「最高の恋人(原題)」のあらすじ
ファッションデザイナーを夢見て、ブティックで見習いをしているアルム(カン・ミンギョン)は、同じ夢を目指す恋人ヨングァン(カン・テオ)からプロポーズを受け、幸せいっぱい。同じ頃、女手ひとつで育ててくれた母ボべ(ハ・ヒラ)にも再婚話が持ち上がり、家族は祝福モードに包まれていた。ところが、ボべに求婚したのは、ヨングァンの父。ひとりその事実を知り衝撃を受けたアルムは、母のために身を引くことを決意。偶然、出会ったガンホ(クァク・ヒソン)に恋人のふりを頼み、ヨングァンを冷たく突き放すのだった……。
実はガンホはファッション業界大手企業の御曹司で、アルムの師匠の娘セラン(キム・ユミ)の婚約者だった。何かにつけてアルムをライバル視するセランは、アルムとガンホの仲を誤解し、ますます憎悪を募らせる。
各話あらすじ
- ≪第91話≫ガンホとアルムの結婚式当日、両親の死についてガンホに直接話をしに行こうとしたフンジャは、思わぬ事故に遭い気を失ってしまう。また、やけ酒を飲んで酔い潰れたセランは、結婚式場に押しかけて結婚を阻止しようとする。そんな中、無事に結婚式を終えたアルムとガンホは幸せな新婚生活を夢みるが、どうしてもアルムが気に入らないエソンは嫁いびりを始める。
- ≪第92話≫ガンホと結婚してコ・フンジャ イン ドリームの責任者になったアルムは、フンジャとセランを追い出すために動き出す。危機を感じたフンジャは、両親の交通事故についてガンホに話そうとする。そんな中、ボンギルはギュリにプロポーズをし、2人は結婚の準備に入る。一方、アルムはドリームグループの資金の流れについて調べ始めるのだが…
- ≪第93話≫ドリームグループの資金の流れを調べていたアルムは、コ代表の不正を耳にする。その事実を知ったペク会長は、フンジャとの契約を解除してしまう。それに対しフンジャは、最後のチャンスをくれるようペク会長に頼み込む。一方、両親の事故について調べていたガンホは、当時事故を取材していた記者に会うことになるのだが…
- ≪第94話≫ヨングァンはガンホより先回りして事故の記事を書いたキム記者を連れ出し、加害者の娘の人生が懸かっているから事故の話は誰にもしないでほしいと頼み込む。一方、エソンは昼食の席を無理やりセッティングしてガンミとウヒョクを会わせる。2人が一緒にいる場を目撃したアジョンは、ウヒョクの片思いの相手がガンミだったと勘違いして憤る。
- ≪第95話≫ヨングァンは何も話さないよう再度キム記者に頼み込むが、そこへガンホが現れる。フンジャのうそにだまされたキム記者は加害者の名前がハン・ミンソンだと話してしまい、ガンホはショックを受ける。ガンホはアルムが事実を知っていながらヨングァンに頼んで記者に口止めをしたという話を真に受け、余計に苦しむ。そしてヨングァンもアルムを守ってやれなかったことを悔やむのだが…
- ≪第96話≫酔ってセランの家に泊まったガンホは、自分を連れ込んだセランに腹を立てて自宅に戻るが、外泊したことを知ったエソンは妻であるアルムに厳しく当たる。そんな中、チャン・ポールの心をつかみたいフンジャは事故を装って彼と知り合うことになる。一方、エソンはガンミとウヒョクの仲を取り持とうと、もう一度食事の席を用意するのだが…
- ≪第97話≫両親の事故の原因がアルムの父親にあると思い込んだガンホはアルムに冷たく接するが、何も知らない彼女はその態度に苦しむ。それを目にしたヨングァンは、信じられないならアルムを諦めろとガンホに忠告する。そんな中、アルムを心配して会社を訪ねたボベは、偶然アジョンとフンジャのやり取りを耳にし、前夫を殺害したのがフンジャだと知ってしまう。一方、アルムはフンジャの新たな不正に気付くのだが…
- ≪第98話≫ガンホの冷淡な態度に苦しむアルムは、セランからガンホと秘密を共有していると挑発されるが、ガンホを取り戻すと宣言する。一方ボベは、子供たちに手を出したら許さないとフンジャに言い渡す。そんな中、ビョンギはアジョンに心から謝罪をするが、アジョンに冷たくあしらわれてしまう。そして、アルムはギャラリーで買った絵の鑑定をしてもらうことになるのだが…
- ≪第99話≫アルムは警察へ通報しない代わりに、偽物の絵を描くようオ館長に要求する。偽物の下絵となるポスターを手に入れたフンジャは、画家の元へそのポスターを届けに行く。一方、ぎこちない関係のままのアジョンとウヒョクに対し、セロムは仲直りの握手をさせようとする。それをきっかけに、ようやくウヒョクは正式に交際したいとアジョンに告白するのだった。
- ≪第100話≫アルムの告発によって、フンジャは私文書偽造の罪で逮捕される。留置場に入れられたフンジャは、セランに手紙を託してペク会長に助けを求める。しかしペク会長は、罪を犯したのなら償うべきだと言って手紙を破いてしまう。フンジャが逮捕されたことやフンジャがボベの前夫を殺したという事実をマルスクから聞いたボクナムは、ボベの手を取って労りの言葉を掛ける。