「ミセスコップ2(原題)」のあらすじ

ニューヨークから帰国し、ソウル地方警察庁・強力チームのチーム長に抜擢されたコ・ユンジョン(キム・ソンリョン)。
派手な身なりに周囲の刑事たちは眉をひそめるが、FBI科学捜査課程を研修し、犯罪心理学を学んだユンジョンの実力は折り紙つき。
そんな彼女には、ある決意があった。それは6年前、自分が誤認逮捕した殺人犯の冤罪を証明し、真犯人を捕まえること。
ユンジョンは自ら選んだ4人の刑事とともに、強力1チームを結成した。
しかし、彼女を追い出したいパク・ジョンホ課長(キム・ミンジョン)によって、さっそく迷宮入り事件の解決を命じられてしまう。
やがて関連性のないはずの複数の事件が、実は連続殺人事件であったことに気づくユンジョン。
6年前の冤罪事件もそのひとつだった。ユンジョンは、容疑者として浮上したELキャピタル代表のイ・ロジュン(キム・ボム)に会いに行くが……。

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各話あらすじ

≪第11話≫イ・ロジュンの策略により録音が台なしになってしまったコ チーム長は、怒りに震えて今すぐにでも撃ち殺しに行くかのような勢いだが、強行犯1係はハ・ソンウの遺体を遺棄した容疑者の追跡を行いながら、目撃者イ・ヘインの回復を待つ。
しかし捜査により浮上した遺棄の容疑者は中国に出国しており、またしても難関が待ち受ける。
一方のイ・ロジュンは、トンウ大学病院に入院している患者の家族のうち、ELキャピタルの債務者を選び出して、ある計略を企てるのであった。
≪第12話≫麻薬の密売人にふんしたパク課長は、ソウル地方警察庁を挙げて暴力団である江南派の壊滅作戦を決行する。
関連する取り立て業者を取り調べると、ELキャピタルと関係があり、そのうち2人がイ・ロジュンに殺されていた。
しかし状況上、正当防衛が認められるため警察は手を出すことができない。
そんな中、無断欠勤していたコ チーム長が復帰すると、病院のトイレで自殺と見られる遺体が発見される。
捜査を進めていくと疑問が生じてくると共に、ELキャピタルとの関係も明らかになる。
≪第13話≫チャ・ソンホ死亡事件は、急展開を見せ遺体の遺棄事件としてペク理事が容疑者として逮捕される。
徹底した証拠隠滅を図っていたためシラを切っていたペク理事だったが、意外な証拠により供述を翻して弁護士の指示どおりに話し在宅起訴を勝ち取ると同時に、イ・ロジュンが指示したという証拠も見つからずに終わる。
イ・ロジュンは念願である病院事業を順調に進めるが、強行犯1係は対イ・ロジュンの方針を転換して、社会的制裁を与えて失脚させるよう進めていく。
≪第14話≫ある夜、イ・ロジュンに呼び出されたコ チーム長は、工事中の道路で渋滞に巻き込まれてしまう。
車から降りると急に後続車の運転手から襲われてしまうのだが、なんと犯人はミン・ジョンボムであった。
強い殺意を抱くミンに首を絞められたコ チーム長は意識を失うのだが… 
一方、イ・ロジュンを周囲から攻めようとする強行犯1係は、代表の失脚と自身の昇進をたくらんでいるELキャピタルのパク理事に焦点を定めて、味方にしようと試みる。
≪第15話≫ソウル庁により裏オークションが摘発されたことで、アティランスの倉庫に隠されていたすべての美術品が押収されて、隠し財産を失ったイ・ロジュン。
政界ロビー用の資金を失い窮地に陥ったが、社内の権利を掌握しているパク理事に頭を下げることができず、社内の金庫を舞台に危険な行為を敢行する。
そんなイ・ロジュンを周りから攻めているコ チーム長はパク理事に接近して、彼の意向に従う見返りにEL社内にある防犯カメラの映像と、出金記録情報を見せてもらうよう要求する。
≪第16話≫コ チーム長に邪魔されたことにより500億ウォンを失ったイ・ロジュンは、じわじわと外堀を埋められることに怒りを禁じえない。
急場をしのぐために父親が貸しを作っていたイ社長などの闇金業者を回ったものの全員から断られる始末で、あげくの果てにはパク理事の背任まで知ってしまう。
しかしパク理事を追及できる機会はタッチの差で逃すことになる。
その一方で、悪縁は断ち切るべきだというペク理事の言葉を聞き、イ・ロジュンはミン・ジョンボムを使って恐るべきたくらみをするのだが…
≪第17話≫ELキャピタルの先代の会長は遺言状を残していたが、証人になったパク理事が隠していた。
その事実を知っていた元顧問弁護士のソ弁護士は事件に巻き込まれた際、遺言状の写真を使ってパク理事を脅して助けを求めるが、逆に命を狙われることになる。
すると今度はパク理事と敵対するイ・ロジュンの元を訪ねるのだが…。
一方、コ チーム長も遺言状の存在を知り、ソ弁護士の事件の捜査を進めながら、それとの関わりについても推理をしていく。
≪第18話≫ソ弁護士の事件について、捜査を終結しようとしていた矢先に思いがけない真犯人が捕まり、取り調べで事件の真相を聞いたコ チーム長は驚がくする。
そして、それは1係のメンバーに社会の不公平さを再び痛感させるのであった。
一方、ELキャピタルで主導権争いをしているイ・ロジュンとパク理事は、臨時取締役会の場で雌雄を決することになる。
委任状を集め、株の取得を進めたパク理事は満を持して評決に臨むのだが、結果は意外な人物によって左右される。
≪第19話≫パク理事の代表就任が近づく中、どうしても受け入れられないイ・ロジュンはペク理事にある指示をする。
代表就任前日からパク理事が謎の失踪をしてしまう。
またイ・ヘインの服に残る血痕がイ・ロジュンのDNAと一致したことで、現場にいた証拠となるため殺人未遂容疑で逮捕に踏み切った1係。
これによりハ・ソンウ殺人事件も有罪に持っていこうと意気込むのだったが、警察官の監視の目をかいくぐり、まんまとイ・ロジュンは留置所を脱走する。
≪第20話≫オ刑事を人質に取ったイ・ロジュンは、コチーム長に電話をかけて自分の居場所に来るよう命じる。
やっとの思いで到着したころ、オ刑事はペク理事に殴られ、ひん死の重傷を負っているように見えたが、機転を利かせることでイ・ロジュンの手から逃れることに成功する。
一方、ソウル地方警察庁は潜伏場所から逃げたイ・ロジュンが密航する可能性に重点を置いて捜査を続けていたが、コ チーム長の発想から意外な逃亡方法が分かり、2人の最終対決へとつながっていく。

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