「ボイス~112の奇跡~」のあらすじ

数々の難事件を解決してきた腕利きの刑事ジニョク(チャン・ヒョク)は、3年前のある夜、突然の悲劇に襲われる。逃亡犯を捕まえて祝杯を挙げていたところ、妻が何者かに惨殺されたのだ。まもなく有力な容疑者が逮捕されるが、通報を受けた警察官のグォンジュ(イ・ハナ)は法廷で犯人の声と違うと証言。ジニョクは激怒した。――3年後、グォンジュはアメリカ留学から帰国し、ジニョクのいるソンウン地方警察庁の112通報センター長に就任。ジニョクは喰ってかかるが、そのとき、殺されそうだと助けを求める女性から通報が入る。ジニョクが現場に向かい、聞こえないはずの音が聞こえるというグォンジュの言葉に従って無事に女性を救出。ジニョクはグォンジュを信じきれないが、グォンジュの力は確かに人々を救うのだった。そして、グォンジュの父もまた3年前の事件で命を落としていたことを知る。ふたりは真犯人を突き止めるため捜査を進めるが……。

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各話あらすじ

≪第11話≫高級クラブファンタジアで殺人事件が発生、血みどろの部屋に遺体の一部が残されていた。警察は店内にいる客を店の外に出さないように指示するが、超VIPルームにいた役人と大物企業家は、店の警護チームに案内され、悠々とその場を抜け出す。ジニョクは、病院に入院中の息子ドンウを襲った犯人を追跡し逮捕する。その取り調べ中、チャン係長は、部下の刑事から、ファンタジアのホステス1人が数日前から無断欠勤しているという話を聞き、驚くのだが…。
≪第12話≫グォンジュは、楽園福祉園の入所者ペク・ジングの危機を感知し、ジニョクに知らせる。ジニョクは楽園福祉園と連携のある精神科病院に急行するが、そこで衝撃的な事実が明らかになる。無事救出されたペク・ジングは、ジニョクの妻ホ・ジヘと関わりのあった、コン・チョルファンを知ってると言う。そして、ジニョクの携帯にナム・サンテから電話が入り、ナム・サンテは、ウニョン洞の真犯人について情報をやると言うのだが…
≪第13話≫ジニョクは、ナム・サンテ(キム・レハ)から「逃がしてくれたら、ウニョン洞の真犯人を教えるし、その証拠も渡す」という電話を受ける。そして、サンテから、妻ジヘとの思い出のペンションの名前を聞くと、グォンジュが止めるのも聞かず、飛び出していく。一方グォンジュには、モ・テグ(キム・ジェウク)から会いたいというメッセージが届く。ソンウン通運会長のモ・テグは、ファンタジアで、マダムのチャン・ギュアを殺した犯人に対するウワサを聞いて、胸騒ぎを覚え、息子の部屋に向かうのだが…。
≪第14話≫チャン・ギュア事件の参考人としてソンウン地方警察庁に来たモ・テグ。その声を聞いたグォンジュは、テグがウニョン洞事件の犯人と直感し、ジニョクに伝える。グォンジュは、調査を受けるテグの態度を見て、バックに巨大な力が存在し、テグを守っているのだと確信する。テグの父親モ・ギボムは、息子を守るために、自分の息のかかった検事をソンウン警察庁に送り、捜査に圧力をかけるのだが…。
≪第15話≫ソンウン通運のバスが転覆事故を起こし、多くの死傷者が出ることが予想される。現場に急行したジニョクとデシクは、その惨状に愕然とする。老朽化したバスからガスが漏れ出し、乗客らは血まみれでバスの中に取り残されている。ジニョクや救急隊員は決死の覚悟で乗客を救出する。そして、そのバス事故の裏に隠されたソンウン通運の悪事が1つずつ明らかになる。一方、警察内の最後のスパイを突き止めたジニョクは、絶望にうちひしがれ、モ・テグに対する怒りを抑えきれないのだが…。
≪第16話≫ついに直接対決となったム・ジニョク、カン・グォンジュ対モ・テグ。残酷な殺害現場を目撃したゴールデンタイムチームは、モ・テグを捕まえるために命懸けの死闘を繰り広げる。そして、モ・テグとソンウン通運の数々の悪行が明らかになり、社会に衝撃が走るが、モ会長は、最後までテグを守ろうと手を尽くす。一方シム・デシクは、モ・テグに監禁され、命の危険にさらされるのだが…。

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