「名もなき英雄<ヒーロー>」のあらすじ
有能なスパイだったペク・シユン(パク・シフ) は、3年前のとある任務中に起きた事件の真相を探るため、現在は、情報局のOBたちが集う「Bar隣人」のオーナーをしている。ある日、シユンは「Bar隣人」のアルバイト、ジョンヨン(ユリ)とその友人が暴漢に襲われそうになっているところに遭遇し、正体を隠して2人を助ける。ジョンヨンはそれ以来、自分たちを助けてくれた人物の正体を探ろうとする。
一方、警察官志望のチャンギュ(イ・スヒョク)はひょんなことから出会った警察官テホ(チョ・ソンハ)の依頼で情報局のOBを尾行していたところ、そのOBが殺されてしまう。そんな中シユンの前に、3年前の事件以来連絡を絶っていた元恋人ソアン(チェ・ユンソ)が現れる。
各話あらすじ
- 第11話 殺人のぬれぎぬ日本料理店店長が殺されたと聞き、清渓企画に駆けつけるテホの同僚刑事たち。第一発見者として事情聴取を受けるテホだが、同僚たちの前で副業のことがバレてしまう。テホは逃走した2人組が働くソヌの事務所に刑事を引き連れて突入するが、2人の男が常駐している部屋には事件には全く無関係の学生グループがいるだけだった。急いで隣の部屋に行き、ソヌを問い詰めようとするテホだが、ソヌは刑事の前で知らぬ存ぜぬを繰り返すばかりで…。
- 第12話 愛国者の光と闇日本料理店店長にとどめを指したソヌの部下たちがついに逮捕される。またチャンギュとジョンヨンの説得により、日本料理店店長を包丁で最初に刺した少年も警察に出頭する。実行犯たちの逮捕が有力な証拠となり、ソヌも殺人事件の黒幕として逮捕されることになる。一方、シユンはスヒョクに3件の殺人事件を指示した人物は誰か、そしてその背後にいる有力者は誰か打ち明けてくれれば、回顧録を渡すと取り引きを持ちかける。
- 第13話 決戦の時サンミンはコアモールの建設を邪魔するのなら、家族や恋人、仲間たちを容赦のないやり方で始末するとシユンを脅迫する。一方、江中警察署では情報局の調査を終えたソヌが移送されるのをイム刑事たちが待ち構えていたが、ソヌが移送中に逃走を図り、ソウル近郊で自殺したと聞かされる。その上、情報局の担当者というスヒョクからは、ソヌが警察に検挙された事実や情報局が調査のために移送したこともはなかったことにするよう指図される。
- 第14話 スタディーグループソアンはJJらの襲撃により倒れているシユンを発見、病院へ搬送するが、シユンは医師から1週間の絶対安静を言い渡される。その頃、「一夜にして文化通りを変化させる」というスタディ-グループとの約束を守れなかったサンミンはJJを呼び出し、NYに帰って仲間と暮らすように話す。JJを散歩に誘い、ソウルの夜景を見下ろしながら、サンミンはNYでのギャング時代の昔話をする。