「ディア・マイ・フレンズ(原題)」のあらすじ

ナンヒ(コ・ドゥシム)、ヒジャ(キム・ヘジャ)、ジョンア(ナ・ムニ)は幼い頃からの親友同士。ある日、チュンナム(ユン・ヨジョン)の店で小学校の同窓会が開かれる。運転手として駆り出されたナニの娘ワン(コ・ヒョンジョン)は老人たちにこき使われ、うんざりしている。そんななか、ヨンウォン(パク・ウォンスク)も現れる。彼女はナンヒと大親友だったが、ある日を境に犬猿の仲となってしまった。ナンヒとヨンウォンはまたしても言い争い、取っ組み合いの喧嘩に発展する。
 一方、ワンはヨーロッパに暮らすヨンハ(チョ・インソン)と毎晩のようにビデオチャットで語りあっている。彼とは結婚間近だったが、ある理由から別れを選んだのだった。しかし、おたがいに相手への想いは残っていて……。

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各話あらすじ

≪第1話≫30代後半の独身女性パク・ワンは、作家業と翻訳業で細々と暮らしている。ある日、「小説の題材になるから」と母親の小学校の同窓会に付き合わされ、年配者たちのワガママに振り回されたあげく、母と旧友ヨンウォンの取っ組み合いのケンカを目の当たりにする。
≪第2話≫ナンヒは娘ワンの結婚を望んでいるが、2部類の男との交際だけは禁じている。既婚者と、自分の弟のような障害者だ。
一方、夫を亡くして独居老人となったチョ・ヒジャは、軽度の妄想性障害と診断された。家の用事も満足にこなせず、息子たちに迷惑をかけてばかりの自分に嫌気が差し、自殺を決意する。
≪第3話≫ヒジャ宅の向かいに老人を専門に撮る写真家がいることを知り、ナンヒたちはタダで遺影を撮ってもらおうと押しかける。遺影の撮影すら楽しむ年配者たちの生きざまに、ワンは初めて興味を覚えた。
≪第4話≫車の免許を取って間もないジョンアは、夜道に何かが飛び出してきた時、助手席のヒジャに「右側を」と言われアクセルを踏み込んでしまう。2人は路上に倒れた老人を見て怖くなり、その場から逃げたが、後日、連れ立って自首をした。
≪第5話≫ヨンウォンは誤解をとくために、長年の闘病についてナンヒに明かした。何も知らずに親友を恨んできたナンヒは衝撃を受ける。
ワンの元恋人ヨンハは、3年前、ワンにプロポーズしようとした日にトラックにひかれ、両足に障害を負った。2人はナンヒのために別れるが、互いを忘れられずにいる。
≪第6話≫ジョンアは、長女スニョンが夫の暴力に苦しめられてきたことを知る。同時期に実母が他界し、自らの余生について考えるきっかけとなった。
ワンとドンジンのキスを目撃したチュンナムは、「ワンが不倫をしている」とナンヒに知らせる。
≪第7話≫ジョンアの母親の葬儀が終わった日、ワンは母と友人たちの話を小説にしようと決意した。
ジョンアの夫ソッキュンは、長女に暴力を振るった元婿に5億ウォンを出させることに成功する。
ワンとドンジンはあいまいな関係を終わらせるが、別れのハグを目撃したワンヒは2人の不倫に確信を持った。
≪第8話≫ナンヒは、娘の不倫を終わらせるため、ドンジンの会社に怒鳴り込む。
それを知ったワンは、これ以上母を自分の人生に干渉させないため、真っ向勝負を決意した。
そして6歳の頃の親子心中未遂について、初めて母に問いただす。
≪第9話≫“私は母さんの所有物?”とナンヒに怒りをぶつけたワンは、障害を負ったヨンハを捨てたことまで母のせいにしたがっていた自分のエゴに気づく。
離婚を決意したジョンアは、夫に内緒で一人暮らしのための物件探しを始めた。
≪第10話≫ワンは突然、スロベニアまでヨンハに会いに行った。再び捨てられることを警戒するヨンハに対し、ワンは必ず戻ると約束して帰国する。
ジョンアは、夫の親の祭祀を済ませた朝、ついに家出を決行した。

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