「客主」のあらすじ
19世紀末。チョン家客主の一行は行商の旅を続けていた。ところが、狡猾な両替客主のハクチュン(キム・ハクチョル)の陰謀に巻き込まれ、一行を率いるオス(キム・スンス)は命を落としてしまう。チョン家の行商権は巨商ソクチュ(イ・ドクファ)の手に渡ってしまった。娘のソレは復讐心を抱いて妓女となり、息子のボンサムは天涯孤独の身となった。10年後。ボンサム(チャン・ヒョク)は牛商人のソンジュン(キム・ミョンス)に商売を教わり、次第に頭角を現していく。姉のソレ(パク・ウネ)は父の仇を討つため妓女となってハクチュンに近づいていた。その一方、ボンサムの幼なじみだったソゲ(ユ・オソン)はソクチュのもとで商才を発揮。朝鮮一の商人になるべく野心をたぎらせ、やがてボンサムの前に立ちはだかる。
各話あらすじ
- 第41話【完結】
【行商人の精神】
ボンサムを救うために武器を手に蜂起した行商人の仲間たちを前にボンサムは降伏するよう呼びかけ、任房の解散を宣言する。
ボンサムの強い決意をくみ取り、ボンサムが義禁府に連行されるところを涙をこらえて一緒に付き添う仲間たち。
やがて裁判が開かれ、ボンサムは絞首刑を宣告されてしまう。
ボンサムを死刑に処される原因を作ってしまったという自分の過ちにひそかに苦しむソンドル。そんなソンドルにケトンはある計画を持ちかける。