「愛はぽろぽろ(原題)」のあらすじ
市場の卸売りで生計を立てているパンウル(ワン・ジヘ)は明るく世話好きな性格で周囲から愛されていた。ある日、父をひき逃げ事故で失い、結婚直前だった恋人のドンジュン(カン・ドンホ)まで亡くなってしまう。ドンジュンとの間に子供を身ごもっていたパンウルは一人で出産しシングルマザーになる。。6年後、パンウルは持ち前のたくましさで子供を育てながら、大手食品会社で本部長のウヒョク(カン・ウンタク)の下で働くことになる。正反対の性格からぶつかり合う2人だが、パンウルは何故かウヒョクがドンジュンに見える錯覚に陥る。実は6年前に心臓病を患ったウヒョクはドンジュンの心臓移植を受けていた。
各話あらすじ
- 第51話パンウルがウヒョクを誘惑していると感じたチェリン。彼女は真相を確かめたいと考え、パンウルを問いつめるために、ビルの屋上に呼び出そうと計画する。そして彼女は、ウヒョクが書いたように見せかけた、“屋上で会おう”というメモをパンウルに残すのだった。そんなチェリンの不審な行動に気がついたサンチョル。彼はチェリンの計画を阻止するために、パンウルを待つチェリンの元へと向かう。
- 第52話海外から来たバイヤーの接待として、チェリンが彼らを家に招く。そこにはパンウルの姿も。料理を作ってもらうために、チェリンがパンウルを突然呼び出したのだった。パンウルが料理を作り終え、チェリンの家を出ようとすると、ウヒョクの秘書であるサンチョルと顔を合わせる。サンチョルは、チェリンがパンウルを急に呼び出したことを知り、チェリンの行為をパンウルへの嫌がらせと感じる。
- 第53話パンウルとの交際をスンボクに認められ、大喜びするウヒョク。予想外のスンボクの対応に、ウヒョクだけではなくパンウルも驚かされる。パンウルはそれと同時に、次は自分がウヒョクの家族に認められる番だと感じ緊張するのだった。2人の交際を陰ながら応援し続けてきたサンチョルに、ウヒョクが感謝の気持ちを伝える。それに対しサンチョルは、パンウルを幸せにするようウヒョクに告げる。
- 第54話ジヨンが留学時代の先輩であるチェリンと会うために、チェリンの職場があるビルを訪れる。そこでジヨンは義妹であるパンウルと偶然会い、パンウルとチェリンが同僚であることを初めて知るのだった。パンウルのことをよく思わないジヨンは、チェリンと昼食を取りながらパンウルへの愚痴をこぼす。チェリンは、そんなジヨンからパンウルの交際相手が誰かを聞き出そうとするが…。
- 第55話恋人であるパンウルをオ会長に会わせるために、ウヒョクはある計画を立てる。それは、パンウルの開発したメニューが人気になり会社の売り上げが増加したため、オ会長から直々に激励してもらうことだった。息子からの提案を渋々ながらも受け入れるオ会長。そして3人は食事会を開き、顔を合わせることに。そこでオ会長がパンウルの生い立ちについて質問すると、パンウルとウヒョクは困惑する。
- 第56話ある音楽劇を鑑賞するために劇場に来たパンウルとウヒョク。2人はロビーで、チェリンとウヒョクの姉のウギョンにばったり出くわしてしまう。パンウルとウヒョクが一緒にいることをチェリンが不審に思っていると、そこに突然サンチョルが姿を現す。パンウルとウヒョクの交際がチェリンに知られてはいけないと考えたサンチョルは、機転を利かしてその場を乗り切ろうとするのだった。
- 第57話ウギョンにプロポーズするヨンベ。自分が演出する舞台の公演を目前に控えていた彼は、公演が終わったあとに結婚するとウギョンに伝えるのだった。ウギョンの母親のオ会長は、ヨンベが歯科医に復帰することを望み、ヨンベの義姉のヨンスクにヨンベを説得するよう頼む。しかし、ヨンスクの説得は失敗に終わる。そして、オ会長もヨンベのミュージカルへの情熱を理解し、彼の歯科医への復帰を諦めるのだった。
- 第58話パンウルの恋人が家に来たことを、ジヨンがチェリンに報告する。その恋人の名前がパク・ウヒョクだと聞かされたチェリンは愕然とする。そして、パンウルとの交際が事実かどうかをウヒョクに直接聞こうと考えるのだった。恋人の存在をオ会長になかなか打ち明けられないウヒョク。会長室を訪れていた彼が意を決し、オ会長にパンウルとの交際を伝えようとすると、そこにチェリンが姿を現す。
- 第59話チェリンがパンウルのいる研究室へとオ会長を連れてくる。そして、ソースの開発を担当するパンウルをオ会長に激励してもらおうとするが、それはチェリンの本来の目的ではなかった。パンウルとウヒョクの交際を知り、パンウルへの当てつけとしてオ会長を連れてきたのだった。オ会長に試食をさせるよう、チェリンに指示されたパンウルは、チェリンのもくろみどおり動揺し食材を床に落としてしまう。
- 第60話結婚を前提に交際し始めたヨンベとウギョン。両家の家族が、ウギョンの家での食事会で顔を合わせることになり、ヨンベの姪であるチェリンも招待される。食事会の当日、チェリンがウギョンの家で料理の手伝いをしていると、ヨンベを迎えに行ったウヒョクが家へと戻る。チェリンと別れてパンウルと交際するウヒョクは、エプロン姿で自分の家にいるチェリンを見て違和感を覚える。