「運勢ロマンス(原題)」のあらすじ
プログラマーのボニ(ファン・ジョンウム)はテバクソフトに入社したが、社長が賭博にハマり、給料ももらえない。家賃を滞納し、長期入院中の妹ボラ(キム・ジミン)の入院費も払えずにいる。そんなある日、占い師から「寅年の男と一夜を過ごせば妹は回復する」と告げられる。
一方、ゲーム会社のジェジェファクトリーを経営するスホ(リュ・ジュンヨル)は天才的な頭脳の持ち主。しかし、あまりにクールな態度が災いし、部下に裏切られてしまう。窮地に陥ったスホの目に留まったのはボニのゲーム企画だった。
プロジェクト参加をもちかけられるボニだが、実は2年前、入社試験の日にボラが自分を迎えに来て交通事故に遭ったのだった。その日からボラは昏睡状態に。ジェジェファクトリーとだけは関わりたくないボ二だったが、スホが寅年生まれと判明。ボニは入社と引き換えに契約恋愛を提案する!
各話あらすじ
- ≪第1話≫プログラマーのボニは、社員の給料を持ち逃げした社長を見つけ出すためにカジノでバイトをしていた。
そこでゲーム会社ジェジェファクトリーの代表であるスホに、トイレの水をぶちまけてしまう。
一方、植物状態である妹の担当医から、最期は自宅で過ごしたほうがいいと退院を勧められる。
落ち込んだボニは妹を助けるため占い師に相談する。
そこで寅年の男と一晩を過ごせば妹の命は助かると言われ、必死に探すが…
- ≪第2話≫寅年の男を探している時に偶然スホと出くわしたボニ。
スホは86年生まれの寅年であった。
ボニは社長に勧められゲームのプレゼンに参加する。
部下に裏切られ新しいゲームの開発に頭を抱えていたスホは、ボニの意外なアイデアを目の当たりにし、交渉するためボニの自宅を訪ねる。
そこにちょうど待ち合わせしていたゴヌクが登場。
自宅へスホを連れ込んだボニの脳裏に、あの晩のことがよみがえり…
- ≪第3話≫ゴヌクのことを寅年の男だと勘違いしてしまったボニ。
偶然居合わせたスホに静かにしろと説得するが、論理的思考などを押しつけられボニは腹を立てる。
テバクソフトの社長デヘは、ボニを雇用しないと“イフ”の開発はさせないとスホに切り出し、スホはしぶしぶ条件をのむ。
ひょんなことからスホが寅年だと知ったボニは、開発を条件に3週間だけ交際しようとスホに告げるが…
- ≪第4話≫スホに契約恋愛を提案するボニ。
ボニが不治の病だと信じ込んでいたスホは、気の毒に思って承諾する。
妹を救うため寅年の男と一夜を共にしなければならないボニは、スホをホテルに誘い必死に試みるが失敗に終わる。
そんな時、ボニを心配して駆けつけたスホは、痴漢に間違われて負傷する。
けがの手当てをしたボニは、スホに“一緒に寝よう”と申し出るが…
- ≪第5話≫好きでもないのに一夜を共にしようとボニが言った理由が気になるスホ。
一方、寅年の男と寝ることに失敗し落ち込んでいるボニを慰めるため、ゴヌクはテニスコートに連れていく。
そこでゴヌクがゲイリー・チェだということを知り喜ぶボニ。
そんな中、ゴヌクの父親の居場所が見つかったという知らせが来る。
教えられた住所に駆けつけるボニとゴヌクだが、そこで2人を待っていたのは…
- ≪第6話≫ボニは妹を助けるために寅年の男と寝なければいけないということをスホに説明しようとするが、なかなかそのチャンスが訪れない。
一方、ボニのことが気になってしかたがないスホは彼女を尾行するが、待ち合わせの相手はゴヌクだった。
ゴヌクはボニに説得されジェジェと契約することになる。
ゲームの発表会後の打ち上げに参加しないというボニのことが心配になったスホは、また後をつける。
- ≪第7話≫寅年の男と寝ることができずに満月を迎えてしまったボニは自暴自棄になって酔っ払う。
そんなボニが心配で付いて回るスホは、家に帰りたくないという彼女を自分の家に連れていく。
一方、朝帰りしたボニに、誰とどこにいたか聞けなかったゴヌクはスホを訪ねるが、冷たくあしらわれてしまう。
そんな中、会社に遅刻したボニは会社を辞める準備をしていて…
- ≪第8話≫ボニが自殺を図ると思い慌てて彼女を捜すゴヌクとスホ。
一方、ボニはボラが指を動かしたという知らせを聞き大喜びする。
スホはボニの突発的な行動にハラハラし、常に自分の目の前にいてくれと告げる。
本格的なゲームの撮影が始まり、ゴヌクの緊張をほぐすボニの姿を見てやきもちを焼くスホは、自分の感情に違和感を覚え、女にほれた時の男の行動をネットで検索してみるが…
- ≪第9話≫スホは病院から出てきて礼を言って去ろうとするボニを呼び止め一緒に食事をする。
そして、その店で魚介類が食べられない理由をボニに説明する。
一方、ゴヌクは実父を捜していることがマスコミにばれてしまい、テレビに出演することになる。
そんな中、ジェジェファクトリーは社員旅行に出かける。
ボニは行かないつもりだったがスホが迎えに来て…
- ≪第10話≫溺れたスホの看病でゴヌクとの約束を守れず放送時間に遅れてしまうボニ。
そのことに腹を立てたゴヌクは、自分の感情を抑え切れずボニに告白してしまう。
一方、ボニへの気持ちを一晩中考え続けたスホは、夜明けにボニの家を訪ね自分の気持ちを吐露する。
そんな中、スホを心配して家にやって来たソリは彼の心がボニにあることに気付いてしまう。