「<ときめき♡サンデー>テバク~運命の瞬間(とき)~」のあらすじ
17世紀末、粛宗(チェ・ミンス)の治世。政権転覆を目論むイ・インジャ(チョン・グァンリョル)は、宮中で雑用をしていたボクスン(ユン・ジンソ)に目をつけ自らの駒として側室に送り込もうと考える。ボクスンは夫マングム(イ・ムンシク)を残し入内することに。6ヵ月後、ボクスンは男の子を早産するが、正妃の嫉妬によって、我が子が殺される運命にあると察し、密かに子どもをマングムに託す。それから20年、マングムのもとで成長したテギル(チャン・グンソク)は、天性のギャンブラーになっていた。ある日、漢陽で大きな賭博会が催されると聞きつけ、かつて暮らした町に戻ってくる。そこでテギルは偶然、通りかかったタムソ(イム・ジヨン)に心を奪われる。一方、宮中ではボクスンが産んだ2人目の子、延礽(ヨニン)君(ヨ・ジング)が派閥争いが激化する中、孤独を抱えて成長していた。
各話あらすじ
- ≪第19話≫延齢君を殺したイ・インジャは延齢君の従者たちに、死にたくなければすぐに傷をふさいで死に装束を着せろと命令し、ムミョンにはすぐにファング行首を呼び、さらい棺を用意しろと恫喝する。
ファング行首はイ・インジャに指示されるまま、延齢君の部屋に少論の役人たちを呼び集める。
延齢君の部屋から出てきたイ・インジャは役人たちを部屋に招き入れ、少論の役人たちは棺に入った延齢君の死体を見て慌てふためく。
少論が今後の問題を相談している場に老論が集まってくる。
問い詰められた延齢君の従者は若い男の姿を見たとウソの証言をする。
少論から手を組みたいという提案を受けた領議政は、延礽君に矛先が向くのを恐れるが、当の延礽君は酒に溺れて行方がしれず・・・・・・。
そんな延礽君の元へ現れて延礽君を励ますテギルは、酔い潰れた延礽君を支えて宮殿に送ろうとする。
1人押し黙って思い悩むテギルのタムソを斬ったキム・チェゴンがやってくる
- ≪第14話≫ソリムはテギルのことを思い去ろうとするが、何者かに連れ去られてしまう。
コルサにとどめを刺そうとするタムソを発見するテギル。
その時、ヨンファの声が聞こえ、テギルはすぐにタムソを逃がしてやる。
テギルはコルサを起こすもののコルサは息を引き取ってしまう。
その姿を見たヨンファはテギルがコルサを殺したと誤解してしまい、テギルがいくら説明しても聞き入れず、すぐに捕らえるよう命令する。
コルサを殺したのがテギルであり、テギルはすぐに捕まるという話をしながら、恫喝するイ・インジャ。
ヨンファの証言で犯人にされてしまったテギルは追われる身となってしまう。
一方、延礽君からもらった帳簿を燃やしてしまうキム・チャンジプ。
信じていたキム・チャンジプに憤る延礽君。
そして延礽君の前に世子が現れるのだが・・・・・・。
- ≪第15話≫テギルが自分の兄であることに気づくものの、事実をなかなか受け入れられない延礽君。
そして淑嬪崔氏の様子を思い出して訪ねていくと、率直に亡くなった兄がテギルなのかと聞く。
延礽君に聞かれた淑嬪はテギルが息子であることを認め、テギルを宮殿から出したことを話し、これまで身元を隠していた理由を話す。
イ・インジャの企みによってテギルが捕らわれていると思っていた淑嬪は、延礽君からテギルが捕らわれていないことを聞かされる。
だが淑嬪は、粛宗がテギルにケジャクトゥを捕まえることを命じたと知り、粛宗がテギルを窮地に追い詰めて何かを企んでいるのではないかと怪しむ。
動揺する母親を心配した延礽君は、自分が粛宗に会って確かめてくると母親をなだめる。
一方、手段と方法をいとわぬというルールのもと、闘牋で勝負するテギルとケジャクトゥ。
闘牋の途中で刀を抜くはめになった2人を見て、ソリムが止めに入るのだが・・・・・・。
- ≪第16話≫イ・インジャから自分がペク・マングムの息子ではなく、国王である粛宗と淑嬪崔氏の子で延礽君の兄だと知らされたテギル。そしてイ・インジャはテギルに生い立ちを詳細に告げる。
一方、タムソは延礽君と再会するが、殺人間になったタムソの姿を見た延礽君は胸を痛め、次に会った時は捕まえて罪を償わせると話す。タムソはその時はイ・インジャも死んでいないと告げ、その場を去って行く。
一方、ソリムに会ったナム・トッケビは、テギルがケジャクトゥを捕まえてぬれ衣が晴れたことを知り、心から喜ぶ。
ソリムはナム・トッケビからテギルが王になる相だと聞いて驚く。
宮殿の門で出会ったテギルと延礽君は、一緒に粛宗の部屋に向かう。2人を見た粛宗はすぐにイ・インジャを捕らえてこいと命令する。
テギルの姿を見た淑嬪はお母さんと呼ぶテギルの手をつかみながら、泣きながら申し訳なかったと詫びる。
- ≪第17話≫囚われの身となったイ・インジャは、ペク・マングムが生きているとテギルに話す。自分の目で直接確かめろと言い、父の行方を知りたければ自分を助けろと駆け引きをするイ・インジャ。
ただ驚いているテギルに、イ・インジャは墓を掘り起こして棺を開けてみろと言う。
すぐにマングムの墓に向かい墓を掘り起こすテギルを見て、常軌を逸していると止めるナム・トッケビと周りの者たち。
そして墓の中にはマングムの診察記録だけが残っていた。
テギルはその記録を持ち恵民署を訪ね、マングムのことを聞く。治療台帳を見ていた医師は破られた記録簿を見て、ようやく当時のマングムの様子を思い出す。
一方、刑場で死を覚悟していたイ・インジャは、マングムを見つけたければ、自分を助けろと最後までテギルの心を揺さ振る。
テギルはチェゴンがくれた札を持ち、イ・インジャを助けるべきか葛藤する。
- ≪第18話≫世子の前で倒れてしまう粛宗。知らせを聞いて延礽君が駆けつけるが、粛宗は意識を取り戻すことなく黙って横たわっている。
その隣でやはり沈黙を守り続ける世子。
一方、死んだとばかり思っていたマングムと会ったテギル。
2人は涙の再会を果たし、テギルは今からでも一緒に暮らそうと提案する。
だがマングムは自分にはすべきことがあるとその場を繕う。
一方、粛宗の命令を受けてイ・インジャを殺そうとするチェゴン。
無罪放免になったイ・インジャは、怪しい空気に気づき逃げようとするが、チェゴンに捕まってしまう。
容赦なくイ・インジャを斬ろうとするチェゴン。
だがタムソが放った矢でイ・インジャは死の危機から脱出する。
タムソはチェゴンの刀で自分自身を刺すのだが...。
- ≪第22話≫景宗の崩御のあと、イ・インジャは山の中に逃れ、穴倉の中で、捜索隊が立ち去るのを、息を潜めてひたすら待っていた。
そこに現れたテギルは、刀で怪しい場所を突くのだが、景宗崩御の一報が入り、間一髪でイ・インジャは助かる。
時は過ぎ、イ・インジャは民の心を揺り動かす貼り紙の作成を始め、離ればなれになっていたファン・ジンギ、パク・ピルヒョン、チョン・ヒリャンを集めて謀反を企てる。
そしてついにイ・インジャは自分の故郷である清州を中心に反乱を起こす。
一方、民が血を流すのを見ていられないテギルは英祖を訪ねていく。民を最優先に考えるべきだと言うテギルと違い、大のためには小が犠牲になるべきだと話す英祖。
英祖はイ・インジャを止めるのに5日の時間を与えるのだが・・・・・・。
- ≪第1話≫妓楼の台所で働いているポクスンは、夫のペク・マングムが博打を打っている光景を見ていきりたつ。
そんなポクスンの姿をどこからか見守る黒い影。
ポクスンを連れ去ったイ・インジャは、賭博好きの夫の呪縛から逃れるために王の女になれと言う。
大雨の翌日の卯の刻に、粛宗が必ず散歩に行く仁顯王后の通明殿に王后の履物を置き、大きな蓮の葉を載せる、王は必ず来てポクスンに声をかけるから3秒だけ王の目を見ろ、それだけでいいと言われる。
何が何だか分からぬポクスンは、イ・インジャに言われたとおり行動に移す。
イ・インジャの言うとおり粛宗はポクスンを見初めるが、夫がいる身だと知り、ポクスンの身辺を調べさせる。
そんなある日、マングムはポクスンがイ・インジャに返そうと思っていた大金と族譜を持ち賭博場へと走る。
- ≪第23話≫テギルの作戦によって軍馬と食糧は減り、腹痛で動けない兵士が続出し、進軍が滞ったイ・インジャの部隊。
そしてイ・インジャはそれがテギルの仕業だと知る。
だがイ・インジャは間者から情報を得て、徐々に兵力を増やす計画だとテギルに諦めろと話す。
そこに集まった民の前でテギルは、王座を得るための私欲を見たそうとするイ・インジャから皆を守り家族の元に帰してみせると断言する。
その後もイ・インジャは残った兵士で進軍を続けようとするが、兵士たちは徐々に疲れていき、結局、イ・インジャは通りがかった村の蔵をあさり、民の食糧を略奪することになる。
一方、作戦どおりに反乱軍の勢力を弱めていくテギル。
テギルは約束した5日よりも早く五軍営が宮殿から出発したという知らせを聞いて、急いで安城へと向かう。
民の犠牲を止めるために英祖に直言するテギル。
その時、安城にイ・インジャの反乱軍が到着するのだが・・・・・・。
- ≪第13話≫ソリムは月香閣の行首から最悪、不幸な人生で、肌を重ねた者は死んでしまうと予言される。
そしてその人生を変えるためには2つの選択があると教える。
一つは一生1人で隠居生活を送ること、もう一つは愛する人を殺すことだと話す。
行首に言われてショックを受けるソリム。
部屋に入り込んだテギルは、部屋の中から聞こえてきた声を聞き、戸を開けて入る。
中にいたコルサの娘ヨンファはイ・インジャから指示を受け、テギルに囚われの身ではないとウソをつく。
話を聞いたテギルは、ユクキシンを倒したのは自分だと話し、自分が変わらなければ何も変わらないと告げる。
ユクキシンの次にコルサの賭博場を荒らそうとするテギル。
テギルは勢力の強いコルサを倒すために延礽君に司憲府を動かしてくれと頼む。
だがユクキシンを処断したあと、官職を剥奪され、何の権限もなくなった延礽君はテギルの頼みを聞けなくなったと話す。
そして延礽君はキム・チャンジプを訪ねていき協力を要請するのだが、キム・チャンジプは延礽君に条件を提示する。