「油っこいロマンス」のあらすじ
高級中華料理店で働くスターシェフのプン(ジュノ/2PM)は結婚を控え、結婚式のリハーサル会場で同じく結婚を控えたセウ(チョン・リョウォン)と出会う。天真爛漫なセウをうざったく感じるプン。同じ頃、ヤクザのチルソン(チャン・ヒョク)もヘアサロンでセウに出会い、彼女に一目惚れしてしまう。その後、プンは偶然店に食事に来たセウと再会、ジャージャー麺が食べたいとリクエストされる。上司とケンカしたばかりだったプンは腹立ち紛れに、セウのため店のメニューにはないジャージャー麺を作ろうと、街のしがない中華料理屋にテンジャンメンを探しに行く。そこはチルソンが子分たちと営む中華料理屋だった。閑古鳥が鳴いているチルソンの店はこの日を最後に閉店することが決まっていたが…。ジャージャー麺をきっかけに出会った3人の運命の行方は!?
各話あらすじ
- 第1話韓国最高の中華料理店と言われる“画竜点晴”。そこで働くソ・プンは結婚式当日、新婦ソク・ダリを待っている時にウエディング写真撮影の準備をしているタン・セウと出会う。そして式の1か月後、店のワン師匠がオーケーを出した料理に手を加えたことがばれて、険悪な雰囲気になる。その鬱憤を晴らすかのように宴会場にいたセウに、何でも好きな物を作ってあげると言い、料理に必要な甜麺醤を求めて向かいの寂れた中華料理店に入るが…
- 第2話口をそろえて結婚なんてするなと言うプンとチルソンに、腹を立てるセウ。自分の結婚式の招待状を渡して必ず来るように言う。しかも、チルソンが自分に好意を持っていたことを知らされ、驚きを隠せない。そして結婚式当日、新郎オジクは式場に現れず、代わりに入場してきたのは父を逮捕しに来た検察官だった。一方、ジャイアントホテルでは人事発令があり、料理長になれると信じていたプンは左遷されることになり…
- 第3話漢江の橋の上でセウと話しているうちに元気を取り戻すプン。しかし、プンは相手がセウだと気付かず、彼女を最初の客として店に連れてくる。しかし、正体を明かさないままセウが姿を消してしまう。そして開店初日、偶然ダリとスンリョンが客としてやって来る。素人同然のメンバーばかりで思ったように料理が作れないプン。しかも、彼らのミスからとんでもない料理をダリたちに出すことになってしまう。許せないプンはドンシク以外をクビにする。
- 第4話メンダルたちを解雇したことに腹を立てたチルソンは、プンに店から出ていくよう言うが、プンは聞き入れず従業員募集の貼り紙を出す。それを見て訪ねてきたチェ・ソルジャ。テストを受けることになるがプンも驚くほどの実力の持ち主だった。メンダルと勝負をさせようとしていたチルソンもソルジャの実力を認める。一方、チルソンは急にセウを店の社長にすると言いだす。これに納得できないプンは、またチルソンと衝突することになり…
- 第5話プンに招待されて、最初の客になるべく腹ペコフライパンにやって来たセウは、そこでチルソンに社長にはならないとはっきり伝える。その後、メンダルたちの作戦で2人きりになったセウとチルソン。セウはそこで自分のことは諦めてほしいとチルソンに改めて告げる。一方、家でレシピノートを捜していたプンは、1枚の超音波写真を見つけショックを受け、ダリに会うためジャイアントホテルへ向かうが…
- 第6話結局、互いのパートナーに未練があり、プンとセウは何もせず別れることになる。家に帰ったセウはオジクの両親から離婚するよう言い渡される。拒むセウだが、オジクが慰謝料としてセウに家を渡すと言っているという義父の言葉にショックを受け、離婚届に印を押して家を出る。ヨン社長のボディーガードたちに殴られ負傷し、右手が使えなくなったプン。しかし、突然の雨で腹ペコフライパンは満席になり…
- 第7話セウに引かれ始めたプン。しかし、セウが離婚したことを知らないプンは、セウに冷たく接し距離を置こうとする。けがをしたプンの右手の代わりとして、おたまを担当することになったセウも、虐げられつつもプンのことが気になる。ある日、刑務所を出たピッタギが店を訪れ、セウはチルソンが前科3犯だということを知る。翌日の明け方、事務所に乗り込んできたピッタギに刺されるチルソン。やっとの思いで店に逃げ込むが、そこには早く来ていたセウがいた。
- 第8話冷凍室にいる2人を見つけたプンはチルソンを急いで病院に運ぶが、セウも低体温で危ない状態に。2時間以内に体温を35度以上にするよう言われたプンは、戸惑いながらも温めるためにセウを抱き締める。意識を取り戻したセウはチルソンの病室を訪ね、自分の気持ちが分からないから時間が欲しいと伝える。一方、新しいエビコースを完成させるために自分のレシピノートが必要なプンはコッチョンと一緒に画竜点睛の厨房に乗り込むが…
- 第9話プンは少しずつセウに気持ちが傾きながらも、セウが離婚したことを知らないため積極的になれない。更に、メンダルの話からチルソンがセウを好きだと知り複雑な気持ちになる。そんな中、ジャイアントホテルが自分のメニューと名前まで同じ“余すところなくエビコース”を始めると知る。自分のレシピノートがホテル側にあると確信するものの、取り返す手段がない。退院したチルソンは夜中にちゅう房に忍び込んだサムソンを見つけ、後をつける
- 第10話セウに告白するもチルソンのことを考え、自分のことを好きになるなと先手を打ったプン。しかし、2人はますます互いを意識し、気まずい日々を送ることになる。謎の老婆からプンとセウは独身なのかと聞かれたチルソンは、2人に事実を確かめる一方で、2人の微妙な関係に気付く。自分たちのエビコースが実はプンの考えたレシピだと知った画竜点睛のワンは、新しくエビコースを考え、ソルジャを引き抜こうとアプローチするが…