「お父様、私がお世話します(原題)」のあらすじ

悠々自適な老後を過ごそうと考えていたヒョンソプ(キム・チャンワン)とジョンエ(キム・ヘオク)だが、長男のソンフン(イ・スンジュン)夫婦が家を失い、実家に戻ってくることに。ところが、それを知った次男のソンシク(ファン・ドンジュ)夫婦が遺産を独り占めされてはなるまいと転がり込んでくる。さらには遠縁にあたるドンヒ(パク・ウンビン)も祖母とともに屋根部屋で世話になることに。ドンヒは兄を捜して台湾で助けてくれたのが末っ子のソンジュン(イ・テファン)と知って驚くのだった。
その一方、一家の向かいにヒョヌ(キム・ジェウォン)という謎めいた男が引っ越してきた。彼は一家と親しくなっていくが、ある目的をもっているようで……。

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各話あらすじ

第1話家の財産を持って姿を消した兄を探すために、台湾まで来たドンヒ(パク・ウンビン)。やっとのことで、兄を見つけるが、兄を追っている高利貸しにつかまり二人は身の危険に立たされる。一方、無事に4人の息子を独立させ、ハン・ヒョンソプ(パク・チャンワン)とジョンエ(キム・ヘオク)夫妻は老後を楽しもうとしているところだ。一方、仕事で台湾にきていたソンジュン(イ・テファン)たちも、ドンヒの兄からお金をだまし取られていたことが分かり、ドンヒを連れ出して話を聞くことに。そんな中、ハン家の前にイ・ヒョヌ(キム・ジェウォン)という青年が引っ越してくる。
第2話深刻な家庭事情を抱えるソンフンに、自分の家に住まないかと勧めるヒョンソプ。しかし、ソンフンとのやり取りをジョンエには言い出せずにいた。一方、ドンヒはソンジュンに連れて行かれパスポートの再発行手続きに向かう。二人は共通の趣味があることが分かり、打ち解け始める。そんな中、ジフンを学年1位に戻すため、有名な塾に通わせたいヒスクだが、塾費と家の保証金の値上げによって生活が困難になる。ジョンエに援助してもらおうと実家へ向かったところ、長男ソンフン一家が下の階に住もうとしていることを知り…。
第3話ジョンエはソンフン家族を受け入れることができず、ヘジュにまで怒りを撒き散らす。穏やかな性格のソンフンに比べ、厚かましく居座ろうとするソンシク夫妻は、この家の遺産を譲り受けようと企む。その頃、ドンヒの元に紛失したソンジュンのかばんが見つかったと連絡が入る。だが、アパートを追い出されてしまい、祖母とサウナ生活を強いられてしまう。心配しながら電話するヘジュをみて心を痛めるヒョンソプ。そんな中、ヒョンソプの姪ジョンウン(イ・スギョン)が世界放浪から帰国してくるのだが…。
第4話無断でヒョヌの工事現場で寝ていたジョンウンは、ヒョヌから追い出されて逆切れする。ハン家では人が増えて、朝から落ち着かず、ジフンの勉強の妨げになるとヒスクは終始イライラ。そして、現実を受け止めたジョンエは自分の習い事をキャンセルし始めるのだった。一方、ジョンエを嘲笑っていたエリだが、ジョンウンが帰ってきたことを知らされパニックに。そんな中、ソンジュンが無事に上海勤務を終えて、実家に帰ってくる。そんな姿を向かいの家から見ていたヒョヌはなんともいえない表情を浮かべており…。
第5話ソンフンの誘いでハン家に住むことを決めたドンヒとグィブンだが、気が重いグィブン。どうやら過去にミオクとなにかあったようだ。家に入るとソンジュンがいたことに驚くドンヒ。しかし借金のこともあってドンヒは居心地が悪くてたまらない。一方、建設資材の盗難に頭を抱えるヒョヌは、警察を通してジョンウンを呼ぶことに。相変わらず衝突する二人だが、ジョンウンの記憶力で犯人の手がかりをつかむことに。その後、ジョンウンはヒョヌを世界放浪中にどこかで会ったことあると思い出そうとするが…。

 
第6話昔、サンドイッチ店でバイトをしていたときの常連客がヒョヌだったことを思い出すジョンウン。家では、チャンスの送り迎えや食事量にイライラが増したヒスクは、ヘジュに怒りをぶつけるが、まともに取り合ってもらえない。一方帰国後、彼女のミジュと食事にきたソンジュンは、ドンヒの兄の事件を会社で法的処理をとると聞かされ表情が暗くなる。前よりも態度が冷たくなったソンジュンを疑い始めるミジュ。そんな中、ソンフン一家とソンシク一家の争いが絶えず、騒がしい家にジョンエにも我慢の限界がきて…。
第7話ソンジュンの会社に詐欺師の妹として連れてこられたドンヒを見てミジュは疑問を抱く。ミジュはドンヒについて尋ねるが、今は話せないと断るソンジュンにさらに疑いは深くなる。そんな中、入浴セットとネックレスを取り返しにヒョヌの家に行ったジョンウンは、現場の人の不注意で家に閉じ込められてしまう。案の定帰ってきたヒョヌに見つかったジョンウンは警察に連れて行かれ、エリは頭を抱える。一方、ジフンの成績を見て怒りを爆発させるヒスクに対し、ヘジュが児童虐待で通報するといって止めに入るが…。
第8話ヒョヌはスーツを着て改めてヒョンソプの家に引越しの挨拶をしに行くと、家族全員に気に入られ、夕食までしていくことに。その帰りにソンジュンと会うが、ヒョンソプ家に四男がいたことを初めて知ったヒョヌは疑問を抱き、部下にソンジュンについて調べさせる。一方、ドンヒはソンジュンの会社に新入社員として入社するが、上司からたくさんの仕事を押し付けられ、言動を慎むようミジュにも忠告される。そんなドンヒは会社終わりに図書館に向かうが…。
第9話兄を追う高利貸しに捕まりそうになったドンヒを助けたソンジュン。二人はそのまま図書館で夜を明かす。ソンジュンはドンヒが脚本家を夢みて語っている姿をほほえましく思う。ソンフンはヒョヌの会社で雇われるものの、現場のゴミを片付ける仕事を任される。ソンフンが記者をクビになった背景にはヒョヌが関わっており、ヒョヌは新たに放送コンテンツ事業に投資することを決めるがこれにもヒョヌの策略だった。一方、ヒスクのプレッシャーに限界がきてしまったジフン。過労とストレスからついに倒れてしまい病院に運ばれ…。
第10話家族の前でヒョヌの噂をちらつかせていたジョンウンに対して怒りを露にするヒョヌ。ハン家では、みんなのためにキムチを漬けようとするジョンエ。ゴマをするのが上手なヒスクに比べ、正直で不器用なヘジュは、なにかとジョンエの目の堅きにされてしまう。一方、母エリと衝突するジョンウンは独立しようとカフェの経営を試みてテナントを回るが、建物の主がヒョヌであることに驚く。そんな中、倒れても勉強を強要させるヒスクに耐えられなくなったジフンは、ついに病院の屋上へ向かい…。

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