「<トキメキ♡サンデー>夜を歩く士(ソンビ)」のあらすじ

キム・ソンヨルは悲しい事件によって愛する婚約者ミョンヒを失い、自らも命を落とすがヴァンパイアとして蘇る。それから120年、ソンヨルはミョンヒとのある約束を果たすため人間の心を持ちながらヴァンパイアとして生き続けていた。チョ・ヤンソンは小説家を目指しながらも貧しい家計を助けるため男装して本を売りながら暮らしていた。ある日ソンヨルと出会ったヤンソンはソンヨルに惹かれていく。しかし、彼女はソンヨルが探していたある秘密を持った謎の人物だった。一方、身分を隠して生きる王の孫、イ・ユンは無念の死を遂げた父の恨みを果たす機会を伺いながら、祖父と権力者の間で苦悩していた。そんな彼もまた偶然ヤンソンと出会い彼女に惹かれていく。その頃クィはソンヨルを殺すためミョンヒにそっくりな外見を持つへリョンを忍び込ませる。身分を隠してソンヨルとユンに近づくへリョンは次第にユンを慕うようになるが。。。

恋が憎しみになり、友が敵になり、仇が恩人になる時4人の運命が動き出す。

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各話あらすじ

第11話

 


ソンヨルは当面ヤンソンを自宅に住まわせることにした。


昔、世孫の武芸の師匠だったペク・イノが、クィ狩りのため国王に呼び出された。


同じ頃、イノは吸血鬼ソンヨルが、親友ソ・ジョンドの娘ジンを家に置いていることを知る。


イノに連れられてウムソク谷を訪ねた世孫は、ソンヨルに対し不信感をあらわにした。



第12話

 


クィの指示により、世孫は領相の娘ヘリョンと結婚することになる。


国王は婚礼の宴でクィを討つことにし、ソンヨルも計画に加わったが、結局倒せずに終わった。


クィを滅ぼす3つの秘策のうち、“女系”がソ・ジン、すなわちヤンソンと判明し、国王側は最後の望みを懸けてジンの捜索に着手した。



第13話

 


クィを討てずに終わった王は、世孫に望みを託して死ぬ。


忠臣ハギョンも世孫を守るために自ら泥をかぶったが、クィによって吸血鬼にされてしまう。


ヤンソンはソンヨルが吸血鬼であることを知り、10歳以前の記憶も取り戻した。



第14話

 


ソンヨルを陽光から守っているのが黒い上着だと知ったクィは、ヘリョンにその上着を奪わせた。


だがヘリョンは、それをクィではなく夫のユンに渡す。


王位を継いだユンは、秘策であるヤンソンを捕らえに行く。


ソンヨルは、黒い上着のないまま命を賭してヤンソンを守ろうとするのだった。



第15話

 


クィは自らが王になるための布石として、民が国王ユンを恨むように仕向けた。


そしてソンヨルをおびき寄せるため、各村から1人ずつ少女を献上せよとの命令を下す。


自分がクィの子孫でありクィを滅ぼす秘策だと知ったヤンソンは、民とソンヨルの命を救うために進んで貢女となった。



第16話

 


ソンヨルはファヤン閣に集められた貢女らを救出するが、そこにヤンソンの姿はなかった。


自らの意志で地下宮に向かったヤンソンは、過去にクィが母系の血を吸っても死ななかったことを知る。


そしてクィも、ヤンソンこそが自分を殺すための秘策だと気づくのだった。



第17話

 


クィとの決闘で倒れ込んだソンヨルに、ヤンソンは自分の血を飲ませた。


そのとたんソンヨルは別人のように強くなりクィを圧倒したが、同時に人の心も失いかける。


クィは王を廃位して都落ちを命じ、その途上で殺害しようとした。



第18話

 


新たな王を名乗るクィは、わざと町に吸血鬼を放って自ら退治することで民の信頼を得ようとした。


廃位されたユンはソンヨルと組み、民を救うべく陰で奮闘する。


その真相を知らせるため、ヤンソンは仲間の協力を得て大量の「夜士伝 続編」を人々に配るのだった。



第19話

 


クィは中殿の公開処刑を餌に、元国王のユンをおびき寄せることに成功した。


だが民衆の前でユンを吸血しようとした瞬間、背後から中殿に刺されたため反射的に中殿を殺してしまう。


その場からユンを救ったソンヨルは、クィを地下宮ごと爆破する作戦に自らの命を投じる決意を固めた。



第20話【完結】

 


ソンヨルは民衆の蜂起に乗じて王宮に潜入したが、内部の者は皆、クィによって吸血鬼に変えられていた。


クィとの対決中にやむなくヤンソンの血を吸ったソンヨルは、人の心を忘れさせようとする邪悪な声を振り払って理性を保ち、ユンが爆破した地下宮の中でクィと共に命を落とす。


その後、ユンが復位した朝鮮には平和と繁栄が訪れた。



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