンウは、姿を消した女性に再会するも心臓まひで倒れ、彼女の心肺蘇生術のおかげで九死に一生を得る。そして数日後、自分を助けてくれた女性シン・ヒョンソがガンウの病院を訪ねてくるのだが…
- 第2話手術が終わって目を覚ましたヒョンソは、なぜ自分がここにいるのか、手術を受けた理由も、ひいては自分の名前も覚えていない記憶喪失状態だった。何とか手がかりを探そうとヒョンソのカバンを調べたガンウは、シン・ヒョンソは偽名で、本人の素性について何の情報もないことに気付く。記憶を取り戻そうとガンウが倒れた公園へ行ったヒョンソは、そこで自分の昔の写真を持って自分を捜す人たちに出くわす。
- 第3話ついに待ち続けた電話が鳴った。しかし相手は人材紹介所で整形手術をする前のヒョンソが2か月後に求人が出たら知らせてほしいと頼んだ案件のことだった。ヒョンソは、自分がその家を指定していたことから、自分の素性を知る手がかりが得られるのでは考える。一方でヒョンソが心配なガウンは、もう少し調べてからのほうがいいと引き止めるが、ヒョンソは行ってしまう。
- 第4話チャンギ夫婦しか入れないという地下室に足を踏み入れたヒョンソは、そこでチャンギに会う。その場は二度と入らないようにという注意だけで事なきを得るが、それとは別にヒョンソは何か冷たい空気を感じる。日を追うごとにヒョンソは自分がチャンギのことを必要以上に知っていることに不安を感じる。ある日、ベッドメイキングをしている際に、自分でも驚くようなことをファン女史に指摘され…
- 第5話家を出ていこうとするヒョンソを引き止めるガンウ。ヒョンソが自分の家を出ていくのは、素性が分かった時、代わりに払った保証金の2千万ウォンを受け取った時のどちらかだと言い切る。しかし翌日、仕事に出たヒョンソはチョン室長がチャンギの枕を置く姿を見て、深い関係でなくても知っていることもあると喜ぶ。一方、ミン会長に呼び出されてゴルフ場へ行ったガンウは、メンバーの中にチェヨンがいるのを見て驚くが…
- 第6話ヒョンソが整形したウンハンだと聞いたチョン室長はショックを隠せない。しかし、自分の前で堂々と振る舞うヒョンソの態度が演技には見えず、どういうことかと混乱する。一方でチャンギの妻の情報を少しでも手に入れようとテレビ局へ行ったガンウは、チャンギの机の上に飾ってある整形前のヒョンソとチャンギの写真を見て驚がくする。
- 第7話自分がカン・チャンギの妻チ・ウンハンだと知ったヒョンソだが、迎えに来た母も弟も全く覚えがなく気まずいばかり。自分の気持ちとは逆にどんどん元の生活に戻そうとするチャンギと母親に、ますます不安を募らせていくヒョンソ。しかも自分がうつ病だったと聞かされショックを受ける。同じようにチャンギからヒョンソがうつ病だったと聞いたガンウだが…
- 第8話いきなりミン会長にたたかれショックを受けるウンハン。自分がこの家でどんな生活をしていたのかに疑問を抱き始める。一方チャンギは手術前にウンハンが使っていた携帯をガンウが持っていると知り、ウンハンが自分に一任したとうそをついて携帯を手に入れようとする。ウンハンを殺そうとした男カン・ソンホを捕まえたガウンだったが、彼の電話の内容から依頼人はチャンギの周辺にいる人物だと気付く。
- 第9話ロックを解除した携帯の中に少女の姿を見たウンハン。それを見たチャンギはウンハンの持っていた携帯が、自分が探していた携帯ではないことが分かり焦る。チャン室長はウンハンへの嫉妬と携帯を見つけるために、ウンハンの記憶を取り戻させようと寝室の向かい側の部屋に行かせる。その部屋でカッターナイフを見つけたウンハンは、リストカットした自分の姿がフラッシュバックで浮かび部屋を出ようとするが…
- 第10話病院のロビーで倒れたウンハンを介護したガンウ。駆けつけたチャンギはガンウがウンハンの周りをうろつくのはうしろめいたことがあるからではないかと、訴訟を起こすとガンウに告げる。チャン・ソクジュンに会ったガンウは、姿を消したのはウンハンのためで、なぜウンハンを家に帰したのかと言われますます不安を募らせる。