「私たちが出会った奇跡(原題)」のあらすじ

エリート銀行員のヒョンチョルA(キム・ミョンミン)は家庭を顧みず浮気中の冷酷な男。妻のヘジン(キム・ヒョンジュ)は密かに離婚を決意していた。そんなある日ヒョンチョルは事故に遭い意識不明に陥る。時を同じくして、平凡ながらも幸せな家庭を築いていた中華料理屋を営むヒョンチョルB(コ・チョンソク)も事故に遭う。運命によりヒョンチョルAが亡くなるはずだったが、死神のアト(カイ/EXO)は手違いによりヒョンチョルBを殺してしまう。慌てたアトはヒョンチョルBの魂をヒョンチョルAの肉体に戻してしまう!

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各話あらすじ

第1話神話銀行江南支店の支店長ソン・ヒョンチョルAは、ソウル大学出身の将来有望なエリート。自己中心的で冷徹、家庭を顧みない父親だ。一方、中華料理店を営むソン・ヒョンチョルBはヒョンチョルAと同姓同名で生年月日も同じだが、明るくて優しく妻にとっても娘にとっても最高のパパ。ヒョンチョルBは10年間働いた店を買い取ることになり、神話銀行へ融資を申し込みに行く。ところが、これ以上融資を受けられないとヒョンチョルAに冷たく追い返されてしまう。
第2話交通事故に遭って死んでしまったヒョンチョルA。火葬されて肉体を失ってしまったヒョンチョルBの魂が乗り移り、ヒョンチョルAは葬式の最中に息を吹き返す。この事件を知った世間は大騒ぎに。ヒョンチョルAの姿のヒョンチョルBは、自分と同姓同名の人の体であることを知る。その事実を語るが誰も耳を傾けてくれない。何とか妻のヨナにだけでも真実を知ってほしいと思い連絡をするが、取り合ってもらえず…
第3話夫の親友と名乗る男性からもらったお金で、無事に借金を全額返済したヨナ。お礼を言うために電話をする。ところが、ヒョンチョルは自分が誰であるかを名乗ることができない。ヨナは電話の声を聞いて聞き覚えがあると思うのだが、誰なのか思い出せない。一方、顧客センターで働くヘジンは、他店で購入した品物の返品を迫る顧客とのもめ事に遭遇する。機転を利かせてその場を無事に解決するヘジン。新しい代表のソンムは、その現場を満足げに見ていた。
第4話趣味も嗜好も全くの別人のようになってしまった夫をいぶかしがるヘジン。何よりも自分に対して謝罪の言葉を述べたことが不思議でならない。死のふちから生還したら人格が変わり得るのかという疑問を持ちながらも、夫の変化が嫌ではないのだった。ヒョンチョルは、どうせ今の状況から逃れられないのならと、早く慣れるためにも銀行へ行くことにした。何も分からないまま支店長として銀行に行ったヒョンチョルは、部下たちに頭を下げて回るのだが…
第5話よりによって体の主であるヒョンチョルAが自分を窮地に陥れたことを知ったヒョンチョルB。ショックのあまりヘジンにも冷たく当たり、ジムに行って体を痛めつける。挙げ句の果てには行員を全員集めて、自分の悪い所や不正などを全て書くよう命じるのだった。ヒョンチョルに愛人がいるとタップリから聞いたグムニョはヨナに会いに行く。ヨナとグムニョを会わせたくないアトは、グムニョを操って踊らせる。そんなグムニョを見てヨナは逃げてしまう。
第6話ヒョンチョルAには父親からの遺産が25億ウォンあると知ったヒョンチョルBは、たった2億ウォンのためにヒョンチョルBの融資を操作するだろうかと疑問を抱き始める。そして過去の動画や行員たちの話からも、ヒョンチョルAは自分の名誉を大事に考えていて、行員の賄賂すら許せない性格の持ち主だったことを知る。保険の仕事を始めたヨナは、ヒョンチョルに住民番号を聞く。しかし、ヒョンチョルの答えた番号は死んだ夫のもので…
第7話酢豚を食べながら、死んだヒョンチョルの作った酢豚のほうがおいしかったと語り合う家族。なぜあれほどまでにパイナップルを嫌っていたのかと尋ねるジスに、修業時代にずっとパイナップルを切らされていたからだと教えるヨナ。一方、ヒョンチョルAの体に入ったヒョンチョルBは、ヘジンから出されたパイナップルを食べられずにいる。以前のヒョンチョルに戻るためには同じ行動を取るべきだとヘジンに言われ、しかたなく大嫌いなパイナップルを食べるのだが…
第8話夫の友人には、実は死んだヒョンチョルの魂が入っているのではないかと疑い始めたヨナ。家に招待し、その言動に確信を抱く。一方、サランは突然カフェで踊り始めたグムニョを連れて病院へ行く。ところが、病院の医師からその行動は何の問題もないと言われてしまう。一方でヒョンチョルBの魂が入ったヒョンチョルAはテレビ番組で以前と違うことを言い、世間の批判を浴びる。そしてついに人事部から待命処分が通告され、支店長の座を追われることに。
第9話ヨナは自分の夫なのではないかとヒョンチョルを問いただすが、ヒョンチョルは否定する。最初に会いに行った時に信じてくれていればここまでこじれなかったが、今は解決すべきことが出来たからだ。最下位に転落した江南支店をトップに押し上げるため、ヒョンチョルは行員を全員集めて協力を求める。しかしヒョジュだけはそんなヒョンチョルに対して高圧的に振る舞う。
第10話警察署で犯人の似顔絵の修正をするヨナ。犯人が顔を変えていたら無駄ではないかと言いながら、パク刑事の捜査にあれこれ口出しをする。ヒョンチョルの通話記録を確認したパク刑事は、ヒョンチョルBが生前にヒョンチョルAと一度も通話したことがないと言い、2人は友達ではないと断言する。一方、低迷した業績を上げるため必死で頑張るヒョンチョルAの部下たちだが…

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