「ビューティー・マスター」のあらすじ
アメリカの名門メイキャップ・スクールを優秀な成績で卒業したジョンウォンは韓国に帰国。ずっと憧れていた有名ビューティーサロン「ラ・ボーテ La Beauté」の入社試験に赴くも、大遅刻してしまう。何とかサロンのオーナーであり、カリスマ・メーキャップアーティストとして知られるマノクとの面接までたどりつくも、なぜかその場でジョンウォンはマノクにはねられてしまう。自分の腕に自信を持っていたジョンウォンはショックを受けるが、理由を尋ねるもマノクは答えてくれない。だが、ひょんな偶然が重なり、サロンの一員となることに成功する。ジョンウォンはサロンで認められるべく全力で働くうちに、自分をはねつけた氷のような女だと最初は思っていたマノクの真の姿を徐々に知るようになる。しかしそんな中、サロンの存続を揺るがす事態が発生し……。
各話あらすじ
- 第１話 運命的な出会いアメリカのメイクスクールを卒業したジョンウォンは、韓国でトップレベルの腕を持つチャン･マノクの元で働こうと面接を受けるために帰国。しかし、予定が狂ってしまい、大荷物を抱え、取り乱した格好で現れたジョンウォンを、マノクは“基本がなってない”と追い返してしまう。それでも諦めきれないジョンウォンは、マノクの接客中に客に自分を売り込み、メイクをすることに。客は満足して帰るが、マノクは激怒、ジョンウォンは追い返されてしまう。
- 第２話 理由は聞くな化粧品会社『ニューライフ』の会長の息子ミンスは放蕩がたたり、父親にマノクの店で修業するように言われてしまう。一方、ジョンウォンは再度面接を受けさせてもらうために、空港で取り違えたトランクに入っていたブランドの服を勝手に身に着け、再度店に向かっていた。途中、ミンスの車に接触しそうになってしまうジョンウォンは、服を破いてしまい、またもや取り乱した格好で面接を受けることに。再び、“基本がなってない”と言われたジョンウォンは、怒りにまかせ、マノクの部屋に押しかける。
- 第３話 手ごわい相手やっとのことでマノクに許されたジョンウォンは、ミンスと一緒に新人スタッフとして働くことに。そんな中、ミンスが店に持ち込んだトランクが自分のモノだと気付いたジョンウォンは、取り返すべく、挙動不審になってしまう。ジョンウォンの様子で、トランクを取り違えた人物がジョンウォンだと気付いたミンスは返すように言うが、しかし、服は破き、トランクを壊してしまっていたジョンウォンは、弁償金を返す間、ミンスの小間使いとなる約束をしてしまう。
- 第４話 親密度の格差小間使いとしてミンスの分も働いていたジョンウォンは、ある日、触ってはいけないと言われていたマノクの部屋を掃除、好奇心に負けて色々見ている最中に、マノクが大切そうにしまってあったメイクブラシを壊してしまう。出勤し、部屋の様子に違和感を覚えたマノクは、壊れたメイクブラシを発見、激怒して店を休みにしてしまう。仕事をまかせていたジョンウォンが何かしたのでは？と思ったミンスは、ジョンウォンから事情を聞き出し、マノクのもとを訪れ、食事に誘いだす。
- 第５話 君の声が聞こえる翌日、クビを覚悟で謝罪しようと待ち構えていたジョンウォンは、マノクの機嫌が直っており、さらに自分のトランクに入っていたはずの作品集を見たと褒める姿に唖然としてしまう。そんな中、閉店後に駆け込んできた客に、ジョンウォンはメイクレッスンをすることに。仕事で必要だがメイクは苦手だと言う客に、ジョンウォンは、“それぐらい我慢しなきゃ”と言ってしまう。しかし、自分のスタイルを押し付けず、客に合わせたメイクをするマノクの姿に、ジョンウォンは自分が間違えていたと思いだす。
- 第６話 錯覚のドツボある日、ジョンウォンの友達ジンギョンが、仕事の都合でニューヨークから帰国。店を訪れた。挑戦的にマノクを試そうとするジンギョンは、事あるごとにマノクのメイクにつっかかる。そんな中、メイク中に聞いたミンスの素性に関心を持ったジンギョンは、ミンスを飲みに連れ出してしまう。酔っぱらい、口説こうとするジンギョンに閉口したミンスは、ジョンウォンに助けを求める。それを見たジンギョンは、ミンスを逃がしてはいけないとジョンウォンをけしかける。
- 第７話 まさかの事実ある日、客に誘われ、スタッフ全員でボーリングに行くことに。ミンスが気になりだしたジョンウォンは、マノクと仲良くしている姿にヤキモチを焼き、強引にミンスをゲームに誘い転んでしまう。部屋まで送るよう送り出すマノク。その姿を見たボーリングに誘った客に“私なら行かせなかった”と告げられ、マノクは複雑な気分になってしまう。翌日、息子を見張っていたミンスの父親に呼び出されたジョンウォンは、部屋に送る姿を付き合っていると誤解、応援され、舞い上がってしまう。そんな中、閉店後に一緒に帰ろうとミンスを探しに店に戻ったジョンウォンは、マノクとキスをするミンスを見てしまう。
- 第８話 嵐の前の静けさキスを目撃され、怒ったジョンウォンに、マノクと付き合っていると告げるミンス。それを肯定するように一緒に帰るマノクに、スタッフのヘリたちは唖然としてしまう。ヘリたちは、荒れるジョンウォンを慰めるために一緒に飲んでいたが、酔いつぶれてしまったジョンウォンを迎えにくるようにミンスに電話をかけ、先に帰ってしまう。翌日、ジョンウォンは、マノクに諦めるつもりはないと宣戦布告する。そんな中、ミンスがマノクと付き合っていると聞いたミンスの父親が店を訪れ…
- 第９話 チャン･マノクある日、接客に出たマノクは、ジョンウォンの方が良いと、メイクを断られてしまう。会長と揉め、ジョンウォンから宣戦布告を受け、さらに客から断られたマノクは思い悩んでしまう。そんな中、出張ブライダルメイクを依頼する客が現れるが、マノクは冷たく断ってしまう。一方、その頃ミンスは、父親に“彼女と結婚するつもり”と告げに行くが、激怒した父親に軟禁されてしまう。その後、ジョンウォンの助けで父親の元から脱出したミンスだったが、マノクとは連絡がとれなくなってしまっていた。
- 第10話 ビューティーマスタージョンウォンやヘリたちが出勤すると、店が閉まっていた。ミンスも行方を探すが見つからず、郵便受けにはスタッフの他者への推薦状が入っており、マノクとは全く連絡が取れなくなっていた。移籍はせず、マノクの連絡を待とうと決意するジョンウォンたちだったが…
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