「ショッピング王ルイ(原題)」のあらすじ

幼い頃に事故で家族を失い裕福な祖母の元、ヨーロッパで育ったルイ(ソ・イングク)。寂しい生活の中で、唯一買い物だけが気晴らしで、ショッピング王と異名をもつまでに。15年ぶりに韓国に帰国することになったルイだが、事故で記憶を失いホームレスになってしまう。
一方電気もつかない山奥で育った明るい性格のボクシル(ナム・ジヒョン)は家出した弟を探すためソウルに上京。ひょんなことからルイと出会い同居生活を始めることに!

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各話あらすじ

≪第11話≫夢の中の君ルイはジュンウォンの後任として商品企画室本部長に、そしてボクシルは“新鮮ライン”という社名で通販会社を立ち上げ、それぞれ新生活が始まる。ジュンウォンは理事という立場でボクシルを公然と支える傍ら、ボクシルに近づけないルイは、秘密裏にクムジャやインソンに頼んでボクシルを支えようとする。ある大雨の日、過去のトラウマから体調を崩すボクシルを心配するルイは屋根部屋に向かうが、一足先にジュンウォンが訪ねていて…。
≪第12話≫夢はもうすぐ現実にフランスに飛び立ったはずのルイは釜山へと向かい、そこで思いがけずボクナムに遭遇する。ルイに気づき大慌てで逃げるボクナムを必死に追いかけるルイ。その途中で転倒したルイは、事故の日の記憶が全てよみがえり、ボクナムは、走行中にバイクで絡んできた不良グループから自分を守ってくれたことを思い出す。ボクナムの生存を心から喜ぶルイは、ジュンウォンやキム執事、インソンらを巻き込んで、ボクシルにサプライズを計画する。
≪第13話≫今 この瞬間ボクシル宅で起きた事件の被害者であるク室長の意識が回復する。刑事たちが病院に駆けつけるも、すでにク室長の姿はなく、ペク社長と接触して高飛び用の資金を用意するよう迫っていた。ボクシルへの思いが止まらないルイは、再びボクシルの自宅や新鮮ラインの職場に足しげく通うようになり、その様子を目の当たりにするジュンウォンの心境は複雑だった。ルイはボクシルを祖母のチェ会長に会わせるため、食事を兼ねて自宅に招待する。
≪第14話≫勝者独り占め高飛び用の資金を盗まれたク室長は、再びペク社長から資金をせがもうと夫人の経営する店を訪ねると、そこで思いがけずルイと鉢合わせてしまう。以前に電話を受けたことがあるルイは聞き覚えのある声だと尋ねるが、ク室長はペク社長と共に言葉を濁して店を出る。ゴールドライン社と新鮮ラインの合併が決まり合同合宿が行われる。その夜、外のベンチで会う約束をしたルイとボクシル。ところが待ち合わせの場所にボクシルは現れずにいた。
≪第15話≫ 私のすばらしい人生ク室長はマリと間違えてボクシルを誘拐する。娘を人質にもう一度ペク社長からお金を巻き上げようと企むも、ク室長は運転事故を起こしてしまう。搬送先の病院でク室長は逮捕され、じきに関与が明るみになると察したペク社長は自首することを決意する。一方、探していた宝箱を別荘の床下から見つけたルイとキム執事。思い出の品の中から、ルイと両親が映るビデオテープの映像を見たチェ会長は、懐かしさと愛おしさに大粒の涙を流す。
≪最終話≫星に願いを眠ったまま静かに息を引き取ったチェ会長。唯一の血縁である祖母を亡くしルイは深く悲しむが、そんな中、ホ執事の妊娠が発覚する。ルイは父親同然に面倒をみてくれていたキム執事が本当の父親になることを心から喜ぶ。ゴールドライン社の社長に就任したジュンウォン、商品企画室の本部長として部下をまとめるルイ、新鮮ラインを運営するボクシル、それぞれが新たな環境で奮闘する中、ルイの自宅でキム執事とホ執事の結婚式が行われる。

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