「甘い敵(原題)」のあらすじ
恋人を支え続けてきたダルニム(パク・ウネ)は、彼が弁護士になり、いよいよ結婚へと期待をふくらませている。一方、大手食品会社の御曹司ソノ(ユ・ゴン)は、ジェヒ(チェ・ジャヘ)との結婚を控えていた。ところが、ソノに想いを寄せるセナ(パク・テイン)はそれを許せず、ジェヒを死に追いやってしまう。そしてジェヒと争いごとを起こしていたダルニムに罪を着せる。ダルニムの優しさを知るジェウク(イ・ジェウ)は彼女を信じるが、ソノは憎しみを抱き続け……。
各話あらすじ
- 第45話勤務記録が調査されたことを知ったセナは、メールの記録を持ってダルニムに会いに行き、自分が事件の起きた時間帯に会社にいた証拠だと伝える。一方、ダルニムはキム主任が米の中身を偽装する現場を目撃する。娘の治療費のためだというキム主任を、二度としないという条件で見逃すダルニム。しかし本社でも偽装が発覚しセナが犯人としてキム主任を連れてくる。共犯者の存在を疑うセナに対して、キム主任はダルニムの名前を挙げる。
- 第46話産地偽装の共犯の疑いをかけられたダルニムは犯行を否定するが、ダルニムの口座にキム主任から入金されていたことから出勤停止処分となる。セナを疑うジェウクはダルニムの処分を撤回しないとダルニムとセガンの関係をばらすと脅すが、セナは動じることなくジェウクを突き放す。ソノは事件を調査する中でキム主任の娘が手術を受けたことと病院にセナが来ていたことを知ってセナを疑い始める。セナの仕業だと確信したダルニムは、セガンの家を訪れるのだが…
- 第47話ソノの家の前まで行ったものの、セガンとの関係を話せずに帰宅するダルニム。一方、会社ではダルニムの処遇について話し合いがあり、予定どおり評価会を開催することが決まる。評価会までの間、仕事に復帰することになったダルニムの元へジョンフンが訪ねてくる。ジョンフンはセガンたちを脅迫するために来たのだった。そんな中、ダルニムはジェウクのサポートを受け評価会の練習に精を出し、ついに評価会の日を迎える。
- 第48話評価会で不合格と判定されたダルニムは店を退職することに。ジェウクは評価会の時ダルニムが味を感じなかったという話を聞き、評価会の前に不審なことはなかったか問いただす。ダルニムがヘリに味見を頼まれたあと味覚が鈍ったことと、ヘリのハンドクリームを使ったドンジェの手の感覚が鈍くなったことで、ジェウクはセナがたくらんだことだと察する。その話を聞いたソノは半信半疑だったが、偶然セナのメールを目にしてセナを疑い始める。
- 第49話セナが麻酔クリームを入手しダルニムの舌をまひさせたことを知ったソノは、セナを処分しようとする。イランがセナをかばったため水に流すことにするが、ソノはセナにダルニムの前で謝罪させセナは屈辱を味わう。一方、ジョンフンがセガンからお金を受け取っているところを目撃したダルニムはジョンフンに理由を問いただし、セガンがジョンフンにダルニムが事件当日ブレスレットをしていたとうそをつき、ダルニムが自白するようしむけたことを知る。
- 第50話ソノの態度を見て、イランは頼れるのはセナだけだと考える。そして自分の仕事を手伝えばチェゴ食品の株を譲るとセナに持ちかける。一方、スニを捜していたキム室長は、失踪と同時期にユギョンが脳の手術を受けた記録を見つける。そんな中、スニがいるユギョンの家にセガンがやって来て、スニを隠したのがユギョンたちだったとばれてしまう。ジェウクから手術の件を聞いたダルニムもユギョンの家へ向かうのだが…
- 第51話セガンはダルニムの母親が失踪したのではなくセナとユギョンが4年間も監視していたことを知り、がく然とする。セガンはダルニムの元へ母親を帰すべきだと言うがセナは反対する。ユギョンの診療記録を入手したダルニムはユギョンの名義で手術を受けた親戚が誰なのかを聞くためにユギョンの家を訪れた際、母親に似た声を耳にする。その翌日、声の主を確かめるためダルニムはソノの協力を得てユギョンの家に忍び込むのだが…
- 第52話ユギョンの家でスニを捜していたダルニムは、ユギョンに見つかり通報されそうになる。しかし、駆けつけたソノに助けられる。一方、スニを心配するセガンは、娘の顔を見せようとスニを店の近くへ連れていく。しかし、セガンが離れた間に、スニはダルニムに似た人を追ってどこかへ行ってしまう。そんな中、ダルニムは監視カメラの映像でセガンとスニが一緒にいたことを知る。怒ったダルニムはユギョンの家へ行き、セガンに真相を問いただす。
- 第53話ソノはセガンとダルニムが結婚の約束をしていたことを知り衝撃を受ける。ダルニムが今までその事実を隠していたのは、ルビやソノの家族を傷つけないためだったとジェウクから聞いたソノは胸を痛める。セガンはソノに謝罪しルビにも打ち明けると言うがルビには言うなと口止めをされる。一方、ダルニムは退職願を出し寝る間も惜しんでスニを捜し始める。ジェウクはダルニムに店に戻るよう説得するがダルニムは背を向けるのだった。
- 第54話ダルニムは母親がいなくなった原因はソノがダルニムを犯人扱いしたせいだとソノを責める。自暴自棄になっているダルニムに、ソノは真実を明らかにするまでは謝らないと言い放ち、ソノの言葉に刺激を受けたダルニムは店に戻る決心をする。セガンはユギョンがビョンスに裁判でうその証言をするよう仕組んだことを知り衝撃を受ける。ソノはダルニムに新商品の開発に成功すれば母親を捜す広告を出すと提案しダルニムは引き受ける。