「愛はぽろぽろ(原題)」のあらすじ

 市場の卸売りで生計を立てているパンウル(ワン・ジヘ)は明るく世話好きな性格で周囲から愛されていた。ある日、父をひき逃げ事故で失い、結婚直前だった恋人のドンジュン(カン・ドンホ)まで亡くなってしまう。ドンジュンとの間に子供を身ごもっていたパンウルは一人で出産しシングルマザーになる。。6年後、パンウルは持ち前のたくましさで子供を育てながら、大手食品会社で本部長のウヒョク(カン・ウンタク)の下で働くことになる。正反対の性格からぶつかり合う2人だが、パンウルは何故かウヒョクがドンジュンに見える錯覚に陥る。実は6年前に心臓病を患ったウヒョクはドンジュンの心臓移植を受けていた。

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各話あらすじ

第31話ウヒョクにコーヒーをごちそうしようとしたパンウルが財布を床に落とし、小銭をまき散らしてしまう。一緒に小銭を拾おうとしたウヒョクが、意図せずパンウルの体に触れると、彼はこれまでに感じたことのない強い鼓動の乱れを感じる。心臓移植手術を受けて以降、常日頃から健康を気にかけるウヒョクは、自身の主治医であり交際相手の父親でもあるヨンモクに心臓に異常がないか相談する。
第32話ウヒョクがパンウルに靴を贈ったことを知ったチェリンは、パンウルに激しい嫉妬を覚える。また、自分との交際に対し積極的な態度を見せないことにも不満を感じていた彼女は、ウヒョクとのデート中にその胸の内を明かす。一方、パンウルは家族に靴の贈り主を聞かれ、困惑しながらも事情を説明するが、高価なブランド商品であることから、家族はその贈り主に下心があるのではないかと勘ぐるのだった。
第33話定年を迎え退職することになったゲヌン。妻のスンボクは、夫のために家族そろって退任式に参席したいと考える。そして、パンウルやドンミン夫妻、サンチョルを誘うが全員に断られてしまう。スンボクは夫を気の毒に思い悲嘆に暮れるのだった。ヨンベの元で熱心にミュージカルを学ぶウギョン。ある日、ウギョンが気管支炎を患い体調を崩すと、ヨンベは優しく介抱する。ウギョンはそんな彼への思いを一層強くする。
第34話将来、自分の店を持ちたいと考えるサンチョル。料理を教わるため、パンウルが出張している店へサンチョルが行くと、そこで彼女が新たに開発しているメニューを試食することに。そんな中、ウヒョクが突然現れ、パンウル考案の牛肉麺が好評で売り上げが上がったことを知らせるのだった。同居していることをウヒョクに隠しているパンウルとサンチョルは、2人きりでいるところを彼に見られ動揺する。
第35話新しいメニューを開発中のパンウルは、料理の反応を見るために店舗へと足しげく通っていた。一方、ウヒョクはパンウルを異性として意識し始める。そんな彼は、パンウルが本社に顔を出さないことを不満に思い、メニュー開発の進捗状況を毎日自分へ報告するよう彼女に命じるのだった。また、ウヒョクと同じくパンウルに恋心を抱くサンチョルは、彼女に包丁を贈ろうと専門店を訪れる。
第36話定年退職をし一日中家で過ごすゲヌンと、食料の賞味期限を巡ってケンカしたスンボク。家には険悪な雰囲気が漂っていた。些細なことが原因でなかなか仲直りできない2人を見て、パンウルやドンミンたちはやきもきする。そんな彼らは、2人を仲直りさせる方法を考えるのだった。パンウルはその一環として、ゲヌンを外に連れ出すことを思いつく。そのことをサンチョルに相談するのだが…。
第37話女性経営者が集うバザーにウヒョクの母親であるオ会長がチェリンを誘う。バザーの会場で未来の嫁と紹介されたチェリンは有頂天になり、帰宅してすぐさま家族にそのことを報告。すると、娘の結婚が決まったかのように親子3人で喜ぶのだった。ウヒョクは自分の思いをパンウルに伝えるが、彼女に息子がいることを告げられ落胆する。そしてショックのあまり、やけ酒をして家族を心配させるのだが。
第38話ウヒョクの結婚相手としてオ会長に認められたチェリン。ウヒョクが家にいないことを知りながら、更に会長に取り入るため、贈り物を持参して休日に家を訪ねる。その頃、ウヒョクはあるレジャー施設にいた。そこには親子水入らずで楽しそうに過ごすパンウルと息子ビョルの姿が…。パンウルに交際を申し出たものの断られたウヒョクは、複雑な思いを抱えながら2人を見つめるのだった。
第39話ウヒョクの気持ちをどう受け止めるべきか分からないパンウルは、彼と会社で顔を合わせるのが気まずくなり、直営店への異動を願い出る。パンウルへの思いを諦めたウヒョクは、自分の気持ちが本物だったことをパンウルに告げ、彼女の希望どおり異動を了承する。その晩、失恋に苦しむウヒョクはサンチョルを誘い、酒の席で自分の胸を高鳴らせたのはパンウルが初めてだったことを遠回しに告白するのだが。
第40話2か月の期間限定で交際を続けてきたウヒョクとチェリン。ウヒョクは、この先もチェリンに対しときめきを感じないと思い、彼女を呼び出し別れを切り出す。渋々、ウヒョクの意思を受け入れるチェリンだったが、オ会長にはまだ報告しないよう懇願する。泣きながら家に帰ったチェリン。彼女が両親に理由を話すと、2人の交際が期間限定だということを知らなかったハン医師は激怒するのだった。

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